中野笑理子のブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

読んで欲しかったなぁ

2019年08月12日 | 日記
食欲と体重が激減し6月下旬に入院して7月上旬に退院後まだ間もない母が、またもや入院となりました。
金曜日からショートステイに行っていましたが食事を1割程度しか摂取出来ず水分も1日300cc程しか飲めていないと施設から昨日の昼に連絡があり、すぐさま様子を見に行ったのですが呼びかけの反応も鈍いというより殆どなく、前回入院した病院は日曜祝日も午前中の診察をしているのでケアマネージャーさんと相談して今朝早くから行ってきました。
貧血と脱水状態が酷く肺炎の疑いもあるとのことで即入院となったのですが、点滴治療をするにも身体の負担を考えてゆっくりと少しずつしか出来ないとのこと。

こうして三連休の最終日は半日、病院でつぶれてしまいましたが、お盆休みと大型台風を控えて振替休日の今日に入院できたことはラッキーでした。
受診中も検査中も半分眠っているような母でしたが、病室に入ってベッドで眠る顔は穏やかで、ひとまず安心して帰ってきました。
ちょうど先日、見つけて買った中村吉右衛門さんのエッセイとイラストの本を病院へ持って行き、長い待ち時間のあいだ読んでいたのですが、もしも母が認知症でなければこの本を病室に置いて帰ったのになぁと帰りの電車の中でも読みながら思いました。



吉右衛門さんファンの母が元気だったら喜ぶのになぁ。
今は吉右衛門さんのことも私のことも記憶の彼方の母なのでした。



瓢貧歌 攝州歌

2019年08月11日 | 日記
昨日の一心寺へのお参りの帰り道、神戸まで足を伸ばしてエキストラ珈琲さんのドリップパックを買いに行ったのですが残念なことに本店はお休み。
しかし三宮の東急ハンズに出店していると知り、兵庫駅から三宮へ戻って無事買い物ができました。

その後は少し早目の夕食に大人の居酒屋へ寄って帰りました。
灘の銘酒が揃ったこの店、燗でも冷やでもその銘柄の一合瓶で出てきてその場で栓を開けてくれます。
剣菱の瓶に瓢貧歌という文字と漢文が印刷されていたのですが透明なガラス瓶でよく読めず、空にした瓶をテーブルに倒して読んでいたら、ご丁寧にお店の人が「良かったらどうぞ」とその歌を印刷した紙を見せてくれました。






瓢貧歌は江戸時代後期の思想家であり政治家でもあった藤田東湖が、幽閉中に剣菱を飲んで作ったものでありました。

そしてもう一枚見せて下さった、頼山陽の攝州歌。



美味しいお酒と肴とともに、楽しい勉強が出来ました。
どちらの歌も酒好きならではの素朴な気持ちが表れていて、昔も今も酒飲みの考えることは一緒なんだなぁと可笑しく楽しい気分になったのでした。

お日さんがカーッ!

2019年08月10日 | 日記
三連休初日、夫の弟の三回忌と父の祥月命日、そしてお盆の前倒しで一心寺へ行ってきました。
いつもと同じ5時半起床で洗濯や家の事を済ませて早めに家を出ましたが、午前中でも厳しい陽射し。

熱中症対策に凍らせたミネラルウォーターに首もと氷ベルト、お供えの花を持っているので日傘は諦めてストローハットを被って到着したお寺は既に善男善女で賑わっておりました。
お寺にも熱中症対策でミスト扇風機が何台も設置されているのですが、日向の下ではミストも温かく湯気を浴びているようでした。

そしてお参りを無事終えた後、買ってしまったあのお菓子
初めて食べた時は微妙な感じだったのですが、その微妙な味がなぜだかクセになってしまったのでした。
今日は遺影の前にお供えし、明日頂こうと思います。


まさに枝雀さんの「お日さんがカーッ!」なのでありました。

夕暮れの甲子園

2019年08月09日 | 日記
夏の高校野球が始まって早、4日目の甲子園。

朝の駅周辺の混雑は通勤時間とまともに被って改札に向かう歩道の上で、野球観戦のお客様を通すために地元住民は毎朝ガードマンに足止めされております。

そんな混雑する歩道の上で大きく振りかぶる投球フォームをして、歩く地元住民に腕をぶつける出場校の選手の高校生(どこの県代表かは書かないけれど)、田舎の広い歩道とは違うから気をつけてね。
そして観戦客の皆さま、どうぞ甲子園でお金をたくさん使って帰って頂戴ね🖤

そんな朝から阿鼻叫喚の甲子園ですが、試合も終わった夕暮れはキレイでした。



そして昨日の見返りにゃんこは、やはり「たっくん」でありました。
「ここに来たときはガリガリやったのに、あんなにデブリンコになりやがって!」とは食堂のお姉さんの弁。





もしやアナタが?

2019年08月08日 | 日記
あれは5月も終わる頃、お昼を食べに行く食堂のガレージに新しく住み着いた猫がいると聞いていた、その名も「たっくん」。
その後、朝の出勤時に一度だけ段ボールハウスからちょこっと出した顔を見たのですが、写真を撮る間もなく一瞬で引っ込んでしまい、以来その姿は見られず仕舞いでした。

今日も今日とてカツアゲ猫通りのコ達に給餌すべく帰りを急いでおりますと、目の前をシュッと何かが横切りました。
思わず「たっくん?」と声をかけましたが、そのまま建物の間に素早く入ってしまいました。
保護同時のたっくんはヒョロヒョロのガリガリに痩せており、同じ柄の違う猫のようにも見えたのですが一応確認のために後を追ってみました。


その後ろ姿に「ちゅ~る、あるよ!」と声をかけた瞬間のショット。
果たしてこのコが「たっくん」なのか?
この界隈の野良猫はすべて網羅している食堂のお姉さんに明日これを見せて訊いてみようと思います。