最近食べるようになったペルシャ料理がどれもとても美味しいので、
先日NHKの料理番組で出ていたダリア・アナビアンと言う人の書いたペルシャ料理の本を買ってきて、
その本のまず初めに出てくる料理、クフテ・タブリジと言う料理を作ってみました。
その意味はタブリーズの団子と言い、美食の町アゼルバイジャン州の町タブリーズから来ている名称のようで、元々はその地方で作られる名物料理のようです。
インターネットで調べると、ペルシャ料理には必ず出てきますので、あちらでは当たり前に作られる料理のようですね。
豆や香草等を混ぜ込んだミンチ肉で茹で卵、ナツメヤシ、クルミ等をくるみ、オレンジくらいの大きさの団子状にして煮込んだものです。
宴会用に鶏1匹入れ込むバレーボールほどの大きさのものもあるようで、入れ込むものやソース等色々なバリエーションがあるようです。
さて今回使う材料は、こんなものです。
肉以外は買い置きがありましたので材料費もあまりかかっていません。
西アジアですから肉は羊肉が主流でしょうが、牛肉や鶏肉も使うようで、今回は身近に羊肉がなかったので、牛肉と鶏肉を使いました。
ひき肉を買ってきても良いのですが、塊り肉を叩いて自分でひき肉にした方がずっと美味しいので、そうしました。
牛肉は豪州産のぶつぎりを使いました。これは脂がなくひき肉に合ってますね。
鶏肉は丸ごともも肉から皮を引き、さらに脂や筋も出来るだけ除きました。
たたいてひき肉にしたものはこちら。
続いて、肉団子に混ぜ込むレンズマメと米をそれぞれ茹で、つぶしておきます。
茹でてつぶしたのはこちら。
次は、団子を作るときのミンチ混ぜ込み用と、最後の団子の煮込み用に、玉ねぎとニンニクを黄金色になるまで充分炒めます。
ペルシャ料理は必ずこの炒め玉ねぎを使うようで、インド料理とも共通してますね。
炒めた玉ねぎが冷めたところでその半分を香辛料や香草ともども肉に混ぜ、粘りが出るまで十分練り込み、
次いで茹で卵、ナツメヤシ、くるみをくるむように丸めて団子を作ります。
要領はおにぎりと一緒ですね。
別途たっぷりの水に、先程の炒め玉ねぎの残り半分とトマトペースト、ローリエ等を入れて30分ほど煮立たせ、出汁状の煮汁を作っておきます。
この中に団子を入れ、20分ほど煮込みます。
団子の頭が出ますので落とし蓋をします。
団子が煮えたところでトマトのざく切りを加えさらに5分ほど煮込み、塩コショウで味を調えて完成です。
お皿に盛り付けるとこんな感じです。
なかなかうまく出来上がりました。
切ってみると卵が綺麗で美味しそうですね。
ペルシャ料理特有のあっさり味で大変食べやすいです。
もちろん肉の臭みは一切ありません。
南インド料理のスープ系カレーからカレー風味を抜いた感じで、唐辛子やカレー粉の刺激臭は一切ありません。
あるいはクロアチア方面の地中海料理に似た感じと言えるでしょうか。
カレーの風味ではなく、ミントやタラゴン、オレガノ等香草の爽やかな風味が勝るのは、地中海料理系とも言えますね。
前日作ったインド料理のマラバールサンバルが残っていましたので一緒にいただきました。
カレー風味の料理と合わせても全然違和感なく食べられ、この点では同じアジアの料理と言う感じですね。
調べてみると、この料理は南アジアから西アジア、地中海方面に広く行き渡っているいるようで、
国によって少しづつ形態を変えて伝わっているようです。
見た目が似ているイギリスのスコッチエッグも、アジア方面から伝わったもののようですね。
先日NHKの料理番組で出ていたダリア・アナビアンと言う人の書いたペルシャ料理の本を買ってきて、
その本のまず初めに出てくる料理、クフテ・タブリジと言う料理を作ってみました。
その意味はタブリーズの団子と言い、美食の町アゼルバイジャン州の町タブリーズから来ている名称のようで、元々はその地方で作られる名物料理のようです。
インターネットで調べると、ペルシャ料理には必ず出てきますので、あちらでは当たり前に作られる料理のようですね。
豆や香草等を混ぜ込んだミンチ肉で茹で卵、ナツメヤシ、クルミ等をくるみ、オレンジくらいの大きさの団子状にして煮込んだものです。
宴会用に鶏1匹入れ込むバレーボールほどの大きさのものもあるようで、入れ込むものやソース等色々なバリエーションがあるようです。
さて今回使う材料は、こんなものです。
肉以外は買い置きがありましたので材料費もあまりかかっていません。
西アジアですから肉は羊肉が主流でしょうが、牛肉や鶏肉も使うようで、今回は身近に羊肉がなかったので、牛肉と鶏肉を使いました。
ひき肉を買ってきても良いのですが、塊り肉を叩いて自分でひき肉にした方がずっと美味しいので、そうしました。
牛肉は豪州産のぶつぎりを使いました。これは脂がなくひき肉に合ってますね。
鶏肉は丸ごともも肉から皮を引き、さらに脂や筋も出来るだけ除きました。
たたいてひき肉にしたものはこちら。
続いて、肉団子に混ぜ込むレンズマメと米をそれぞれ茹で、つぶしておきます。
茹でてつぶしたのはこちら。
次は、団子を作るときのミンチ混ぜ込み用と、最後の団子の煮込み用に、玉ねぎとニンニクを黄金色になるまで充分炒めます。
ペルシャ料理は必ずこの炒め玉ねぎを使うようで、インド料理とも共通してますね。
炒めた玉ねぎが冷めたところでその半分を香辛料や香草ともども肉に混ぜ、粘りが出るまで十分練り込み、
次いで茹で卵、ナツメヤシ、くるみをくるむように丸めて団子を作ります。
要領はおにぎりと一緒ですね。
別途たっぷりの水に、先程の炒め玉ねぎの残り半分とトマトペースト、ローリエ等を入れて30分ほど煮立たせ、出汁状の煮汁を作っておきます。
この中に団子を入れ、20分ほど煮込みます。
団子の頭が出ますので落とし蓋をします。
団子が煮えたところでトマトのざく切りを加えさらに5分ほど煮込み、塩コショウで味を調えて完成です。
お皿に盛り付けるとこんな感じです。
なかなかうまく出来上がりました。
切ってみると卵が綺麗で美味しそうですね。
ペルシャ料理特有のあっさり味で大変食べやすいです。
もちろん肉の臭みは一切ありません。
南インド料理のスープ系カレーからカレー風味を抜いた感じで、唐辛子やカレー粉の刺激臭は一切ありません。
あるいはクロアチア方面の地中海料理に似た感じと言えるでしょうか。
カレーの風味ではなく、ミントやタラゴン、オレガノ等香草の爽やかな風味が勝るのは、地中海料理系とも言えますね。
前日作ったインド料理のマラバールサンバルが残っていましたので一緒にいただきました。
カレー風味の料理と合わせても全然違和感なく食べられ、この点では同じアジアの料理と言う感じですね。
調べてみると、この料理は南アジアから西アジア、地中海方面に広く行き渡っているいるようで、
国によって少しづつ形態を変えて伝わっているようです。
見た目が似ているイギリスのスコッチエッグも、アジア方面から伝わったもののようですね。