後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔334〕ところざわ太陽劇団、第47回公演「風に舞う」は仮面歌舞劇、宮澤賢治作品の上演でした。

2021年02月20日 | 語り・演劇・音楽
 元日本演劇教育連盟委員長の正嘉昭さんからところざわ太陽劇団が上演した映像が送られてきました。ユーチューブにアップされたものです。(2020年10月24~5日上演)
 かつてこのブログにも取り上げましたが、ころざわ太陽劇団は正さんが主宰する劇団です。年に1,2回の公演を続けてきてすでに47回目ということです。
 今回のお芝居は仮面歌舞劇、第1部「風に舞う」と題して宮澤賢治作品を上演しています。「風の又三郎」「高原」「原体剣舞連」それぞれの1部を仮面を付け生ギターに合わせて身体表現しています。この仮面はどうやらインドネシアのバリの舞踊で使用する仮面のようです。実はもう数十年前に、正さんを初めとして4人でバリツアーを行ったことがありました。数日間の滞在で多くのバリの舞踊や音楽を堪能したものでした。十数分間のビデオを拝見しながらそんなことを懐かしく思い出していました。
 これらの賢治作品については参考にしてほしい図書があります。それは私が責任編集した『ことばで遊ぼう 表現しよう! -ことばあそび・朗読・群読』(日本演劇教育連盟編、晩成書房、2019年12月発行)(アマゾン、「猫家族」で安価で販売しています。)です。この本は分担執筆ですが、元小学校教師の松宮文子さんが〈「宮沢賢治作品集」を群読する〉を書いているのですが、この中に「風の又三郎」「高原」「原体剣舞連」などを取り上げているのです。群読台本も掲載されているので参考になるのではないでしょうか。
 
 なお第2部は『うた時計』(新美南吉)ですが、こちらは近日公開のようです。私も楽しみにしています。
 それではどうぞ!

https://youtu.be/V_HE0T3Hhpo


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