思うがままに

Step by Step

須磨アルプスへ

2008-02-02 | 山登り・ハイキング
妻は私の確定申告の整理と足の調子が悪いということもあって、今回もひとり

先週の雪山から志向を変えて、今度は我が家からも見える山を登ることにした
須磨アルプスとも呼ばれているらしいが、東山(253m)~横尾山(312.1m)~栂尾山(274m)~鉄拐山(234m)~旗振山(252.6m)~鉢伏山(248m)を六甲縦走とは逆方向に歩いた
逆方向に歩いた方が前後の登山者を意識せずに気ままに歩けると思ったからだ

山から見える人工的な景観をあまり好まない私だが、登ってみると意外や面白い所だった
それに、こんな冬でも登山者が多いことに驚いた



駐車場をどこにすべきか?とかなり悩んだ
東山への登山口と旗振山下山口の中間点ということで、奥須磨公園の駐車場(無料)にした

10:09 奥須磨公園の南口駐車場に到着 (他に中央口駐車場もあるようだ)

駐車場にあった奥須磨公園の案内板
初めて来た所だった
散歩するにはホントいいところだ!

公園内の池に写る横尾山
ここで、釣りをしていたおじさんと長話・・・ 昔はもっと荒れてたらしいが公園として整備されて綺麗になったとのこと

公園の東端にある野土池  春になれば水草が水面を占領していまいそう


10:42 もうすぐ登山口のところで「馬の背」が見えた


10:43 登山口にあった案内板

東山への道から高取山や神戸市街、垂水区山側の町並みが見渡せた




10:59 東山山頂 (出発から約50分)
山頂はベンチも沢山あるし眺望も良かった  ここで休憩する人が多かった


東山山頂で休憩したあと、いよいよ名勝「馬の背」へ
300m弱の山々とは言え、須磨アルプスと名付けられただけのことは容易に頷けた
見ているだけで楽しくなる  もちろん歩いたら更に面白い










馬の背をもっと横から見てみようと尾根伝いに南へ歩いて行った
岩は風化して足を掛けると崩れた
少しリスキーにも思ったが、行ける所まで足を伸ばした



こんな所を下って来た


12:02 馬の背と東山を振り返る 左は高取山


12:05 横尾山山頂
丁度お昼時ということもあってお弁当を広げている人でいっぱい!
なにもこんな狭いところで食べなくても良いのに・・・・

お昼か??・・・
出発から既に2時間経ってるのに、まだこんな所?? ちょっと急ごう!
「馬の背」でのんびりし過ぎたようだ

12:13 オーバーハングした木があった


12:18 栂尾山山頂

栂尾山山頂からの眺望  淡路島と明石大橋もバッチリ

目の前が旗振山と鉢伏山

須磨海岸

神戸市街


12:27 長い階段  膝に堪える!


12:44 高倉台のお好み焼きやさんでビールと焼きそばを食べる
モヤシが入ってない! キャベツが多過ぎる! さほど美味しくはなかったが腹が減っていたので取りあえず完食!
隣席はテニスあとのお昼の3人さん  ちょっとお話をさせて頂いた
今は肩の痛みで辞めているテニスだが、またしたくなってきた。。。



13:16 目の前は長い長い階段 これは膝に効いた!


13:22 長い階段をクリアーしたら「おらが茶屋」が見えた  ここからの眺望も良い


13:31 高倉山山頂 (四国キティ山岳会のプレート)


ウラジロガシの樹林が綺麗!!


13:39 鉄拐山山頂 (眺望なし)


旗振山へ向かう途中の眺望  向こうに棚田が見えた 

我が家はこの方向  ふむふむ、見える見える!


13:55 旗振山山頂の旗振茶屋

茶屋の隣に国境(摂津の国、播磨の国)


14:13 鉢伏山のロープウェイ乗り場 (神戸に就職した年に乗ったが・・・)

ロープウェイ乗り場にある展望台


丁度、神戸空港へ着陸する飛行機が見えた
そうかぁー ここからも空港が見えるわけかぁー

14:24 旗振山へ戻る時に見つけた鉢伏山山頂

山頂の端っこに須磨アルプス縦走出発点となる案内が立っていた


西部展望台からの眺望 (眼下は梅林)




下山道は梅林の中を通って行くことになった
「今年はかなり遅いですわ」と散歩途中のおじさんが話された


14:48 下山口が見え出した


そこは塩屋台四丁目だった
(五丁目に降りてくるものと思っていたが、ちょっと駐車場までの距離が縮まったようだ)
旗振山への道はいっぱいありそうだな


阪神高速の地下道を潜り抜け、次なる目的地の棚田に向かった
新しい街が出来てしまって道路は良く分からない
かなり遠回りして歩いているのが自分でも分かった

棚田を歩いたあと多井畑集落を歩いた
ここは昔ながらの集落で道は細く迷路のように入り組んでいた
雨がポツリポツリ


15:50 多井畑集落にある「松風村雨の墓」
当時、多井畑村長の美しい娘だった"もしほ"と"こふじ"に在原行平は姉を松風、妹を春雨と名付けたそうだ
悲恋物語として今も語り継がれているようだが詳細は近くの説明板に記載されている

墓から少し離れた所には、姉妹が水面に写る姿を見て化粧をしたという「鏡の井池」がある


15:58 多井畑厄除八幡宮 (日本最古の厄除の霊地だそうだ)
垂水区にも住んでいたのに、ここを訪れるのは初めて


16:18 奥須磨公園内を歩いて駐車場に到着
出発から約6時間10分


帰路をナビに逆らって塩屋の街を南下した
2号線を走ると混んでいそうなので途中から青山町へ北上したら大渋滞に巻き込まれた
昔はこの辺り一面何も無かったのに今は大きな住宅街となっていた
車車。。。


今回須磨アルプスを歩いて、これなら気分転換に持って来いの近場の山だと思った
今度は妻と一緒に登ってみよう


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