暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

カサゴ料理2種

2019-05-30 19:52:13 | 洋風料理
近所の釣り好きの人からカサゴをいただき、早速料理に。
魚はこんな感じ。まだ生きているのもいました。

  

これをエラと内臓、鱗を取ると、こんな感じに。



釣りたては身が硬直していますのでこのまま1日置き、翌日取り敢えず半分をお刺身にしていただきました。
この魚は皮目が綺麗ですので皮は剥がさず湯引きでいただきました。
湯引きした後はこんな感じ。



これをカツオのたたきと一緒にどんぶりにしました。
写真右お澄ましは、三枚におろした後の粗を使ったものです。
お刺身は水のように無味無臭、清冽な味わいで、釣ったものでないと味わえない品位にあふれていました。

 

この翌日2日目は、野菜と一緒にローストしてオーブン焼きでいただきました。
丸ごとカサゴと野菜を天板に並べ、塩コショウ、乾燥香草、白ワイン、オリーブオイルを振りかけ、30分ほど焼きました。
ニンニクの新物が手元にありましたので、野菜と一緒に焼きました。
新物のニンニクは大変フレッシュでみずみずしく臭いも少なく、白身魚にはぴったしです。

  
 
お皿に取り分け、オリーブオイルを振りかけていただきました。
これも前日のお刺身同様所謂所謂魚らしい臭みは全くなく、いわば子牛の肉のような風味でした。





草餅&桜ういろう

2019-05-02 20:26:20 | スウィーツ
前回のスミレ、八重桜とともに私にとって春の食べ物は、草餅。
3月下旬位から芽生え始めるヨモギを摘み取って草餅づくりに精を出します。
今年は4回作りました。

朝一番で、庭に生えているよもぎを摘み取ります。
草餅作りには、夜中に芽生え朝露に輝く新芽を使うのが最高です。

 

1~2分さっと茹でたものを微塵に切り、さらにすりこぎでごりごりと擦り合わせます。

 

これを、蒸しておいた上新粉・白玉粉団子と練り合わせて草餅の出来上がりです。

 

上記作業と同時に作っておいた小豆餡を入れ込んでくるみます。

  

春の香り一杯の草餅が出来上がりました。
これほどフレッシュ感に溢れたよもぎ餅は、市販のものでは絶対味わえません。
作って半日後位が味が落ち付き、一番美味しいです。
朝摘み取ったヨモギ芽を使い、その生気に満ちた草餅を食べる、そんな喜びに浸りつつ食べていると、
若菜を摘み、食べてその生気を取り込み健康を祈ったと言う万葉人の思いが不図思い起こされることです。
今回のは作ったのは平成ですが、令和新年に相応しい草餅とはなりました。

 

イチゴを入れたイチゴ草餅も美味しいです。

   

次の写真は、別に作った桜ういろうと



これは、前回紹介した八重桜の塩漬けと小豆餡を入れ込んで作りました。
上新粉に小麦粉グルテンを少しだけ混ぜ込み水で溶き、型に入れて1時間ほど蒸し上げたものです。
蒸し上がった時、軽い桜花は上に浮き、重い小豆餡は下に沈んでいます。
出来上がってから桜葉の塩漬けでくるみ、桜の香りを移します。
桜葉は、昨年の今頃大島桜の若葉を摘み取って1年ほど塩漬けしておいたもので、桜の香りがプンプンしています。

 

 

蒸し上がった時、型からはみ出ている生地を使って桜餅のように桜葉でくるみました。