後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔416〕ところざわ太陽劇団公演『甦れ!ノスタルジック・ロマン~夢二・牧水・藤村・中也・賢治』演ります!

2021年11月10日 | 語り・演劇・音楽
  元・日本演劇教育連盟委員長の正嘉昭さんから劇団公演のメールが届きました。まさに「持続する志」で、49回を数えます。コロナ禍の時宜にかなった仮面劇でもあります。

●<ところざわ太陽劇団第49回公演ご案内>

お元気でお過ごしのことと思います。
2021年3月には、「コロナに打ち克つ演劇の形」をさらに追及した「仮面歌舞劇第2弾」として、第48回公演『サーカス~中原中也の詩より』を舞台化しました。
演者、演奏者、歌者全員がマスクを着用し、さらにその上に、世界のさまざまな仮面をつけ(まさにマスク・オン・マスク)キャラクターになり、中原中也の「サーカス」「湖上」「宿酔」「汚れちまった悲しみに」「月夜の浜辺」の詩をベースに描き出した<空中ブランコ乗り>のロマンあふれる世界は、おかげさまで好評をいただきました。
それはまた、緊急事態宣言下での、「今を生きる私たちへ応援歌」でもありました。

そして、仮面歌舞劇の集大成として「仮面歌舞劇第3弾」、第49回公演『甦れ!ノスタルジック・ロマン~夢二・牧水・藤村・中也・賢治』をお贈りします。
ぜひ、120才の古民家へ足をお運びください。
……………………………
♪公演のデータチラシをお送りします。今回も新型コロナウィルス感染防止対策を徹底してお待ちしています。
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◎ところざわ太陽劇団第49回公演

演出・構成 正 嘉昭
      
仮面歌舞劇
『甦れ!ノスタルジック・ロマン~夢二・牧水・藤村・中也・賢治』
[キャスト]
バッド喜界島 土屋崇仁 麻婆太郎 高橋拓治 赤江瞭 城戸美佳
[スタッフ]
演出・構成・美術:正 嘉昭  
 音楽・歌:高橋拓 治  
舞台監督:中村一文
照明:蓮沼元宏 音響:たいまる 制作:伊藤行雄

<日時>
2021年   11月20日(土)
17時  
11月21日(日) 14時 
(開場は15分前)

<場所>
ところざわ太陽劇団 星の宮スタジオ(所沢市星の宮1-14-3)
(西武池袋線 西所沢駅より徒歩8分)
※改札を出て、右方向へ真っ直ぐ、二つ目信号の「星の宮交差点」を越して70m左
<入場料>
無料 (カンパ制〜スタジオ維持費に使わせていただきます)
<予約・お問い合わせ>
35席(ウイルス感染防止のため12椅子席設定)の小さな劇場につき、日時指定予約(先着順)をお願いしております。

TEL090-4591-8364(伊藤)090-5492-1105(正)
またはメールアドレス1105yajikita@gmail.com

<新型コロナウィルス感染防止対策>
・観客の皆様には入場時にマスクの着用、消毒、座席距離をお願いしています。
・劇団では、飛沫感染防止の表現方法(演者マスク着用劇)と換気を実施しています。
※ご予約の際は必ずお客様の連絡先の電話番号をお知らせください。
※コロナ感染状況の変化により、急遽公演中止の際には連絡させていただきます。(以上)


 こちらはコロナ禍に相応しい? 頬かむり政権の話題です。

 ◆頬かむり政権(岸田内閣)
  いのちを大事にする、平和の思想をひろめる努力で巻き返そう

                  鎌田 慧(ルポライター)

 首相の首をすげ替え、脱兎(だっと)のごとく選挙戦に突入する奇襲
作戦。15議席を減らしたとはいえ、自民単独で過半数獲得。
 与党に維新をふくめて325。改憲発議が可能な3分の2の議席を
上回った。野党共闘の立憲民主党が振るわず、維新が3倍超。
 あれほど勝手気侭(きまま)、議会制民主主義など平然と踏みにじった
自民党が、また政権を握る。

 第二次岸田政権は学術会議、森友、加計、サクラなどは頬かむりで
あろう。残念ながら、それが選挙後の現実だ。
 野党共闘は失敗だったのか。1回だけの実践で失敗とは短慮にすぎる。
 若者の票を掘り起こせなかった。戦後3番目に低い投票率から脱却
できず、世の中を変える新しい勢力としての受け皿になれなかった。
 有権者を投票所にむける魅力がたりなかった。

 若者が主人公になる新しい時代を提示できず、本質的に改憲派の維新
に新鮮さを感じさせた。
 野党と市民との共闘は選挙のためであって、民主主義回復のため、と
みられなかった。選挙ばかりではない。新しい時代を用意するはずの
ものなのだ。
 岸田内閣は維新を巻きこんで、改憲発議のチャンスを窺(うかが)うで
あろう。
 来年の参院選挙にむけ、改憲発議を止める院内外の運動が必要だ。
 中国、北朝鮮との緊張を緩和し、地球危機を防ぎ、いのちを大事に
する、平和の思想をひろめる努力で巻き返そう。
       (11月2日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

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