今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

2つ同時進行でミス連発「鰤の酢煎り」・「かぼす胡椒つくね」。

2018年06月10日 | 今日の料理
やっぱり疲れている時に新しい料理をするもんじゃないなー、
以前やった物の応用だから簡単だと思って2つ同時進行していたらイージーなミスを連発
火傷や怪我とか火事を起こさなくて良かった

鰤の酢煎り

以前、小鯛やタラで酢煎りをしたりタイのバーヌンシーユーを舌ビラメでアレンジし似たような物を作ったから、
江戸時代、鰤も酢煎りをしていたんだ?と驚きがあったので、試してみた。

先ず、白髪ネギを先に作ってピンとさせておく。

鰤に塩を少々して5分

5分断ったら酒を大さじ1かけて

蒸し器で7分蒸す。

この酢煎りのレシピは最初から出汁をかけて蒸すタイプの酢煎りなので(後藤流ではない方のレシピなのかも?「かも?」だから解らんけれど、ただ下記を見比べていけば解るが結構違う)、
ダシが無かったから、ぬるま湯40mlに和風出汁の素を溶く。

出汁と、
砂糖1/2
酒大1/2
醤油小2
酢50ml
を混ぜ合わせておく。=「吸い酢」というらしい

7分経ったら、1度鰤の蒸し汁を捨てて(←このレシピだと捨てるのか)

再度蒸し器に置き、

吸い酢を大さじ2かける。

更に3分蒸す。吸い酢は温めておく

※写真が撮れていなかったが、温めた吸い酢をかけて白髪ネギと「おろし生姜」を乗せて完成(カイワレがあれば直良い)
おろし生姜を忘れた!!・・・もうボロボロ・・・涙

白身魚と違って脂はあるが結構クセが前面に出ているので(だから、おろし生姜が必要なんだな・・・)、白髪ネギと一緒に食べると良いだろう!!

(生姜も忘れたし)美味しいんだけれど、いつか再挑戦だな。。。

ツクネを柚子胡椒でサンドイッチに・・・

スーパーで、鳥のツクネの柚子胡椒味なるものがあって、自分は何で先にこれに気付かなかったのだろう?って少し悔しかった過去があって、学んで悔しいと感じたから直ぐ実行に移してみた。

ハンバーグと同じ様に・・・

ってここで、間違って生のタマネギを入れてしまった!!普段は1回炒めて軟らかくしてて冷ましてから入れる派なのに)・・・シマッタ、煮込みハンバーグとかならタマネギにも火が入るが・・・どうしよう・・・?
新タマネギだから火は入り易いけれど・・・
困ったな、ただ焼いただけではガリガリするだけだし今更1個づつ取り出せないし・・・


まあいい、サイアク、和風煮込みチキンハンバーグに変更という事で、作業を続けながら考えよう・・・酢煎りも同時進行だから、アタマが回らん。

柚子胡椒が無くて、大分物産館でなんじゃこれは?と手に入れた「かぼす胡椒」があったので、これで代用

・普通に作って完成してから塗る用が中くらいの2個

・挽き肉自体に混ぜるつくねを大きめに1個

の計3個(2種)で実験だ。

さあ、加熱方法をどうする?



そうだ、焼き鳥のつくねみたいに、先に1度、蒸すか揚げるかしてみよう

多少、低温でジックリ加熱(火を切っていた時もあった、コンフィとかアヒージョ的なイメージか)。


その後、油を敷かないフライパン(←ジックリ油の中で揚げたから自然と油が染み出てきて敷く油の代りになる)で、蓋をしてスチームオーブン的に弱火で焼いて中までよ~く火を通す。


おっし、出来た、
①1個は柚子胡椒ではなくかぼす胡椒を塗って・・・
②1個はカボス胡椒を練り込んであるからそのままで・・・
③1個はとりあえず何も塗らないでもしもの時の為に(後日冷めてから食べる時の印象の違いと差を観る用)・・・。


※因みに生のタマネギは2回加熱したおかげで軟らかくなっている(よくまあ修正出来たな・・・)。

①の塗ったツクネは②に比べ、かなりアタック感が強い、荒々しいというか。。。う~ん・・・

②の練り込んだ方は、うん練り込むと、凄く上品な風味になる。

これらをそれぞれパンに挟んでみる。

今度は①の塗った方は凄くバランスが良い。
でも、
②の練り込んだ方は何か物足りない。

パンに挟むと評価やイメージが真逆で、
これだけの差があるんだな~。

 
 翌日、冷めたツクネにカボス胡椒を塗って挟んで食べても美味しかったので、調子こいてマヨを足してみたら

不味いのなんのって

やはり味付けは1つだな2種類にするならキチンと最初から味の構成をしていかないと)、カボス胡椒だけにすればよかった。。。

急ぎ足で作って途中(というか最初のタマネギから)失敗もしてしまったが、
何かのヒントにはなったかもしれない

もう疲れている時に、2つ以上同時進行で作業をする事は2度とゴメンだ。

補足

後日、最初の鰤の酢煎りをキチンと作ってみた。

タレの味を覚えておくと少ない量でも作れるかもな・・・

生姜をすりおろす、前回、これも忘れてしまったんだよな。

塩と酒で1回蒸したら吸い酢を大さじ2かけて再度蒸す。

余った吸い酢を温めて(温め過ぎない、酢の角を軽く取ってまあるくする程度、酸味が飛ばないように!!)、

これを適量かけて・・・

今回はキチンと、おろし生姜付きの

味も良い感じ(正直、生姜はあってもなくても・・・あれば嬉しいけれど、無くてもそれはそれでそれなりに・・・白髪ネギが凄く良い)。

でも2度目(正確には後藤流も作ったから3度目)なのに、所々、思考停止で戸惑った。
他の和食ではこういうことはないなに・・・
なんでだろう?
なんか、前の小鯛やタラの「酢煎り」の所でも由来を書いたが(←オレンジはリンククリック)大陸的なレシピの手順というかPOINTなんだよな・・・
そこが純粋な日本の和食とPOINTが何かが違うんだ
(自分のリズムが崩れるというか・・・)
あと調べたレシピや本もこれは解りヅラクて、お菓子的というか自分には合わないレシピ本ってあるんだなって。
本の責任とかそういう理由とかじゃなく・・・
こういうものがあるとは・・・




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