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福島原発事故の翌年から始まった江古田映画祭は今年で12回を数えました。主会場の武蔵大学とギャラリー古籐は至近距離にあります。東京練馬区の江古田駅(西武池袋線)から徒歩数分といったところです。私の実家からも近く、武蔵大学は子どもの頃の遊び場でした。
ギャラリー古籐はけして大きな展示スペースとは言えませんが、第1回表現の不自由展を開催するなど、市民に寄り添った気骨あるギャラリーとして定評があります。お陰様で、第1回の福田緑写真展「リーメンシュナイダーを歩く」をここで開催させていただくことができました。
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さて、2月25日(土)、15日間の映画祭の初日として「原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち」の上映と当事者の元裁判長・樋口英明さんと映画監督・小原浩靖さんの講演がありました。
午後1時からのオープニングイベントに間に合うように直前に会場に滑り込むと、武蔵大学の講義室(150名定員)がほぼ満席で、連れ合いとの2人分の座席を探すのも大変でした。横長の部屋で、スクリーンが3つ備え付けられていました。
映画と樋口さん、小原さんの話は共になぜ原発を再稼働・新設してはいけないのか優しく話され、至極明快でした。地震大国日本で制御不能の原発は無用の長物どころか、自国に向けた原子爆弾とも言える危険な存在なのです。今回のイベントは原発の廃棄の論理を明確にしてくれ、頷いている人も多かったように思います。
私も長年反原発運動に携わってきて、4年前に東海第2原発再稼働反対の請願を提出し、地元清瀬市議会で可決させましたが、さらに原発ゼロしかないと確信しました。
会場には様々な署名や書籍などが所狭しと並んでいました。映画のパンフレットを購入し、お二人にサインをいただきました。
多くの映画などのチラシに混ざって沖縄意見広告運動のそれがありました。なかなかチャンスがなく参加できなかったのですが、早速送金しました。
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江古田映画祭は始まったばかりです。