暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

葉から球根まで丸ごとニンニクの回鍋肉&揚げワンタン

2018-05-31 13:34:54 | 料理
昨年の9月終わりごろ植えておいたニンニクが順調に育ち、地上の葉部が倒れ始めましたので、試し掘りをしてみました。
まだ早いようで十分太ってはいませんでした。



本堀りは後日にして、取り敢えず試し堀り分を味見がてら料理に使ってみることにしました。
以前からニンニクの葉部分を使った本場ものの回鍋肉を食べたいなと思っていましたので、
今回はこの掘りたてのニンニクの葉部分を使って回鍋肉を作ってみることに。

この料理は日本では一般的にはキャベツを使っているものがほとんどですが、本来はニンニクの葉の部分を使うもののようです。
日本ではスーパー等でニンニクの葉部分が売られているのを見たことがありませんので、
本場ものに近いものを作ろうと思ったら、自分でニンニクを栽培するしかないようですので、良い機会となりました。

さらに今回は、試し堀りしたニンニクの球根部分も丸ごと入れてみることにしました。

豚肉はバラの塊を買ってきて、茹でて蒸して揚げてとひと手間かけたものを使いました。
私がよく使っている中華の料理本の豚バラ煮込は、このような手順のものが紹介されていますので、これを参考にしてみました。
茹でて蒸した豚バラ肉は5mmほどの厚さに切り油通しをし、さらにニンニクの球根部分と葉の部分、薄切りにしたトウモロコシも油通ししておきます。

中華鍋に少量の油を取り、みじん切りの生姜、ニンニク、ネギで香りづけし、
更に豆板醤、酒醸、豆鼓、甜麺醤、紹興酒を加え、豆板醤の赤みが出てきたところで豚肉を蒸した時にお皿に溜まった出汁を加え沸騰させます。
そこへ油通ししておいた豚肉、ニンニクの葉の部分と球根部分、トウモロコシを加えさっと炒め、
最後に醤油、ごま油で香りづけして完成です。
キャベツのとは違ったニンニクの香り豊かな回鍋肉の出来上がりです。
ニンニクは掘りたてのものですので、柔らかくフレッシュな優しい香りに溢れ、これぞ自分で育てたものを使わないと、と言う味わいとなりました。



この日のもう一品は、烏賊シュウマイ。
包丁で粘りが出るまでたたいたモンゴウ烏賊に同量の豚肉赤身ミンチと、少量の豚背脂を混ぜ合わせたものを使いました。
野菜は先日の赤車蝦シュウマイと同様に、タケノコとトウモロコシを加えました。

これも大変美味しいシュウマイの出来上がりです。



なおシュウマイの具が結構残りましたので、翌日はワンタンに。
同じ皮と具をワンタン風に包んだだけのものです。
蒸してではシュウマイも変わりませんので、今回はこれを揚げワンタンでいただきました。
まずワンタンを油で揚げ、お皿に盛り付けておきます。
次に野菜を鍋に入れてオリーブオイルと塩を少し振りかけて蒸し煮にし、これに甘酢をかけ混ぜてなじませ、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけ、さらにごま油と胡椒で香りづけします。
これを揚げワンタンの上に盛りつけて完成です。
野菜は油通ししたものを使ってもいいのですが、油濃くなるので上記方法でやってみました。

野菜のあっさり感と甘酢の爽やかさが気持ち良く、とろみのついた餡とパリッとしたワンタンとの組み合わせが抜群です。










梅肉エキス&ジャムを作りました

2018-05-30 12:52:22 | 料理
いよいよ梅の実の季節、スーパーの売り場にも梅酒作りのセットともども梅の実が並ぶ今日この頃です。
私は知人の庭に生ったものを2kgほどいただきましたので、
今年は梅肉エキスを作ってみました。

作り方は、梅丹本舗と言う梅製品等の健康食品を作っている会社のホームページで紹介されているレシピを参考に作りました。
作り方は簡単で、実を一粒づつ陶磁器製のおろし器で擦りおろし、
これを布巾にくるんで絞り、煮詰めるだけです。
ただすりおろすのに根気が要り、今回2Kgを使ったのですが、
小さな実を1個づつ摩りおろすわけですから指が疲れてきますので、途中休みながら擦りおろし、
結局すりおろすだけで2時間以上かかりました。
写真は1Kg分です



これを繰り返し、計2Kg擦りおろして絞り、絞り汁は最終これくらいできました。



さらにこれを煮詰めるのに1時間半ほどかかり、
最終出来上がる迄に4時間ほどかかりました。
煮詰めてビン詰めしたものはこんな感じ。
出来上がりは、80gほどでしょうか。



これはかなり酸っぱいもので、
体調が悪い時に少し舐めれば、すぐシャキッとするとか言われるように、漢方薬のような効用があるようです。
上記梅丹本舗で、これでドロップを作ったものが売られており、以前は私もこれを愛用していたのですが
疲れた時に一粒舐めるだけで体が楽になるような気がしていました。
今回は、このドロップも作ろうかなと思っています。

さて、絞った梅肉滓にもまだそれなりにエキス分とその香りが残っており、
この再利用ということで、梅肉ジャムを作りました。
搾り汁を煮詰めた容器には、ビン詰めした後もエキスがこびりついていますので、
このエキスも利用すべくこの容器に搾り滓、砂糖、水を加えて煮詰めました。
このジャムにもまだ十分に酸味が残っており、色々活用できそうです。



試しに、私は毎朝果物・ナッツと自家製豆乳ヨーグルト・オリーブオイル等を混ぜたものを食べているのですが、
これにこのジャムを加えてみました。
きりっとした酸味と仄かな甘味が加わり、格段と美味しくなりました。




麻婆豆腐&切り干し大根草餅

2018-05-28 11:18:05 | 料理
最近はインド料理をよく作るのですが、中華料理も好きで以前からよく作っています。

今回は麻婆豆腐。
最近2回ばかり続けて作りました。

これは先日のもの、麻婆豆腐と一緒に海老シュウマイも作りました。
麻婆豆腐は、豆板醤や豆鼓等で辛味と味噌風味をたっぷり効かせたのが私の好みです。
海老シュウマイは、愛知県特産の赤車蝦と豚ミンチ・背脂を主材に、タケノコとトウモロコシを加えました。
タケノコとトウモロコシのシャキシャキ感が加わり、大変美味しい一品となりました。





こちらの麻婆豆腐は、10日ほど前に作ったもの。この時は最後にニラを加えました。



この日はもう一品、切り干し大根と桜エビを炒めたものを餡にした草餅を作りました。
以前アップした草饅頭の作り方で、自家製よもぎを使って草餅を作り、小豆餡の代わりに切り干し大根等を入れこんだものです。
NHKテレビの2度めの台湾と言う番組で同じような台湾草餅をやっていて、美味しそうでしたのでこんな作り方かなと想像して作ってみたものです。
台湾では海老は干しエビを使っていましたが、時期的に旬の桜エビでも美味しのではと思い代わりに使ってみました。
私がたまに行くネパール料理屋さんが、3、4月だけ桜エビ入りナンを出しているのですが、これが大変美味しく私の好みでしたので、
草餅の餡にしても美味しいのではと、使ってみたものです。
ちなみにそのナンはこんな感じ。



こちらの写真はお皿左半分はチーズナン、右半分は桜エビナンのもの



草餅の方は、最初に生の桜エビを乾煎りし、さらに水で戻した切り干し大根を加え、塩で味付けして餡にしました。



台湾では蒸して食べるようですが、おやきのように焼いても美味しいです。




三河湾産トリ貝マリネ&鯵フィッシュカレー

2018-05-22 00:04:30 | 料理
今日は名古屋覚王山日泰寺弘法さんの市が立つ日。
活きの良さそうな三河湾産の生トリ貝が並んでいましたので、声をかけると今年はトリ貝が豊漁で安くすごくお買特だよと。
生トリ貝は今だけのものでかつ三河湾は日本最良の産地、通年出回っている韓国産の冷凍ものとは違って大変美味しいのですが、高いのでなかなか買えません。
今日はパッケージに一杯詰まったものが1000円でしたので、安いと思い早速購入、
家に帰って洗いながら、ふっくらした身で美味しそう、どう食べようかと思案、
やはりお刺身で食べるのがいいかなと、味見に少しだけマリネにすることに。
予想通り大変美味しいトリ貝でした。



今日のもう一品は、鯵のフィッシュカレー。
これは一昨日買ってあった鯵を昨日ピチットし、今日はカレーに使おうと決めていたものです。
作り方は、東京銀座の南インド料理屋さん「ナイルレストラン」が出している本のレシピに従って作りました。
大変美味しいフィッシュカレーの出来上がりです。
街のインド料理屋さんではなかなかフィッシュカレーは食べられないので、その美味しさを充分堪能出来ました。
私はデンプン質摂取を控えていますのでご飯は食べないのですが、カレーの時だけは解禁です。







天然真鯛料理4種

2018-05-13 13:10:53 | 料理
近所の生協で、愛知県産の活きの良さそうな天然真鯛が売られていましたので、早速購入し鯛料理を作りました。
30cmほどの丁度良い大きさで、値段は1500円ほどでした。



これを2枚に卸し、1枚は刺身用に、粗と骨付きの半身の方は30分ほど塩で〆め、骨付き身の方は後日用にピチットして保管しておきました。
鯛は鱗を素揚げにすると美味しいので、鱗が流されないように金網の中で水を流しながら鱗をはぎ、金網に集めておきました。



お刺身は、鯛は皮が綺麗で美味しいので湯引きが私の好み、今回もそれでいいただきました。



頭とカマはうしお汁に。鱗と尻尾は素揚げにしました。
この揚げものはビールのつまみにぴったしです。



鯛は鱗以外にも、エラや内臓も食べられるのですが、
今回はこれらはパス、代わりに天然真鯛の大きな白子が売られていましたので別途これで出汁びたしを作りました。
白子と野菜に粉をまぶして揚げ、出汁に浸しました。
大根おろしを添えると良かったのですが、あいにく大根の買い置きがなくこれはパス。



1匹の鯛で合わせて計4品の真鯛料理を楽しむことが出来、豊かな食卓となりました。
残った骨付き身で鯛ごはんを作るとなお良かったのですが、
現在私はデンプン質の摂取を控えていますのでこれはパス、後日の料理で楽しみます。