１１７ アチャコの京都日誌 国民的議論だ

ワイドショーが盛り上がる。

相撲会騒動を分析する。

コメンテイターの種別をすると・・・。

Ⓐ元関取（及び相撲記者などの準関係者）

Ⓑ弁護士などの知識人（常識的な方達）

©所謂相撲を知らない評論家（TBSに多いリベラルという人たち）

質問　相撲界の暴力って？

Ⓐ「私はかわいがりと称する暴力を受けていました。」「お陰様で強くなりました。」というお相撲さんも多いです。

Ⓑ暴力は決して許されない事ですが、土俵上の稽古など相撲界ではありえる世界ですね。もちろん時代も変化しているが。

©そんな事を言っているから相撲界は変わらない。あくまでも暴力は絶対だめだ。

質問　横綱には品格も求められる？

Ⓐ当然です。相撲は国技でもあり、横綱は関取のみならず人間として手本となる立派な人格も求められます。

Ⓑそこが問題です。強いからと言って人格が伴っているかどうか、難しいですね。

©そんな事を言っているから相撲界は変わらない。そもそも品格ってなんですか？

質問　貴ノ岩もよほど態度が悪かったのですかね？

Ⓐあの日馬富士が激高したのですから、よほどの事があったのでしょう。

Ⓑ気持ちは分かります。それでも暴力は許されませんね。

©そんな事を言っているから相撲界は変わらない。あくまでも一般的な傷害事件と考えるべきです。加害者だ。

質問　白鵬の発言もどうですか？

Ⓐ気持ちは分かります。

Ⓑそうですけど、横綱とは言え関取の一人ですから協会の決定に先んじて発言するのは如何でしょう。

©そんな事を言っているから相撲界は変わらない。表現の自由は無いのですか。人権は誰にもあるのです。

憲法にも謳っている。自由だ自由だ。

質問　貴乃花の対応は？

Ⓐなんとも言えません。

Ⓑやはり協会の理事としていけません。許されない事です。

©そんな事を言っているから相撲界は変わらない。彼の判断になんの違法性もない。違法でないならば自由だ。人権だ。

質問　やはりモンゴルの人たちの民族性もありますか。

Ⓐなんとも言えません。

Ⓑそうです。喧嘩を容認するジンギスハーンの血が影響しているのでしょうか。

©そんな事を言っているから相撲界は変わらない。暴力反対は世界的基準だ。ダイバーシティーだコンプライアンスだ。

質問　今後どうなりますか？

Ⓐなんとも言えません。

Ⓑそうですね、相撲界の伝統をどう繋いでいくか。せっかく人気が出て来たところなのに残念です。

©そんな事を言っているから相撲界は変わらない。徹底的に究明して一般社会に通用する組織にすべきだ。

フィディシャリーディーティーだ。ガバナンスコードだ。ステークホルダーの問題だ。インターナショナルだ。グローバルだ。

ワールドカップだ。アジェンダだ。コンサルティングにコミットメントし、シュミレーションしてKPIをフォローすべき。

セーフティーネットもソリューションもファクターをオーソライズしフォローすべきだ・・・・。希望の党だ。

質問者　お帰りください。

妄想が止まりません。

 

１１６ アチャコの京都日誌 日馬富士引退 宮根誠司も？？

仕事もなく暇なので、日馬富士の引退会見の一部始終を何度も見た。

泣いた。彼の言動に嘘は、ないだろう。

さらに泣いた。親方伊勢ケ浜（横綱旭富士）の、涙。悔しさがにじむ。

我々は、反省する必要がある。他のスポーツならば復活出来たのだ。あるいは、大関までならば違った対応でも良かったのだ。

横綱には降格がない。強いだけではない「品格」を求められる。

横綱（よこづな）は、大相撲の力士の格付け（番付）における最高位の称号である。語源的には、横綱だけが腰に締めることを許されている白麻製の綱の名称に由来する。現行制度では横綱に降格はなく、現役引退によってのみその地位から降りる。従って、横綱になる力士はその地位にふさわしい品格と抜群の力量を要求される。「資料より」

しかし、しかしだ。強いだけで横綱にしているではないか？

二場所連続優勝か、それに準ずる成績を条件にしている。そして、横綱審議会が推薦をする。

「２場所も優勝か優勝に準ずる成績」を、おさめたのだから「人格も正しい」に違いないという判断なのだ。

ここは、もともとの横綱の推挙条件に立ち返り、大関を最高位にし、

「横綱は極めて優秀かつ人品卑しからずべき人物のみ与えられる称号とする。」と、いう事でどうだろう。

そうすれば、極めて優秀な成績だけでは得られない栄誉としての横綱となる。

つまり、「国民栄誉賞」並みの判定基準にしても良いのではないか？

白鵬や朝青龍のように、土俵上では勝つために「鬼」（ちょっと意味は違うが）となるのは横綱ではない。

 

そして、予想通り「貴乃花」「モンゴル勢」へのバッシングが、始まる。凄まじい勢いで始まるぞ・・・・。

ますます、ワイドショーが面白い。

？？？宮根誠司、隠し子？？？

 

１１５ アチャコの京都日誌 日馬富士引退？？

日馬富士が引退する。（記者会見前に書いている）

日馬富士は、マスコミと貴乃花に、はめられた。

まず、前提を考える。相撲界は、いまだに「かわいがり」と称するリンチが日常茶飯事である事だ。

数年前の死亡事故で、根絶されたかに見えるが、生身の体をぶつけあう競技である以上、多少の荒っぽい指導は残っている。

現に、サラリーマン社会でも「指導」と称するハラスメントは無くなっていない。

しかも、モンゴル民族は、チンジスハーンを先祖にする「猛者」たちだ。

飲み会において、拳が舞うような場面は当然のようにあったはずだ。

翌日、「悪かったなあ」と、水に流すことも普通にあったはずだ。

それを、マスコミは「いかなる事情、いかなる場面、誰であれ暴力はだめ」と、一刀両断した。

評論家は、そうコメントしないと叩かれるからだ。「相撲界という特別な世界だから・・・。」と

言ったら、世間に一斉に批判されるのだ。

しかも今回の件は、被害者とされる貴ノ岩の被害者感情が明らかになっていない。おそらく驚いているだろう。

我々にもよくある、酒の席でのちょっとしたイザコザに過ぎない。

しかし、普段から協会やモンゴル勢に不満を抱いている貴乃花が、そこに食いついた。

信念でも何でもない。幼児的な感情でしかない。

池坊氏や、杉山氏などの相撲を心から愛する人たちの本音は、こんなところだ。

本日の結論は、この件は貴乃花が協会に報告していれば内輪のもめごと程度で終わっていた。

日馬富士の引退もなければ、貴ノ岩の苦悩もなかったのだ。

それを「隠ぺい」というか？

被害者が警察に届けない程度のもめごとは、会社でもどこでも日常普通あることだ。

誠に残念だが、マスコミの矛先は、次は貴乃花に向かう。彼は相撲界に残れないだろう。彼の改革の崇高な信念は実現されない。

マスコミに責任はない。マスコミを批判するマスコミはいない。それはマスコミだからだ。

朝赤龍のような怪しげな人物を、情報源にしてある事無い事報道したテレビもあった。

あのことで混乱を助長した事は歴然だ。気の毒に朝赤龍のお陰で、モンゴル勢の人間関係を台無しにした。

彼も何かの狙いがあったのだろう。

マスコミもドロドロ

因みに、モンゴル勢へのスキャンダル騒動に発展する可能性もある。文春や新潮が動く・・・。

 

１１４ アチャコの京都日誌 正寿院 馬鹿になる・・・・・。（ワイドショー？？）

仕事もないので、暇で毎日ワイドショーをすべてチェックしている。

世の中には、経済問題や防衛問題など重要課題が多いが、「籠池問題」に始まり、「小池百合子スキャンダル」

そして、「相撲問題」に終始している。

私は、経緯は完全に把握している。朝は、羽鳥モーニングショー。昼は、恵のひるおび。

そして、ミヤネ屋、ちちんぷいぷいなど掛け持ちしてチェックしている。

どんどん、詳しくなる。

しかし、どんどん馬鹿になるような気がする。事実馬鹿になっている。

ちゃんと、仕事を探しに出かけよう・・・・・・。

因みに、

千秋楽の白鵬の振舞いは、横綱審議委員会が強く批判した。

いまだに、貴乃花に同情的なコメントも多いが、日本の常識人の見解はこれが普通だろう。

正寿院へ行って来た。

京田辺の奥地へ車で１時間ほどかかった。

寺の縁起によると、８００年ほど前の創建で、快慶作の不動明王座像が重要文化財との事。

本尊は千手観音だが、５０年に一度の御開帳。普段は秘仏らしい。

らしい・・・。と、言うのは「本日あいにく法事の為、本堂閉鎖中」の看板。

じゃあ、何を見に行ったか？

これだ。

ひっそりしているように見えるが、手前は撮影の人たちで混雑中。

これは、「ハート窓」と言いたいところだが、「猪の目窓」と言う。

これが、インスタ映えすると話題なのだ。

若いカップルでいっぱい。

天井画も撮影には人気のものだ。

仏像とか、歴史的な建造物はないが、今風の観光地を目指すお寺もあるのだ。

今年開催の、「京都お茶の博覧会」で、一躍有名となった。

 

８００円のお守り。二つセット？

ちょっと、商売重視ではないか？？

 

 

 

 

１１３アチャコの京都日誌 善法律寺 ・ 万歳はこういう時にするのか？？です。

大相撲、見なかった。見たくなかった。しかしニュースで見た。

安美錦には、泣かされた。アキレス腱を切った力士が復活。３９歳の大ベテラン。家族の懸命の援助。

同じアキレス腱の断絶の絶望を味わった私とすれば、共感してしまう。

（もっとも私の場合は家族の支援どころか冷たい視線の中で、復活を誓ったのであった。涙）

日本人は、相撲ファンはこのようなドラマを好むのだ。

因みに、安美錦と日馬富士は、同部屋だ。ここにもドラマがあるのだ。

一方、白鵬のインタビューもニュースで見てしまった。

？？万歳って、こんな時にするものか？こんな時に？　会場のお客は現場の興奮もあって、

同じように万歳していたが、私は家で開いた口が、しばらくふさがらず、のどが渇いて飯を食ても噛めなかった。

貴ノ岩も日馬富士も土俵に戻って来てもらいたい？だと？

待てよ、貴ノ岩は、被害者だろう。戻れない理由って何だ？被害者が戻れない事があるのか？

日馬富士についても、処分は協会の専管事項だ。同席していたという意味で、ある意味、

当事者の白鵬が処分について発言することに違和感がある。

相撲は見ないが、ワイドショーは徹底的に見る！！！！！ぞ・・・・。

善法律寺に行って来た。

別名、紅葉寺と言われる。

足利家にゆかりが深く、２代将軍義詮の正室が、ここから迎えられ義満の母となる。

その為、室町前期に隆盛を極めた。その折に寄進された境内の紅葉が、今でもこの季節には境内を彩る。

本尊は、八幡神像。近くの石清水八幡宮で祀られていた。

その他、国宝指定されてもおかしくない歴史ある仏像が多く所蔵される。

特に、十一面千手観音立像は秀逸だ。表情が優しく、姿が細身で美しい。写真は掲載できないが、ぜひ見てもらいたい。

丸窓から見る庭の景色も良い。

律宗　善法律寺　京阪電車　八幡駅　徒歩15分　

今年初めてで、最後の紅葉を楽しんだ。