アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

85 アチャコの京都日誌   東京の思い出 ③ 昨日は②だった。

2017-06-30 08:26:21 | 日記

85 アチャコの京都日誌

 

 東京生活の最終日を迎える。

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昨夜の送別会では、「東京は嫌いだ。」といったら顰蹙をかってしまった。

しかし私は、エントロピーの法則では人間の本能から、人間同士一定の距離感がなければいけないと思っている。

その点で、東京は人と人の距離感が近すぎて、ストレスが半端ない。目つきの異常な人間が多いのもうなずける。

一方、四国や田舎に行くと人は人間らしい表情をしている。大阪は、コミュニケーションで克服している。

なにせ、落ちの無い話はしないのだ。とにかく大阪では、地下鉄内でのオバハンの会話で十分笑える。

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通勤地獄もすごい。2時間以上でも通勤圏内と言われるが、大阪ではありえない。一日1時間~2時間無駄にすれば生涯で数年の無駄だ。

人間関係と体力面でのハンディーを、近代的なインフラでカバーしているが、雨が降っても地震があってもすぐライフラインが混乱する。

決して便利な街ではない。隣近所が付き合わないので、孤独死も多い。

東京でお世話になった方々には感謝の気持ちでいっぱいだが、東京は嫌いだ。

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東京のうどん出汁は、辛い。大阪は、色は付けずに良い味を出す。

東京のエスカレーターは右をあける。大阪は左をあける。名古屋はどちらもある。

東京は人が多い。大阪は、おばちゃんが多い。

東京には、カレーにらっきょうを付ける。大阪は福神漬けだ。(因みにソースをかける。)

東京落語は、泣かせる。大阪は(上方落語)爆笑を狙う。

東京はハングレ。大阪はヤンキー。

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東京は和子は、かにアクセント。大阪は和子は、こにアクセント。

東京にお城はない。大阪には大阪城がある。(でも家康が再建した。)

東京は高い買い物を自慢する。大阪は安く買った事を自慢する。

東京の母は、ホームステイを勧める。大阪のおかんは、ホームレスとの違いが分からない。

東京は盛そばが基本。大阪はきつねうどんが基本。(因みに天かす・揚げ玉は無料)

東京は権威主義のジャイアンツ。大阪は反骨のタイガース。7連敗中。

東京はスカイツリー。大阪はいまだに通天閣。

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東京は江戸開闢以来500年。大阪は大和朝廷2000年以上の歴史だ。

東京は小池百合子。大阪は上沼恵美子。

東京は片岡鶴太郎。大阪はジミー大西。(天才画家)

大阪は歩くのが早い。

大阪は暑い。

大阪は安い。

大阪はひったくりが多い。

大阪は右翼が多い。

大阪はやくざがまだ多い。

 

???? 大阪は好き??

さようなら東京。大好き東京。

 

 


84アチャコの京都日誌  東京の思い出③

2017-06-29 08:25:42 | 日記

アチャコの京都日誌

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しばらく京都案内が途絶えている。理由は長い単身赴任生活に終止符を打つべく、身辺整理を行っている。

挨拶周りや送別会の合間に単身マンションで「断捨離」を実行している。

「単身生活イラス...」の画像検索結果

因みに、単身生活を総括する。

①神戸支店(金帰月来)金曜日夜は自宅に戻り、月曜早朝に神戸へ行く。平日単身だ。2年

②本社勤務(東京独身寮)多くのベテラン社員が独身寮のワンフロァーに暮らしていた。現在は、若者たちの苦情により許可されない。2年

③堺支店(金帰月来)2年

④本社勤務(再び独身寮)総務関係から営業推進へと激務の時代4年

⑤高松支店(初の地方赴任)優雅な地方暮らし、ゴルフに目覚める。2年

⑥本社勤務(単身マンション)独身寮認められず、出張も多く浪費の時代。4年

⑦名古屋支店(単身マンション)金帰月来 特異な地方都市。2年

⑧本社勤務(単身マンション)さらに過酷な浪費生活4年

通算、20年間。サラリーマン人生の半分は単身だった。

若いころは、金銭的にかなりきつく子供も多感な時期は仕事のプレッシャーと合わせてきつい時代が続く。

最後5年ほどは、子供達も独立し金銭的にも余裕が出来たが、健康面の不安が出てくる。

アキレス腱事件以前に入院したこともあるが、やはりこの年では突然死などの恐怖感があった。

仲間には、鍵を預けて無断で出社しない時は訪ねてもらう様に頼んでいた。

 

それにしても単身は無駄が多い。すべての荷物が不要だ。自宅に不自由なく生活している訳で、単身先の物で必要とされるものはない。

結果、写真のようなわずかな段ボールになった。

ベッド・ソファー・テーブル・照明機器など、相当金目の物を捨てる事に、

しかも東京は捨てるだけで金がかかる。1万円以上捨て銭?が必要となった。

因みに、テレビは「豊田議員」籠池のオバハンを越える一物が出て来た。

これはもはや放送禁止用語だ。

写真下は、寝室。抱き枕がわびしい。

 


83  アチャコの京都日誌 再びの京都  東京の思い出

2017-06-26 08:28:29 | 日記

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83 大人飲み (東京)

 通算15年以上の東京単身生活で、飲み会でない日の一人飲みの店をその都度開拓して来た。以前は、定食屋・寿司屋やファミレスを渡り歩いたが、

「何人様ですか?」「一人です。」「ん?おひとり様ご案内・・・。」このやり取りに嫌気をさしてやめた。

 大人飲みの条件は、以前書いた。①カウンターがある②看板女将がいる(美人ならなお良い)③料理が家庭的だ④酒が旨い(日本酒の種類など)⑤安い⑥静か など。

 

東京湯島のマンションでは、一人飲みはすべてここで過ごした。かつ進の経営なのでとんかつは絶品だが、中年のおやじには、それ以外の料理もうれしい。

 

菜肴ますだ -

大人飲みは「注文」しない。「何かおいしいものある?」これが言えるのが、大人飲み。

板さんの自慢の突き出し、新鮮な刺身、フライの王者アジフライ、・・・・。

菜肴ますだ - 自家製 〆さば、アジのたたき

写真はアジの刺身

菜肴ますだ - 厚焼き玉子菜肴ますだ - ふろふき大根菜肴ますだ -

左から、だし巻き卵、ふろふきだいこん、カキフライ

 

どれも期待を裏切らない。

そして楽しみは、ますだ三姉妹だ。主に二女・三女が出てくるが、美人看板娘(元娘・現在美魔女)アンミカ風の三女が、出産を済ませて元気いっぱいで復帰。

この人は単なる美魔女ではない、すべての日本酒の飲み心地を詳しく知る逸材。種類の多さにも関わらず、その日の気分を伝えればそれに合った酒を出してくれる。

「今日はあっさりと一杯だけ。」とか、「がっつり飲みたい。」とか言えば選んで出してくれる。結局いつも一杯では済まないが・・・。

 

 

そして究極の〆の食べ物がこれだ。

 

カレーライスだ。本格的家庭味のカレーだ。

子供のころ、近所の金持ちのボンボンのお誕生会に呼ばれた時、バースデーケーキや見たことの無いお菓子がいっぱい出て来た。そして夜になり満を持して出て来た上品な和服のお母さんが作った「カレー」こんなおいしいカレーがあったのか?

そんな味だ。

貧乏時代の究極の御馳走。それを味わって気分よく帰る。お若い人は「カツカレー」で召し上がれ!!

 

 

 


82 アチャコの京都日誌 再びの京都 池殿 

2017-06-24 16:10:18 | 日記

 

82 アチャコの京都日誌 再びの京都  池殿

 

 積翠園 ホテル開業前 後ろは阿弥陀が峯


 ありがたい事に、大学時代の後輩たちの誕生会にお邪魔したら、逆に退職祝いをして頂いた。場所はセレブ限定の、フォーシーズンズホテルのイタリアン。

昨年10月のオープンで、一度行って見たかったが思わぬ事で訪ねて来た。

退職祝いに頂いた「盆栽」老人にふさわしい?

 行って見たかった理由は、その場所が、平家物語ゆかりの「六波羅」の歴史を伝える貴重な場所だからだ。レストランから眺める「積翠園」がそうだ。

六波羅は、今の松原通を北限、六条通りを南限にした鴨川の東岸あたりだった。北半分を泉殿、南半分を池殿と呼んだ。泉殿は清盛の拠点があったことから嫡子の重盛が継いだ、六波羅蜜寺あたりかと思われる。池殿は清盛の継母池禅尼の子、平頼盛の館があった場所だ。私の記憶では、この積翠園がその池殿の「池」に当たるのではないかと思う。(諸説ある)

南に妙法院、智積院。東に京都女子大、豊国廟など歴史遺産に囲まれている一体だ。そこに突然外資系の一流ホテルがマンション一体で出現した。外資系の高級感に加えて京都らしい池泉回遊式庭園をしつらえて、池の向こうには茶室風のラウンジが用意されている。落ち着いた空間を提供してくれている。

 清盛の時代、頂点を迎えた平家は、もしその嫡子重盛が長く生きていればむざむざと源氏に滅ぼされることがなかったと言われている。しかし、滅ぼした側の源氏の棟梁である頼朝の命は、平治の乱の後、池殿の母親池禅尼が救ったのだった。息子家盛(頼盛の同腹兄)にそっくりだったからと伝わる。その結果、平家の滅亡を招いた。

切ない話だが、救いは、頼朝はその頼盛を源氏の世にも保護し、結果その子孫まで血脈を繋いでいるのだ。

 

 おいしい高級料理をいただきながら、歴史の微妙なあやを考えた。

京都にはそこかしこに歴史があるのだ。

 

 

 

 

 

バースデイケイキと退職祝い