浜松町の長距離バスターミナルって、信州に行くバスも出ているのかな。
いや、信州へ行くバスは、新宿から出るほうが多いはずだ。
松ヶ根乱射事件て、あのあたりの田舎町が舞台の映画でしょ。
雪が中途半端に残る田舎町な。
そこで変な人々が起こす中途半端な事件の数々。
お、殺人事件か、と思わせるファーストシーンから始まって、ひき逃げ事件とか金塊強奪事件とか、奇妙な方へ、奇妙な方へ、話が曲がっていく。
中心にあるのは、田舎町と言う閉鎖された空間のまつわりつくような、どよーんとした空気。
そう、そのどよーんとした空気を監督は描きたかったんだろうけど、閉鎖された田舎町ってよくある話だから、あんまり新味なかったな。話も別におもしろくないし。
いやいや、あんな奇妙な人々、あまり観たことないじゃない。
いや、よく観るよ。誰とでも寝るちょっと頭の弱い少女なんて、田舎映画の超定番だ。
乱射事件と言いながら、なんとも中途半端な乱射ぶりなんて、うつうつとして、それでもこの町で生きていかなきゃならないというもの悲しい心情が出ていてよかったけどなあ。
うーん、俺は基本的にこういう映画が嫌いなのかもな。ほら、俺って、都会っ子だから。
××のダイエーで買ったシャツ着てるくせによく言うわ。
あ、それは秘密だって言ったじゃないか。
三浦友和も、田舎くさいおやじを快調に演じていて、いい味を出してたじゃない。
「台風クラブ」の先生のなれの果てみたいな役柄な。美男子が崩れた中年になって若い頃にはなかった味わいが出てくるって、たとえば柴田恭平なんかがそうだよな。
でしょ。それに、木村祐一と川越美和のカップルというのがまた、何考えてるかわからなくて奇妙な味わいだったわ。どういう人生歩んできたわけ、このカップルは?
この監督って、起承転結のつけようがない、だらだらした話が好きなのかもな。
あの感動作「リンダリンダリンダ」だって考えてみれば、相当だらだらした映画だったしね。
でも、「リンダリンダリンダ」は、演奏シーンがあったから盛り上がったが、この映画は盛り上がるところがどこもない。盛り下がるところばっかりだ。
そこがいいのよ。盛り下がる青春。
いやあ、そこがつまらなかった。
見解の相違ね。
うーん。意見が一致するまでには相当時間がかかりそうだな。
この際、長距離バスに乗って話す?
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ふたりが乗ったのは、都バス<虹01系統>
浜松町駅⇒浜松町駅前⇒海岸一丁目⇒竹芝桟橋⇒日の出桟橋⇒芝浦埠頭駅入口⇒お台場海浜公園駅⇒フジテレビ前⇒台場駅前⇒船の科学館駅前⇒日本科学未来館前⇒東京湾合同庁舎前⇒テレコムセンター駅前⇒パレットタウン前⇒フェリー埠頭入口⇒東京ビッグサイト
映画は違うんですけど、こちらの記事を拝見した時に【デジャブ】に襲われました。「むぅん?何だろう」と考えたのですが、お写真の浜松町駅。結構近くで働いている事を忘れておりました
これにこりずよろしくお願いします。
浜松町の近くで働いているとは、羽田空港までモノレールですぐでいいですね。ってあんまり関係ないかな。