後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔622〕2023夏・ドイツ後期ゴシックとフランスロマネスクを歩く⑫ フランスロマネスクの最高峰の1つ、トゥールーズのサン・セルナン・バジリカ聖堂。

2023年10月24日 | 美術鑑賞
  9月3日(日)、前日の疲れも何のその、この日はフランスロマネスクの最高峰の1つ、サン・セルナン・バジリカ聖堂へ向かいます。ロマネスクと言えばまずはフランス、フランスロマネスクと言えばまずはサン・セルナン・バジリカ聖堂と私の頭にすり込まれています。フランスに行くならばどうしても訪れてみたいところでした。
 徒歩で比較的簡単にサン・セルナン・バジリカ聖堂に到着しました。







 現存するロマネスク教会としてはフランスで最も大きいそうです。円柱をうまく組み合わせた建築様式は見るものに優しさを感じさせます。後陣からミエジェヴィル門に回り「キリストの昇天」を描いたタンパン彫刻を丁寧に撮影しました。
 しかし、残念ながら撮影はここまで。ミサなのでしょう、観光客は内陣には入れません。モワサックと同様、ついていません。

 その後、ジャコバン修道院に回りました。1本の柱から椰子の木のように22本の格縁が放射状に伸びている天井が有名だそうです。サン・セルナン・バジリカ聖堂のカリヨンを緑が聞きに行っているあいだ、しばし堂内で佇んでいました。





 オーギュスタン美術館は1部が開館されていました。荷物を持ち込めないということで、交代で入館しました。
 日差しの強い中、ガロンヌ川ではボートレース、陸上では自転車レースが賑やかに行われていました。帰国してから、トゥールーズでラグビーのワールドカップが行われました。
 そういえばサッカーのワールドカップもここで開催されました。日本もここで闘いましたよね。
 ここで2年間、愛さんは鬱々とした学生生活を送ったそうです。駅の近くに下宿していたそうです。

 翌日は9時間かけてスイスのバーゼルに移動です。


*こうした無数の金銀テープで頭上が飾られて賑やかでした。

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