アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

番外  アチャコの京都日誌   断食道場 体験

2017-07-09 10:08:50 | 日記

 

番外編

断食道場に参加。

伊豆高原まで出かけて来た。一泊二日の短期体験だ。

昼食を抜いたうえで昼過ぎ到着。おしゃれなエントランス。まさに飽食と断食の境目。結界だ。

 テラスで読書など

 

到着後、簡単な問診を受ける。あらかじめアンケートに答えてあることに基づき質疑応答。

職業の事やストレスの現状や普段の生活実態を聞かれる。その後、自立神経の検査だとかで、電流を体に流して部位部位の状態を見てもらう。

「特にストレスは無さそうですね。」(ええっ?そうかなあ。いまだ半分サラリーマン時代のストレスの残滓のようなものを感じているけど。)

体重と体脂肪率を測定し、からだ年齢が、65歳と出た。

(いつも飲み屋のママさんから、若いって言われますけど)って言おうとしてやめた。

そりゃお世辞ですよと、言われるのが分かっていたから。実年齢63歳だからまあええか。

 

驚きはこの後、

次から次とどんどん入所者が入って来る。見事に妙齢の女性ばかりだ。

ジャージ・スパッツ姿の女性陣が大勢部屋を占める。

なんとなく淫靡な香りを感じるのは私だけだろう。

しかし、面接の先生、そんなことにお構いなく、からだ年齢・体重・体脂肪・ストレス状態を読み上げる。


(いいのかなあ個人情報)会社の健康診断の女子部屋に侵入した気分だ。

その後、同じ部屋で、背中にチュウリップを伏せたようなものを付けて毒素を取り去るという治療を受ける。

うつ伏せの状態で、「失礼します。」と、シャツを首までたくし上げズボンをお尻の半分見えるまでずりおろす。

背中いっぱいに器具を設置する。その後15分ほどじっと耐える。

終了後、係の先生、私が身づくろいするのも構わず、「次の方どうぞ。」

同じように、背中丸出し、お尻ぎりぎり・・・。どう見ても30歳までの妙齢のお嬢さん。なんかためらいを見せつつも仕方なく従っている。

眼のやり場に困るが、ここで凝視するのは男の沽券にかかわる。じっと足元だけ見つめる。

視界の片隅に、ほんの片隅に、ブラジャーの肩紐だけ確認した。真っ白な。

マッサージも受けて、壮快な気分でわき目も振らず部屋を出て、岩盤浴へ。

 

夕方は、ヨガ教室だ。困難は続く。

開口一番、先生が「ヨガは柔らかさの競争ではありませんから、あくまでも自分のペースで楽しみましょう。」からだが極端に硬い私には、ありがたい訓示だ。

出だしは、硬いのも目立たず無難に始まる。周りの妙齢の女性たちのなぜかサイズの合わないぴちぴちのTシャツを横目に見ながら気持ちよく柔軟体操。

試練はいきなりやって来た。座って片足をのばしもう片方を外側に膝を曲げてたたみ、伸ばした方の足先の指をつかんで深く曲げる。

自分では前に曲げているつもりだが、ふと周囲を見ると全員、太ももに胸がくっついている。自分だけ何もしていないように見えている。

しかも曲げようと頑張ると、「ううっ!」と異様なうなり声を出してしまい周辺からの冷たい視線を受ける事になる。

次は、曲げた足をそのままにあおむけに寝てしまうのだ。これは無理。アキレス腱のみならずあらゆる筋肉が切れる。

しかしこれも周辺は、見事に寝ている。片方の足を臀部の下に畳み込んで安らかに寝転んでいる。悔しいがこれがヨガだ。

私は、戦場で「伏せっ!」の命令に従えず敵の標的になったようにその場に、一人上体を立てたまま時間の経過を待った。

しかし一方で、若い女性のめくれ上がったTシャツの真っ白なおへそ周辺をちゃっかり眺めていた。若くない女性は見ないように・・・・。

当日の夕食 右の器は 豆腐と麩だけ

 

これは、残念ながら前に座っていた方の物で 1週間の断食明けの回復食

見ていると涎が出た  なんと偶然、奈良から来たお兄さんでした

暇なので 風呂三昧

 

翌日の朝食

自然の素材ばかり 味はない

感想・・・・「飢え」より「渇き」に襲われる。お茶や水は制限されないが、異常にのどが渇く。よく映画とかで飢えた人が、食事より水を先に要求するのが、よく理解できる。たった一日だったので体重は変化ないが、毎週一日、プチ断食ならばやってみようかな。

それにしてもどう見ても痩せる必要のない女性たちが、これほど押し掛けるのか?みんないいスタイルでしたよ!!

何 見てるのや(馬鹿者・えろじじい)失礼いたしました。