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今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

Harissa(アリッサ・ハリッサ)をお手軽に。

2018年03月31日 | グルメ
アフリカ北東海岸辺りのマリブ地域で使われる調味料アリッサ(Harissa・ハリッサ【フランス語では「H」は発音しないので『アリッサ』となる】)という辛味調味料。

クスクス料理屋・タジン料理・ケバブ等に添えられる薬味みたいなものだ。

本来は生の唐辛子を蒸してからオイルでペースト状に煮溶かすのだが
生の唐辛子が無いので、パウダー唐辛子で少量作る事にする。

苦味が欲しいところだが、コリアンダーが無いので(←買うと1000%余るから)、クミンだけ手に入れ家にある材料だけで作る事にする。

辛いスパイスの粉塵が目に染みるので、換気扇はあった方が良いだろう。

瓶と蓋を煮沸して、乾かしておく

ニンニクを多め(中~小さいの5個ぐらいか)にする(芯は~抜かなくていっかな~?、在庫のニンニクの量が少ないし、少し疲れているので)

すったニンニクは皿にどかして、次に小さめの生姜を少々する

絞り汁だけ小さじ半分強入れる。

※余ったにんにく風味の生姜カスは、チャーシューやスペアリブ等、中華や台湾の漬けダレか、餃子にでも入れて食べる事にする
(カスが気になるようなら煮立てた後で濾してから使う)

チリペッパーやカイエンペッパーを大量にこれしかなかった・・・サイアクは一味唐辛子でも可)

他のスパイスも(余ったスパイスの処理に良いかも

クミンは小さじ1/2の更に半分ぐらい、クミンを余り入れ過ぎるとただのカレー味になってしまうので。。。
ニンニク5をベースに、唐辛子と3~4とクミン1の割り合いぐらいか。。。?

砂糖と塩

砂糖は少々

塩は3本指で1つまみ強(←結果後で足したので少々で良かったのかも)

それを混ぜる。

更にそれを煮沸して乾かしておいた瓶に詰め(ちょっと瓶が小さかったな)

オリーブオイルを満杯に注ぐクラリファイドバターみたいに空気に触れないように・・・つまりは保存食なんだ

皿に残ったカスを舐めてみたら過去に味わった味より塩気が少し少なかったので(ニガミはもうコリアンダーがないので仕方ない、多少オールスパイスを入れたが)、
塩を少々足して箸で混ぜた(オイルを入れる前に味見をすればよかったな)。

蓋をして

冷暗所に3日間置いてなじませておく(冷蔵庫?だと固まってしまうかな~?野菜室とか?)

洗い物を。

唐辛子粉を触ったので、更に洗面所で手をよく洗っておく。

目とかこすったら大変だから。

3日後~数日後、

クスクスや

シチュー・肉料理等に添えて。
※劇的に味を征服する感じ、これはこれで途中から味を変えるのもありっちゃぁあり

(保存料無添加なので冷蔵庫で2週間ぐらいが限度、2週間だとこの量ぐらいで良いのかも、そんなに日本人は喰わんわ・・・これぐらいからスタートじゃね?)

とりあえず肉につけて食べてみようと、Harissaには定番のラム肉に。
本当は現地みたいにクミン等スパイスをすり込んで(←薄いから揉み込んで)串焼きにしようか?と思ったが、それでは香辛料の味ばかりが主役になってしまうので、
敢えて塩胡椒だけでサッと炒めた。
もしHarissaがヤバイ時の為に右側はミントを摘んでミントソースを準備(←いつもこれだし)。

お、スゲー、ラム肉に合うぞ!!
家にある材料だけで少量作ったワリには想像を絶っする味わい

口の中でカレーが完成する味わいとでも言おうか・・・マリブ地域の人スゲーな)

で、いつのまにかミントソースの方も手が出ていた。

いつもこれだからなー
結局、最初に戻った感じ。

そして食後はミルクたっぷりのミルクティー

ミルクがミントの爽やかさを徐々にマイルドにしていくと同時にニンニクの口臭も抑えてくれる。

オマケ

豚肉(塩・胡椒)でもやってみた(本当は鶏肉で試したかったのだが無かったので)。

まあ、確かに合うが(両方共)、やはり2週間近くなると、ほぼ確実に悪くなりかけていたから捨てた。
梅雨時と夏場は特に気をつけよーーー~。



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