アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

1063回 俺にも言わせろ!  特番 阪神 日本1

2023-11-06 09:41:46 | 日記

52 阪神 と オリックス

阪神、38年ぶり日本シリーズ制覇…オリックスに4勝3敗 : 読売新聞

大阪タイガースをルーツとする伝統球団の阪神と、近鉄、阪急の流れではあるものの新興球団のオリックスとの大阪ダービーは球史に残る名勝負となった。近鉄も阪急も日本一は意外に少ない。近鉄・阪急はいずれも監督をした闘将西本でも巨人の9連覇の時期と重なり近鉄では遂に日本一はない。(スクイズの失敗に泣いたこともあった。)阪急も上田監督時代のV9直後の3回だけだ。また、オリックスは大震災の年の「がんばれ神戸(イチロー擁する優勝)」日本1以来の昨年の日本1だった。

阪神、日本一の陰に「岡田の1分」 観客もだまされた一瞬の好 ...

阪神に至っては、報道の通り日本一はこれが僅か2回目だ。宿敵巨人に比べて、苦難の歴史なのは言うまでもない。戦後の関西の地盤低下と重なる我々大阪人の精神構造はここに基づく。東京嫌い、巨人嫌い、読売新聞大嫌いだ。

阪神優勝決定の瞬間、甲子園球場にテープが舞った(1962年10月3 ...

しかし、今回のシリーズの驚くべきことはマナーの良さである。昔は、ファンとともに胴上げしたものだ。1973年のV9最終戦では、王や長嶋に阪神ファンが暴徒と化し暴行したこともあった。今回、優勝の瞬間もグラウンドに飛び降りる観客もいないし、両チームのファンがお互いにエールを送り合っていた。感動したのは、負けたオリックスの監督はじめ選手が阪神ファンに拍手を送り、ファンも拍手で返していた。大山にデッドボールを投げた宮城が何度も何度も頭を下げ、1塁選手までもが大山に詫びていた。

道頓堀に飛び込むのは阪神ファンではない。単なる馬鹿だ。基本的に日本のマナーが格段に進歩したのだ。小生、CS3戦目を甲子園で観戦したが、以前のような聞くに堪えないヤジはもはや皆無であった。

このように阪神の日本1で改めて日本の民度の高さが証明されて、大阪人の1員として誇らしく思った。今までの持論を改めて申し上げる。①この機会に天皇に京都御所に戻って(還幸)して頂く。 ②日本国国歌の「君が代」に加えて第2国歌を「六甲おろし」とする。改めておめでとうございました。


1062回 俺にも言わせろ! 53 懲役と禁固

2023-11-01 09:16:28 | 日記

53 懲役と禁固

日本の刑罰は、剥奪される法益の種類により、生命刑、自由刑 ...

多くの人は知っている通り、犯罪への刑罰の形態である。懲役3年、禁固8年などと裁判で言い渡される。当然、最大刑は死刑である。懲役には執行猶予と言う軽減制度があり実際に壁の中に入らないこともある。実際に刑務所に入ることを「実刑」と言う。

さらに罰金刑というのがある。主に、道路交通法違反などの行政罰に適用される。これは裁判なしに反則切符を切られて罰せられる。前科にはならない。

禁固刑、懲役刑はどちらが重い?違いと刑務所での生活について ...

さて、懲役は、刑期の間は軽作業に従事することになる。禁固は牢獄にいるだけである。当然、禁固刑の方が重い。ただ、実際は禁固刑の罪人にも希望があれば作業に従事させている。やはり人間、何もしない、何もしてはならないことが最高の罰則なのだ。

確かに、会社でもキツイ仕事につかせるよりも閑職に追いやり何もさせない方がハラスメントになるようだ。

「愛情」の反対語は、「無視」である。


1061回 俺にも言わせろ! 52 「死に物狂いで」 と、「死ぬ気で」

2023-10-31 12:52:15 | 日記

52 「死に物狂いで」 と、「死ぬ気で」

死ぬ気でやれよ 死なねぇから Tシャツ(オレンジ/通常印刷)を購入 ...

どちらも命を懸けて事を行う場合に使う。死に物狂いで仕事をする。死ぬ気で仕事をする。いずれも一生懸命に仕事をするのであり、決して死なない。昨今は、このような過酷な中で仕事をさせることは無く。下手をすれば社員のメンタルに支障をしたすのが関の山である。従って、いずれの言い方も非常に軽いものとなっている。

ボクシング転向5戦目で王座獲得! 武居由樹、元K-1世界王者の ...

 

今や命を懸けるような職業はない。ボクシングのタイトル戦でも1度のダウンでも試合を止める事が多い。昔のような壮絶な乱打戦は期待できない。ダメージを与えるよりも正確に拳を当てる技術が求められる。決して命を懸けているのではない。プロレスでさえも流血試合は昔の話だ。フレッドプラッシーやザ・シークなどは今なら犯罪者だ。

このように必死で働くことに大きな価値を見出せない現代社会では、働くことに修飾語は付けられない。働くと言う「作業」に従事しているだけかも知れない。自ら考え、自ら行動するエリートは極少数の社員だけだ。その他普通の社員は、死にもの狂いで働いて出世しても得るものは無い。

従って、部下が「死ぬ気」でやりますと言えば、胡散臭いと思うべきである。

退職理由と伝えるタイミング|上司へ退職願を提出する前に知って ...

因みに、小生。「死ぬ気」は「死にもの狂い」よりも軽いと思料する。一番軽いのは、「自らの首をかけて、」であろう。元々辞めようとしている社員が使う手だ。


1060回 俺にも言わせろ!  51  関西ダービー

2023-10-28 09:29:33 | 日記

51 関西ダービー

遂に、遂に関西球団による日本シリーズが開幕する。

59年ぶり「関西ダービー」開幕へ ファンは準備万端 日本一早い ...

筆者は、CSで、「阪神がこけて関西ダービー実現せず?」と、恐れていた。それほど現実味がなく今でも実感がない。

明治維新に京都から東京へ「遷都」し、以来、関西は地位の低下に苦しんできた。前回の大阪万博で一瞬、関西復権がなったが、その時代の阪神VS南海の御堂筋決戦以来、59年ぶりの関西ダービーだ。今、2年後の関西万博は盛り上がりに欠けるが、本日からのシリーズには期待したい。

日本S関西ダービー【徹底比較・先発編】“超格差対決”年俸差約 ...

東京では白けていると聞くが、いやいや関西出身の人の多い事は間違いない。また、人生の機微の分かる人は阪神を応援し、権力や地位に連綿とする人間は巨人を応援する。不屈の関西魂はここに花開き、人類の王道を示す時が来た。金や権力の為に生きるのではなく、正義の為に戦うのである。企業もスポーツも勝利や利益のみに走るのではない。パナソニックもシャープも矜持を持っていたからこそ現存している。権力や国策と結びついた東芝は今は無い。

いよいよ就活解禁]3/2、関西の優良企業が京都に集結!あさがく ...

阪神、「大坂タイガース」は、子供に夢を与え大人に勇気をくれる。勝ち負けではない。人の矜持を示してくれるのだ。オリックスも良い球団である。7試合すべて見せてほしい、そして4勝3負で決着して御堂筋パレードだ。

そして、京都に天皇に還幸願い、京(みやこ)を京都に戻す。東京は、東の京都として政治の中心とする。

日本国準国家は、もちろん「六甲おろし」である。

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1059回 俺にも言わせろ! ㊿ 叱咤 と 激励  「ゆるブラック企業」考

2023-10-27 09:09:52 | 日記

㊿ 叱咤 と 激励

これは、大きな声で叱る「叱咤」と、強く励ます「激励」を合わせて4文字熟語にしたものだ。しかし今や、いずれも死語となりつつある。大きな声で叱るのは、大きな声も叱る行為もいずれもアウトだ。「叱る」は言い方によってはOKだが、繰り返し何度も行うとNGである。では、どうするか?部下は「褒めて」使うしかない。朝、出社した部下には、今日も来てくれてありがとうの感謝の意を込めて、「おはよう、いつも時間通り出社は偉いね。」などと言う。勿論、挨拶は上司から行うのであり、「挨拶がないぞ。」と、叱るのは最悪である。褒めるだけで部下は働くのか?の、疑問は今や愚問である。叱って辞められるよりは合理的である。

いまや「叱咤激励」はNGワード!?正しい意味とビジネスシーンで ...

「激励」も再考の必要がある。必ずやれ、絶対やれなどの表現はNGである。頑張れ、も、メンタルの弱い社員には微妙だ。何をどうするかを具体的に教え諭す以外に方法はない。出来ないのは上司の責任であり部下に責任はない。部下に責任を押し付けても何の得ることは無い。無駄だ。手取り足取り教え、出来れば褒めるしかないのである。はっきりしているのは、ビジネスマンに求められるのは仕事のパフォーマンスである以上、叱ってパフォーマンスが上がるならば良いが、事実はそうはならない。

言葉で分からなければ、叱り殴るしかないと、思っている方たちに突き付けられた「時代の大変革」なのである。

社長の説教!!―自分の可能性が引き出される叱咤激励 | 夏目 幸明 ...文に関係ありません。

勿論、一部の幹部候補社員は自ら自己啓発している。それは人財である。しかし、多くは人材であり「人手」である。辞められてはならないのである。それでもいう事が出来ない場合は、見放すことだ。必死で「叱咤激励」しようものならば、社内ホットラインで垂れ込まれ自分のサラリーマン人生に傷を負う。それが現実だ。

働きやすいが働きがいがない「ゆるブラック企業」、働き方改革 ...あなたの会社は?

さらに、今や「ブラック企業」から、「ゆるブラック」の時代だ。上司が叱咤激励しない為、自分が期待されない人材だと感じて辞めて行くのだ。なぜなら、叱っても無駄だからだ。つまり叱る上司も長時間労働も失くなっているのだ。

遂に、「ブラック」も「ゆるブラック」も許されない。「若者は勝手だ。」と、言ってはならない。

現在では「ご指導ご鞭撻」でよろしいのでは?