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南インド料理、コロンブ&マドラスビーフのミールス

2018-11-02 23:22:32 | 料理
南インド料理、コロンブ&マドラスビーフのミールスを作りました。

コロンブは、ココナッツ風味の野菜カレーで、今回はカリフラワーと茄子を入れました。
先日スリランカ風真鯛のカレーを作ったのですが、その時使った缶入りココナッツミルクがたくさん残りましたので、早めにこれを使ってと今回はインド風の野菜カレーを。
作りたてはこんな感じ。
ココナッツミルクがたっぷり入った甘酸っぱいカレーです。



今回のもう一品はマドラスビーフ、マドラス風の牛肉カレーです。
インドでは、宗教上牛肉は食べないのが普通ですが、南インドのヒンドゥー教色の薄い方面では、食べられてもいるようですね。
コロンブとは反対に、カルダモンやクローブ等しっかりしたスパイスで煮込まれ、赤ワイン煮のビーフシチューのような力強いカレーです。。
出来上がりはこんな感じ。



優しい味と力強い味、一緒に食べると丁度いいかなと、ミールス風に一皿に盛り合わせてみました。
冷凍してあった残り物のワダや、昨日の残り物野菜炒めも一緒に盛り合わせ、
また口直し用に、紅心大根のマリネとヨーグルトも付け合わせました。

食べる時最初のうちは、それぞれのカレーと野菜炒めを混ぜ合わせながら食べ、半分ほど食べた後は、さらにヨーグルトも混ぜ合わせました。
ヨーグルトが香辛料の刺激を和らげまろやかとなり、後半はすっきりさっぱりと食べられました。
さらにカレーを食べ終った後は、半分ほど残しておいたヨーグルトが口直しのデザートになりました。

大変美味しいミールスでした。
専門のインド料理店でもこれだけのものを食べられる店は少ないのでは、というほど美味しかったです。

  


因みに翌日は残り物を利用してこんな風にいただきました。



お皿の上にケールの大葉を敷き、昨日のカレーとともに、どんこ椎茸に豚バラ肉の薄切りを巻きソテーしたものを一緒に盛り付けました。
食べる時は、ケールの葉を手でちぎり、カレーと椎茸を巻いて食べました。
これが予想外に大変美味しかったです。
インドでもこのような食べ方をしているのをテレビで見たことがあるような気がするのですが、
ケールの栄養価も加わり、前日とはまた違った美味しさが味わえました。
葉を手でちぎりますので手がカレーで汚れますが、これがまたインド人になったような気にさせてくれます。
昔東京銀座のダルマサーガラと言う南インド料理屋さんで、インド人の黒人が手で上手に(当たり前ですが)美味しそうに食べているのを見て、
インド料理はやはりこれでなくてはと思ったことがあるのですが、
郷に入れば郷に従うではないですが、現地のものは現地の流儀で食べるのが美味しくいただく本道なのでしょうね。


ところで、上記最初に書いたスリランカ風真鯛のカレーをアップしていませんでしたので、ついでにここに。
先日、たまに行く魚屋さんを覗いたら、三重県答志島産の大きな天然鯛が売られていましたが、
答志島産だったら美味しいに違いないと購入、家に帰って捌きながらどう使おうかと思案。
鯛のスリランカ風カレーもいいなと、頭から尻尾まで粗も含め半身はカレーにすることに。
スリランカでは、魚料理は皮を剥いで使うようですが、鯛は皮も美味しいのでここではそのまま使いました。

味付けはインド風の香辛料の他、調味料としてゴラカと言う酸味の強い干した果実を使います。
これは一般の店で売られているのを見かけないものですが、私がたまに行くスリランカ料理屋さんの主人からもらってあったものを利用しました。
インド料理によく使うタマリンド同様、甘酸っぱさを引き出す調味料です。
この甘酸っぱさが魚料理に良く合い、大変美味しくいただけました。

 







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