エゾバイ貝

本日は、エゾバイ貝。

いつも行く魚屋で、エゾバイ貝が２０個ほど残っていたので、早速買ってきました。
以前築地に住んでいた頃は、季節になると築地市場で白バイ貝はよく見かけましたが、エゾバイ貝は見たことがありませんでした。

半分は煮つけに、あと半分は白ワインで茹で一晩そのだし汁に含ませておきました。
明日どう使おうかと思案中です。

キャベツの丸ごと蒸し煮

先日近所の縁日で直径２５ｃｍ程のおおきなキャベツを買いました。
どうしようかと思案、結局キャベツの丸ごと蒸し煮に。

十字に割れ目を入れ、そこにバターで焦げ目をつけた手羽先を差し込みました。
普通はベーコンを入れるようですが、手羽先もいい出汁がでるのでいいのではと使ってみました。
キャベツに隠れて見えませんが、人参と小さなジャガイモもキャベツの下に入っています。
キャベツの上には、トマトピューレ、白ワイン、バター、塩コショウをして、後は無水鍋で蒸し煮にするだけです。

１時間ほど蒸し煮にし、出汁も無くなりかけ良い匂いがしてきたら完成です。
無水鍋の場合、オーブンと違って外から出来上がり具合が見えませんし、完成までふたを開けない方がいいので、
匂いで出来上がり具合を判断することが大切です。
どんな料理でも出来上がると良い匂いがしてきます。これがシグナルです。

キャベツにたっぷり味が浸み、濃厚な味わいになっていればOKです。
手羽先の淡泊ですが深い味わいの出汁が効いており、いくらでも食べられてしまいます。
同時に入れておいた人参とジャガイモも十分に出汁を吸って柔らかくなっており、大変な美味しさです。
野菜の美味しさをシンプルに味わうには、ぴったしの料理ですね。

ロウバイが満開でした。

昨日の近所の神社、春を呼ぶ花ロウバイが満開でした。

甘い良い香りが辺り一面に漂い、また節分も間近、いよいよ春ですね。
今日の東京の雪も、春を呼ぶ雪ですね。こちらは雨ですが。

徳川園の冬牡丹

先日、名古屋市徳川園の冬牡丹を見に行きました。



今の季節、わが家では水仙と山茶花が庭をにぎわしており、部屋にも活けてその香りを楽しんでいますが、
まだ寒々とした季節でもあり楚々とした水仙もいいですが、牡丹のような華やかな花を待ち望む古人の気持ちもよく分かります。
わが家にも牡丹はありますが、咲くのは５月、
私も早く咲かないかなと思いながら出かけた次第です。

寒牡丹とよく言うのですが、冬牡丹とはまた違うのですね。
ここ徳川園にも寒牡丹はありましたが、豊明という種類が２本だけで、もう散りかけていました。



冬牡丹の方は今が盛りで、この日の春を想わす比較的暖かい日差しを浴び、きらきらと輝いていました。



お雛様と一緒に飾ってあるのもあり、もう節句なのだなあと気が付いた次第です。
もう数日で寒も明け、立春ですね。

しめ鯖と砂肝のマリネ

鳥取産の生きが良くて安い鯖が手に入り、しめ鯖に。
それに前日作っておいた砂肝と生椎茸のオリーブオイル煮も併せ、しめ鯖と砂肝のマリネです。
砂肝は、生椎茸、ニンニク、鷹の爪、ベイリーフ、粒胡椒、タイムも入れて低温でじっくり煮ました。
鯖は、たっぷりの塩を振りかけて２時間半ほど、その後酢で１５分ほど〆めました。

砂肝はお皿中央に、しめ鯖は周りに並べ、オイル煮に使ったオリーブオイルとレモン汁を振りかけて完成です。

オイル煮の様々な味の浸みたオリーブオイルがしめ鯖にもよく合い、１日寝かした砂肝も味が落ち着いて静かな味わい、
なぜか両者の味が違和感もなくぴったし寄り合い、大変おいしい一品となりました。