暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

家常豆腐&酸辣湯

2016-04-29 11:33:28 | 料理
昨夜の料理は、家常豆腐&酸辣湯。

先日知人から、自分の山で採ってきたと言うタケノコを沢山いただきました。
どう料理しようかと思案、取り敢えず、タケノコを沢山使う中華にしました。

家常豆腐は、揚げ豆腐と野菜をひき肉と一緒に豆板醤味で煮たもので、家常と言うから日常家で食べる家庭料理なのでしょう。
事前に鶏ガラで出汁を取ったり、豆腐を揚げたり、ひき肉を甜麺醤で炒めておいたりと、少し手間がかかりますが、
ピリッとした味噌味のほっくりした味わいで大変美味しく、私は好きでたまに作っている料理です。
シャキッとしたタケノコもこの料理によく合います。

もう一品は、鶏ガラ出汁、タケノコ、豆腐、干し椎茸、ネギと家常豆腐と同じ食材を使って丁度いいので、酸辣湯、四川香辛入りの酸味スープを作りました。
その他の食材として、手持ちのかに缶の蟹むき身や春雨も使いました。
鶏ガラ出汁にこれらの食材を細切りにして入れ、卵でとじた後、多めの酢で酸味を付け、最後にラー油を加えただけのものです。
胡椒を多めに加えて辛味を出しています。
鶏ガラ出汁は1時間半ほど蒸してとりましたので、大変まろやかな味わいのスープとなりました。

家常豆腐も酸辣湯も大変美味しくいただけました。
2品とも四川料理ですが、私の持っている本には、
四川料理は、甜(甘い)、酸(酸っぱい)、麻(しびれる)、辣(辛い)、苦(苦い)、香(香り)、(塩辛い)の7つの味が代表の味で、
これらが微妙に絡んで美味しい四川料理が生まれる、と書いてあります。
今回の料理もこれらの味のいくつかが絡んでおり、それなりの四川の味になっていたようです。






自家焙煎茶&桜餅用葉を漬けこみ

2016-04-25 10:16:38 | スウィーツ
昨日近所の雑木林風公園を散歩していて、おじいさんが盛んに樹の芽を摘んでいるのを見かけ、
山菜の芽でも摘んでいるのかと思ってどういう樹かと聞いてみたら、お茶だと教えてくれました。
こんなところにお茶の樹があるとは知らなかったので意外でしたが、
おじいさんいわく既に今年3回目位で、一番摘みは2か月くらい前だったと言います。
どうやってお茶にするのかと聞くと、蒸してもんで作るのだと、大変美味しいと言います。
それを聞いて私も早速茶摘みに取り掛かりました。

お茶の樹は天然なのか誰かが植えたのか分かりませんが、
雑木林と一体となって雑然と沢山生い茂っており、いかにも自然に生えていると言う雰囲気です。
新芽だけを摘みますので量を摘むのは結構大変です。
よもぎ摘みと似ていますね。
そこそこで切り上げて帰りました。

帰って早速インターネットで作り方を調べ、最初ですので取り敢えず一番手軽な電子レンジを使う方法で作りました。
最初蒸した後、手でもみレンジで乾燥させを繰り返し、茶葉が完全に乾くまで作業を繰り返すだけです。
完全に乾いたら完成ですが、電子レンジだけではなかなか乾燥しなかったので、最後はフライパンで炒りました。

完成した茶葉はこちら、そしてこれで入れたお茶はその右側。
出来上がったのは、いわゆる番茶状のものですが、
初めて作った割にはまずまずの出来でした。
番茶ですがフレッシュなお茶の香りに溢れ、いかにも自家製と言う趣です。
煎茶とか紅茶を作るといいかもしれませんね。



昨日はもう一つ、桜餅用に桜の葉を塩漬けしました。
先日草餅を作って大変美味しかったので、今度は桜餅と、この餅作りに適している大島桜を捜して摘んで来ました。
意外と身近に、近所の桜並木のなかに数本の大島桜を見つけ、早速その葉を摘んできて、漬物のように塩に漬けました。
漬けあがるのに1か月ほどかかるようなので、桜餅が作れるのはまだ大分あとです。




名古屋東山植物園の御衣黄桜

2016-04-24 11:12:02 | 日記
昨日は、名古屋の東山植物園へ。
園内に桜回廊と言うのがあり色々な桜が植えられているのですが、今は八重桜が満開。
かなり色々な種類のがあり、桜ってこんなに種類があったのかと驚きました。





一番立派だったのは御衣黄桜、この桜は東京神田の柳森神社に有名なのがあり、季節になると毎年見に行っていたのですが、
名古屋でも見られるとは思いませんでした。
この桜は咲き始めの頃はクリーム色ですが、やがて花芯の方から赤みをを帯びてくるようで、昨日のはもうだいぶ赤みがかっていました。



4年位前撮った神田柳森神社の御衣黄桜はこちら。
綺麗なクリーム色です、まだ咲き始めた頃だと思います。



鰯・春日子の酢〆おから寿司&鯛ごはん

2016-04-23 22:40:18 | 料理
昨夜の料理は、鰯・春日子の酢〆おから寿司&鯛ごはん。

先日の鰯と春日子の酢〆はおから寿司にしました。
丸元淑生のシンプル料理という本に、鰯のすがた寿司として、このおから寿司がのっており、これを参考に作りました。
愛媛県宇和島の郷土料理に丸ずしというものがあり、
それは酢〆した魚をご飯の代わりにおからで握り寿司のようにまとめたものらしいのですが、丸元氏の料理はそれをアレンジしたもののようです。
魚はシコイワシを中心に、その地で獲れる色々な魚を使うようです。
愛知県の渥美半島方面にも似たような郷土料理があり、こちらは鰯を一昼夜塩で〆たものを甘酢で味付けをしたおからに漬けこんだもので、
鰯がたくさん獲れた時に保存食として作っていたようです。
これは私も昨年作ったことがあるのですが、結構美味しかったです。

今回は、おから寿司の方に挑戦、鰯の他春日子が少し残っていましたので併せて使いました。
鰯は、シコイワシの新鮮なのは手に入りませんので、マイワシを使いました。
おからは、事前に鰯と春日子を3枚に卸した時に出たアラでとっておいた出汁をベースに、赤酒、醤油、砂糖で味付けしておきました。
あとは、押し寿司型を使って押し寿司の要領でご飯の代わりにおからを入れて作るだけです。
ただ、寿司型の底にも魚を敷き、おからをサンドイッチ状にしました。
出来たのはこんな感じ。



これを切り分けて、お皿に盛り合わせて完成です。



昨夜のもう一品は、鯛ごはん。
これは私のスペシャリテイで、昔は良く作ったものです。
素焼きした鯛をご飯の上に乗せ、かつお出汁で炊き上げただけのものです。
昔、東京赤坂に与太呂という鯛料理専門の店があり、そこで覚えたものです。
真鯛を姿ごと炊き上げ、身を綺麗にほじくってご飯と混ぜ合わせていただきます。
鯛から出た出汁も相まって大変美味しくいただけます。




鯛ごはんとおから押し寿司は相性もよく、大変美味しくいただきました。
おから寿司は主食と言うより、酒肴にぴったしですね。
コストはたいしてかかっていないのですが、見た目も豪華な感じで味わいも深く、何故か心豊かになる料理となりました。

残ったおから寿司は翌日にもいただきましたが、翌日の方が味がなじみ美味しくなりました。