暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

カリカリ豚

2018-05-05 16:33:32 | 料理
以前、NHK世界入りにくい居酒屋と言う番組でザルツブルグの店をやっており、
その店のスペシャリティとしてカリカリ豚と言うのが出てきました。
美味しそうで簡単にできそうなので一度作ろうと思っていたのですが、
今回やっと実現しました。
番組インターネットサイトに簡単ではありますがレシピが出ていますので、それを参考に作りました。

この料理は塊り豚肉の表面がカリカリになるまで焼き続けるのが特徴のようで、
そのため表面が脂で覆われた豚カタロースを使うのが良いようです。
その脂部分のみを碁盤の目状に包丁を入れ、
コショウ、ニンニクのみじん切り、クミン、オリーブオイル、最後にアルペン岩塩をそれぞれたっぷりまぶし、オーブンで焼きます。
大きな塊肉ですと1時間半ほど焼くようですが、今回私が使ったのは300g位の小さなのでしたので1時間ほどで済ませました。

レシピにはなかったのですが、焼き始めて30分ほどして、付け合わせの蕪を加えて一緒に焼きました。
蕪は途中脂を注ぎながら焼きます。
焼き上がり後、肉と蕪を取り出し、お皿に残った肉汁と脂をそのまま使いソースを作ります。
そのお皿に、小麦で作られたヴァイツェンビールとコンソメを注ぎ煮詰めます。
適当なところで、これもレシピにはなかったのですが、事前に下茹でしておいた付け合わせ用の金時豆を加えました。
最後は塩コショウで味を調えて完成です。

肉は包丁で切り分け、付け合わせの蕪と金時豆も加え、これもレシピにはなかったのですが、コリアンダーの葉っぱを彩と香りづけにとお皿に盛り付けました。



大変美味しいカリカリ豚の完成です。
豚肉の臭みは一切なく、良く焼けた表面が香ばしく、
ソースとの相性もバッチリです。
小麦ビールとの相性が豚肉にピッタリなのでしょうね、いかにもドイツ料理と言う雰囲気で、
昨年のドイツ旅行での料理を思い出させられ、大変楽しいひと時となりました。
下の写真はその時食べたアイスバインですが、何となく雰囲気が似ていますね。
これは南部ドイツ特有のアイスバインで、表面がカリカリになるまでオーブンで焼かれたものですので、似ているはずですよね。





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