小奴可の要害桜

小奴可の要害桜は桜として県下１位の幹周の巨木で県指定天然記念物
幹周5.7m、樹高18m

森湯谷のエドヒガンを見てから、その道をJR小奴可方面に車を走らせて小奴可の要害桜へ向かった
途中、右手に巨木が見えた
私は本能的に車を停めた
その巨木が要害桜だった（もっと駅の近くの場所だと思っていたのでびっくり）

森湯谷のエドヒガンと違ってこちらは趣のある古木だ
城跡に残る桜かぁー

森湯谷のエドヒガン

森湯谷のエドヒガンは県指定天然記念物
開花時期には大勢の見学者があるようだ
今は夏
雑草の中ににょきっと巨木が飛び出ている
幹周5.06m、樹高25m

この巨木を探すのに手間取った
多分市道になるのであろうが、どこにも看板が出ていない
ある民家で場所を尋ねてやっと場所が分かった

このゲートを開けて中に進んでいく


するとすぐにエドヒガンが目の前に見えた




花のないサクラを見ても何だか侘しいだけ・・・

車に戻る途中、妻が「イチゴがあるよ！」と言い出した
野イチゴか・・・
これ食べられるんだろうか？
田舎育ちのはずの私には分からなかった

白鬚神社の社叢

白鬚神社の社叢は庄原市指定の天然記念物

帝釈始終のコナラ（日本一）・ヒイラギ

日本一のコナラがある場所は県道26号線沿いの入り口がチェーンでガードされた薄気味悪い所だった

どこかに案内板がないかとゆっくり車を走らせた
いつの間にか県道447号線との三叉路まで来てしまった
そこへある車が通りかかったので、コナラのある場所を聞いた
それがこの場所である（この辺り？）


チェーンをまたいで坂道を降りて行った
20～30mで左側に民家が・・・　一軒しかないようだ
ヒイラギ（市指定天然記念物）があった
こんな大きなヒイラギを見るのは初めてのこと




コナラは民家の前を通って行けば良いとのこと
人が住んでるのか？無人の廃屋のようにも見えるが、洗濯ハンガーがぶら下がっていたので住んでいるのかも知れない
一言声をかけて通るべきか？
私は不気味な感じがしたのでそのまま通り抜けることにした


目の前に見える盛り上がった木がコナラのようである
草むらではあるが筋状の足跡があった
私のような巨木愛好家が何日か前に歩いたんだろう



これが日本一のコナラ（県指定天然記念物）
コナラって早い話 ドングリの木
ああー素晴らしい！
おとぎの国に来たような錯覚を覚えた
この木を見ていると今にも動き出しそうな躍動感が伝わってきたからだ




両枝の格好がまるで走っているかのように見える！






落葉したコナラの写真がこのHPにあった

もう一度見てみたい心に残る巨木だった

獅子山八幡宮のイチョウ

新見市哲西町の獅子山八幡宮のイチョウは今回の旅行で最初に見た巨木であり、岡山県での最初の巨木
まだ若い木のようだ

閑谷学校の櫂の木

'05.03.27～28 岡山への1泊2日のドライブ
岡山で最後に立ち寄ったのが国宝閑谷学校だった
入り口をくぐって真っ先に視線が行ったのはやはり国宝の講堂だった
(閑谷学校は庶民のための日本最初の学校とのこと)
そして、どうも気になったのが「櫂の木」だった
それほど幹も太くなく樹高も高くなくどこにでもありそうな樹木なのに気になった
孔子を祭る聖廟への石段の両側にポツンと2本並んで立っている櫂の木
カメラが自然とその方向を向いた
岡山にも有名な巨木や古木が多いのかも知れないが、今回のドライブでは全く忘れてしまっていた
ただ観光地を巡り回っただけのドライブだった

この「櫂の木」は『中国山東省の孔子廟から持ち帰った種子から成長したもので、孔子にちなんで「学問の木」と呼ばれています』とのこと
まだ、若い木なのにどことなく風格があり歴史を感じさせるような木だった