アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

1061回 俺にも言わせろ! 52 「死に物狂いで」 と、「死ぬ気で」

2023-10-31 12:52:15 | 日記

52 「死に物狂いで」 と、「死ぬ気で」

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どちらも命を懸けて事を行う場合に使う。死に物狂いで仕事をする。死ぬ気で仕事をする。いずれも一生懸命に仕事をするのであり、決して死なない。昨今は、このような過酷な中で仕事をさせることは無く。下手をすれば社員のメンタルに支障をしたすのが関の山である。従って、いずれの言い方も非常に軽いものとなっている。

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今や命を懸けるような職業はない。ボクシングのタイトル戦でも1度のダウンでも試合を止める事が多い。昔のような壮絶な乱打戦は期待できない。ダメージを与えるよりも正確に拳を当てる技術が求められる。決して命を懸けているのではない。プロレスでさえも流血試合は昔の話だ。フレッドプラッシーやザ・シークなどは今なら犯罪者だ。

このように必死で働くことに大きな価値を見出せない現代社会では、働くことに修飾語は付けられない。働くと言う「作業」に従事しているだけかも知れない。自ら考え、自ら行動するエリートは極少数の社員だけだ。その他普通の社員は、死にもの狂いで働いて出世しても得るものは無い。

従って、部下が「死ぬ気」でやりますと言えば、胡散臭いと思うべきである。

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因みに、小生。「死ぬ気」は「死にもの狂い」よりも軽いと思料する。一番軽いのは、「自らの首をかけて、」であろう。元々辞めようとしている社員が使う手だ。


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