アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

747アチャコの京都日誌  アチャコの老化現象との戦い ⑧経過観察

2020-08-31 07:53:26 | 日記

経過観察

齢の差カップルの暴走がこの後始まる。っと、その前に小生の今日までの苦闘の日々を紹介する。

「夜間頻尿」の画像検索結果

我々の年齢になると、おしっこの頻度が激増する。例えば飲み会でしばしば中座する人間が続出する。その度に話題が中断したり、話が繰り返したりと情けないことになる。近くにトイレがある場合は良い。旅先や街歩きなど意外に苦しむ。特に都会程トイレがない。大きなビルは最近入館セキュリティーが厳重だったりする。コンビニが唯一救いの場だが、昨今「トイレのみの使用お断り」との張り紙。あたかも買い物に入ったふりをして必要のない品目を購入する羽目になる。もっとひどいのは「こちらはトイレは設置しておりません。」このようなコンビニは早々に潰れれば良い。

「夜間頻尿」の画像検索結果

決して白いズボンははかない。失禁の場合に最低限ごまかせるのは、黒色に限る。それより就寝中のおしっこである。夜間頻尿という病気だ。寒い冬にトイレに起きるのは高血圧症の我々には命の危険も伴う。何より寝不足は日中の体力に直結する。寝酒で深く寝ようとするがこれは逆効果だ。一旦夜中起きると再び眠るのは難しい。ラジオを聞いたりユーチューブの落語を聞くことになる。5代目松鶴はすべて聞いてしまった。最近は枝雀にはまっている。

「尿もれ」の画像検索結果

そのような日々を過ごしていると日中の体力がどんどん落ちて、梅雨時にはコロナの倦怠感かと思うほどの落ち込みとなった。そのような悩ましい時に、立つ立たないなどと言う気はない。眠りたい一心である。このように決して不純な動機で来たのではない。しかし、あの齢の差カップルはどうしたことか?「固くなる?」とか言っているではないか。馬鹿野郎!

「老齢カップル ...」の画像検索結果

出来れば、副作用として立つことを望む。あくまでも副作用である。


746アチャコの京都日誌  アチャコの老化現象との戦い ⑦ 待機中

2020-08-30 08:13:55 | 日記

いよいよ注射してしばらく待機することに・・。副作用が出なければ良いが。

診察室安静 に対する画像結果

待合室で安静にしていると、診察室から冒頭の年の差カップルが出て来た。何か様子が待合室の時と違う。女性の方が妙に明るい。ズバリ夜の街風の美脚美人がソワソワしている。小さい声だが聞こえて来る。

齢の差婚 に対する画像結果

「経過観察表。ちゃんと書くね。私が毎朝聞いてあげるね。」「注射が効いたら良いね。」「今日はゆっくりしてね・・・・。」などと聞こえる。初老のおやじは、「・・・・・・。」「声が大きい。しーーーっ。」

「朝、〇〇たつかな?」とか、「〇〇固くなるかなあ?」とか、聞き違いかも知れないが、

たったそれだけでも無限の妄想は広がる。美脚女性の目的は、不純である。筆者の目的とは違う。断固違うのだ。彼女と視線が合った。なぜかしら顔が赤くなって下を向いてしまった。(怒)

入院 に対する画像結果

注射の副作用なのか、動悸が激しくなり呼吸が苦しくなったので看護婦さんに横になりたいと申し出た。心配そうな看護婦に、「おしっこが正常になれば良いと思って来ました。」と、意味も無くつぶやいた。


745アチャコの京都日誌  アチャコの老化現象との戦い ⑥治療開始

2020-08-29 07:44:12 | 日記

いよいよ治療方針である。治療?もちろん頻尿・夜間尿についての治療である。くれぐれも申し上げるが、アレの治療ではない。

「テストストロン」の画像検索結果

関心のある方に正確に書くと、テストステロンという薬を筋肉に注射するのである。125mgなので1cc~2cc程かと思う。副作用はある。まずは、前立腺がんのリスクがやや高まる。従って、その値を慎重に経過を見る。治療前にすでにそのリスクを示す値が出ていたら治療は行わない。また、吹き出物や肌荒れが出る可能性がある。これは命に別状はない。そして、稀に最初の注射時呼吸に障害が出る場合があるとの事だ。慎重に対処するため初回だけ注射後、しばらく院内にて待機する。

「テストステロン」の画像検索結果

以上の説明を詳しく受けた。しかし経過観察シートを見て驚愕する。日々体調の変化を記入するように指示された。そのシートには、⓵朝の目覚め(睡眠の深さ)②体調(だるさ加減)③就寝時尿回数(何回起きたか?) そこまでは良かった。 ④には、朝勃起 と、書いてある。 先生!⓸は必要でしょうか。先生答えて、おしっこを正常にするためにはペニスや周辺の毛細血管の機能回復は重要ですと。

「頻尿」の画像検索結果

つまり、繰り返すが朝のアレのソウなるのと、昼にいやらしい妄想からアレがソウなるのとは機能の意味が違うのだそうだ。朝のアレがとても重要なのだ。悔しいので、⑤昼立ち ⑥夕立 と、書き加えた。 ⑤は、男子たるもの一日中アレがソウならないなどとは許せない。朝ではなくとも一度でもアレがソウなれば記入してやろう。⑥は、季節柄お天気欄である。

先生は、苦笑するが無視してくれた。良い先生だ。明日から毎日、朝勃起と向き合うことになる。違う夜間頻尿が重要なのだ。いつの間にか診療の目的が変わってしまったような気がした。


744アチャコの京都日誌  アチャコの老化現象との戦い ⑤ 友人の体験談

2020-08-27 08:07:45 | 日記

決して不純な動機で来院したのではない筆者に屈辱の診断が下される。

その前に、友人の体験談。(名誉の為、その友人の人物の特定は避けるよう書く。)

テニス仲間の古い友人Xは、若い時、尿道に重い感染症による炎症に見舞われる。尿道の先端部分(つまりチンチンである)に激痛が走る。たまらず泌尿器科に行ったところすぐに、飲み薬と塗り薬を処方される。診察後、塗り薬については、別室で看護婦さんに塗ってもらうことになった。高島礼子似の妙齢の美人だったとの事。尿道の先端(チンチン)に薬物を塗り込む。初日は激痛の為、アレはソウならず何ごとも無く終了する。高島礼子は無表情のまま手際よく処置を行った。医者の指示により一週間後、再び塗ってもらうことになる。回復力早く、すでに彼の尿道の先端(チンチン もうええか。)は、正常な状態、痛みもなく、その代わり快感は感じる可能性があった。そう、すでに彼のアレはソウなる可能性があった。

「takashima reik...」の画像検索結果

男子たるもの決してソウなってはならない時にアレがソウなるのは、無上の恥である。屈辱である。人格を疑われても抗弁は出来ない。彼はありとあらゆる不幸で難解な問題を連想し切り抜けようと努力した。しかし、息子であるアレは楽観主義の真っただ中にあり、早々にソウなりそうだった。処置室に入った時には完全に・・・・・・・。もう、文章にするのは耐えられない。

高島礼子は一瞬たじろぐものの、無表情のまま処置の作業を終えた。追伸 その後彼は自ら処置することを希望したところ、高島礼子は「皆さんそうされます。」っと、言ったという。(大笑)

「takashima reik...」の画像検索結果

完治後、感染が広範囲になったので念の為、生殖障害がないか検査しますという。どうするかと聞けば、血液検査と睾丸検査だということになった。言い忘れた。ここは女医さんであった。すぐに診察室にてズボンを脱がされて検査が始まる。筆者と同様、下半身むき出しのまま、あおむけに寝て手を頭の後ろに回す。補助は高島礼子である。この時ばかりは、彼のアレは徳川将軍に拝謁する外様大名もかくありとばかりに恐縮し身を小さくして恭順の意を表明していた。まさに鎮座(チン座)していたのである。

「医者が使う箸で...」の画像検索結果

ゴム手袋装着の上、何と手にしたのは箸である。箸でアレの先をつまんで袋をつかみ検査終了だ。外様大名は将軍の手によって箸でつまみあげられたのだ。因みに、結果は異状なし。追伸として大きさの判定は、「中間よりやや大」であった。筆者はやや敗北感を感じたのである。男子たるもの、大きさには拘るものである。

年来の友人であるが、筆者は下座に畏まりその後、一歩下がって話している。

次回以降は、屈辱の治療法だ。

 


743アチャコの京都日誌  アチャコの老化現象との戦い ④ 屈辱

2020-08-27 08:07:45 | 日記

睾丸のサンプルは、豆粒大から卓球のピンポンより一回り大きいものまで10段階ほど連なっていた。小さいのは、小人症や生殖機能障害の病気の可能性があり、大きいのは感染症の炎症による肥大化の可能性があるらしい。ただし、何かの遺伝的理由から睾丸が一つしかない場合二つ分の機能を発揮する為肥大化することもあるらしい。

「精子生成」の画像検索結果

筆者のサイズは、中間よりやや小さめで「問題なし」との事。しかし、男子たるもの竿の長さも含め、なにのサイズにはこだわりたい。平均以下と宣告され意気消沈の筆者に対して、「加齢による縮小であります。生殖には問題ありません。」とおっしゃる先生。心の中で、「違います。私はそのような理由で来たのではない。あくまでもおしっこの・・・・。」と叫びたい気持ちだ。他の人は知らない。筆者はそのような不純な動機を持たない。生殖の必要性はすでになくなっているし、生殖行為の差し迫った義務もない。つまり、出来ればやる。出来なければやらない。どちらでも良いのだ。紳士たるもの、若い女性に言い寄られた時にだけ応じるが現在そのようなチャンスは皆無となっている。

余計な事を書いた。

「精子生成」の画像検索結果

先生の説明は、男性と言うものは寝ている間に脳の中で、黄体刺激ホルモンが睾丸内(精巣)において精子を生成するのだそうだ。就寝から目覚める時にその作用で毛細血管を刺激し「朝立ち」するのだそうだ。そのメカニズムが排尿(おしっこを勢いよく出す)に重要なのだ。その為にはテストステロンと言う物質が重要と云う、加齢とともにテストストロンが減少し排尿機能にも障害をもたらすのだと。

つまり、朝立ちは正常なおしっこをする為に重要なものなのだそうだ。

「おやじ」の画像検索結果

当然の疑問がある。しかしそばに若い看護婦がいるので聞けない。視線は合わさないが、しっかり聞き耳を立ててカルテに会話を書き取っているのだ。心の中で、「先生。朝立ちはありませんが、日中卑猥な妄想によって勃起することはある。断じて365日24時間立たないわけではない。」と。先生は、その心の声を聴いたように、「従って、朝立ち(先生は朝勃起とおっしゃる)はそれ以外の勃起と根本的に別物です。」・・・・・?なに、根本的に違うと。

要するにアノ時のソレと、朝のソレは違うと言う。我々はアノ時のソレの為に日夜悩んでいるのだ。アノ時が無ければソレが無くとも悩んでいなかったのに、朝のソレはアノ時の差し迫った必要性とは違うが、別の理由で重要なソレだったとは。

まだまだ、アノ時さえあれば、もしあればソレに自信はあったが、朝のソレには自信がない。先生に小声で、「まだまだいざという時にはソレは大丈夫なのですがね。」と、先生は聞こえない振りで無視した。

健全な放尿がしたい。かたわらの看護婦が、何か鼻で笑ったような気がした。

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後日友人に相談したら、彼は女医に睾丸検査を受けた。その屈辱的報告を次回書く。