アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

849  俺にも言わせろ!

2021-06-28 17:46:22 | 日記

緊急事態宣言解除以降、着実?に再拡大の傾向が見える。しかし、報道は微妙に以前との違いをコメントしだした。65歳以上の高齢者の重症化リスクが徐々に減少している。まだ楽観できないものの、病床の空き具合を重視して来た。

感染者数のみならず、重症病床の状況も合わせてしっかり報道してもらいたい。また、五輪についても陸上競技に見られるように出場権争いにはドラマがあり盛りがる。これが五輪本番には、一定の盛り上がりは避けられない。感動と勇気を貰おうとスポーツ観戦にかじり付く国民の姿が見えるようだ。

一方、飲食についての議論は相変わらず喧しい。集団による飲み会には感染リスクはある。しかし、ワクチンを接種しても多くの良識ある吾人は、以前のような狭い居酒屋で大声出すような飲み方は戻らないと思う。気心の知れた限られた友人と、個々人で静かに杯を傾けることになるだろう。

旅行も集団による社内旅行や仲間内の団体旅行などは無くなり、家族・夫婦に限られた「旅」中心になるし、一人旅もトレンドになるだろう。熟年の男の一人旅など、ロマンあふれるトレンドになるだろう。旅先で、こちらも一人旅の妙齢の女性と関りが出来るかも知れない。

しかし、小池東京都知事の休養はどうしたものか。鉄の女には似合わなが、体調はいかんともしがたい。ただ、復帰後どのような行動に出るか、都議会選挙の結果は必ずしも小池氏に有利な結果にならないことが分かっている。また、右傾の雑誌からは相当バッシングが始まってもいる。敗北を認めない、反撃の策を練っているのだろう。

余談だが、暇な日々のある日、小学校の同窓生から電話(固定)があった。さして付き合いのある相手ではないのに、担任の先生の事やクラスの話をし始めたので、たまりかねてなんの用?って聞いたら、選挙のお願いだと言う。直感で〇〇党?だと思い、〇〇学会?と訪ねたら、そうだと言う。

ならばと、先日の中国でのジェノサイド批判決議に〇〇党の反対理由を尋ねたらその事自体ご存知ないようだ。〇〇委員長の発言についても疑問を尋ねても政治的な常識すら理解していない、〇〇会員の方にはこの手の方が多く。宗教的信心と政治的な理念との区別がついていない。

信心は完全に自由が保証されているが、人道的見地に立てば政治は完全に自由とは言えない。ましてそのような議論の出来ない手合は選挙運動してはならない。〇〇代表は良い人だから、と言うのは、北〇〇の金〇〇を崇拝するのに似ていて怖い。

〇〇は良い人だが政策については是々非々で見なければならない。〇〇党の政教分離原則は、〇〇学会以外から党首を出してこそ客観的だ。社外取締役が義務化する今日、政党の客観性も求められる。公明正大な政治を強く望む。公明正大は党名ではない。念のため。


俺にも言わせろ!

2021-06-20 08:09:51 | 日記

コロナ禍の最中、一層中国の覇権国家への動きが強まったと見られる。左翼系マスコミを中心に、コロナの恐怖をあおり経済を疲弊させ、国民のメンタルを危機に陥れた。中国武漢で発生したウイルスであることをすっかり忘れたかのようにインド型・イギリス型と新種を喧伝する。

問題なのは、朝日新聞など左翼系メディアには亡国の認識がない事だ、社会正義と販売部数の事しか関心がない。しかし、一部(しかし無視できない程多い人たち)の連中には中国にたっぷり甘い汁を吸わされて、手先となり果てた者がいることは間違いない。世界各国には首相クラスの政治家にたっぷり毒の含んだ甘い汁を吸わせている。ちょっとでも中国に批判的な態度を取れば最後、徹底的に報復手段に及ぶ。経済力を通じて小国に貿易という武器をもって切っても切れない関係を結び、金を融通している。

やくざのやり方そのものだ。金(経済)と女(甘い汁)をあてがわれ抜き差しならぬ関係性を構築する。悲しいかな、その毒に侵された国は多く、日本もその延長線上にある。

太平洋戦争が「防共」の闘いだったとするならば、今度こそ負けてはならない。共産主義(全体主義)の実現の為には、大量虐殺も辞さず、批判すれば内政干渉だと言い張る。太平洋戦争での死者は、その後のソ連のシベリヤでの虐殺、中国の多民族虐殺、文化大革命での殺害、北朝鮮・カンボジア始め共産主義を標榜する国家での大量虐殺に比べるレベルではない。

資本主義社会で貧民問題や自殺問題に比しても、共産主義国家の意図する殺人に及ばない。

今こそ、国民は立ち上がり、メディアを規制し国家国民の利益を損なう勢力に対峙しないと、日本は中国の一つの自治体にされてしまう。

10年待てない。香港のように資本家金持ち、知識人は大量に国外移住し、日本の国土には自ら判断できない貧民や無力な国民だけ残る。

その時なって、中国に毒された連中が、自分のやったことの「愚」に気づく。


848 あちゃこの京都日誌    役に立つ皇位継承についての研究 

2021-06-07 10:49:02 | 日記

126代今上陛下までの皇位継承の130例(南北朝の北朝含む)をすべてトレースして見た。

親子 孫へ 兄姉へ 弟へ 従兄弟へ 甥へ 別系統から 其の他 合計
67 3 4 24 4 8 14 6 130
51.54% 2.31% 3.08% 18.46% 3.08% 6.15% 10.77% 4.62%

 100%

その結果、親から子への継承が一番多いのは当然だが、67例で半分ほどに過ぎないことが分かった。これを第1子かそれ以外かを見れば色々な事情が見えてきそうだが、しかし正規なお后からの子以外は記録に不明なものが多く詳細な調査は断念した。次は、兄弟間の継承例が26例で次に多い。兄から弟が24例を占めるが、4件が兄へ継承している。古代の24代仁賢天皇は弟の顕宗天皇から、33代推古天皇(本邦初の女性天皇)と117代後桜町天皇(現在最後の女性天皇)は弟の崇峻天皇(殺害)、桃園天皇の早世により急遽次代へのつなぎの登極であった。71代後三条天皇は本編で詳しく書く。あとは、従兄弟・甥・孫など血統の近いものへの継承が続く。意外に孫への相続は少なく、古代の欽明天皇(推古の孫)、文武天皇(持統の孫)はいずれも夫が天皇の女性天皇の直系孫。この2例は複雑な事情が絡む。一方、戦国時代の陽成天皇は正親町天皇の孫で皇太子であった父が即位以前に亡くなった為で特に争いはなかった。時代は争って天皇の地位を奪い合うものではなくなっていた。そして以上の範疇に入らない、別系統からの即位が14例ある。26代の継体天皇は5世さかのぼり応神天皇の子孫と言うがかなり怪しい。あとは南北朝時代に見られるように二つの血統が争う場合にあたる。従って男系男子であることは間違いない。それ以外は、重祚と言う同じ天皇が2度即位したのが2例、皇極天皇はお后、元明天皇は文武天皇の母である。いずれも古代における例だ。因みに、江戸時代末期、光格天皇が別系統から即位して以降は、今上陛下までの7代は親子の継承と言うまっとうな即位を続けている。

今上天皇 - Wikipedia光格天皇 200年前、最後に生前退位した英主について - うつつなき太守 ...左 今上陛下

右 光格天皇

 このように様々な皇位継承の形を踏みながら現在まで男系男子をつなぐ中で、半分以上は親子以外の継承で繋いで来た。そこには、権力という魅力あふれる最高の地位を争う天皇の地位を奪い合う結果の複雑な皇位継承から、後継者のいない皇室断絶の危機を知恵と権威で守って来た先人の苦労もうかがえる。現代では、直系の親子(しかも長男)以外の継承や女性天皇については慎重に検討する必要がある。その為にはまず先人の苦労の結果を正しく知ることが重要だ。