競馬 豊作の秋？

　ミカエル華の制作も順調。週明けには完成の予定　(；・∀・)。HA-7700の修理の方は大変　(；´Д｀)。ミカエル華を作り上げた後で、広いテーブルに移動させないと仕事になりません orz

　秋競馬が始まりました。新設2才重賞のサウジアラビア・ロイヤルカップで、前走の未勝利戦を圧勝したハレルヤボーイと、新潟のデビュー戦を余裕で勝った怪物イモータルが激突します。

　イモータルの意味は「不死の」とか「不滅の」で、急逝した父マンハッタンカフェの後継馬となれるか。ただ、新潟デビュー馬は当てにならない面もあり、ここが試金石となります。

　ハレルヤボーイは、クラシック前に故障したトーセンファントムが父で、トーセンファントムはダービー2着のローズキングダムと差のない馬でした。名前の幻影のように、幻のダービー馬と呼ぶ人もいます。母がバースデイローズだったので、東京スポーツ杯2歳Sでローズキングダムとローズ対決してアタマ差負け。ただ、ネオユニヴァース系はキレがいまいちで東京向きではないのかも。

　今年の2歳馬は大豊作ですが、日曜日の東京新馬でも、ディープインパクト産駒のウムブルフがデビューします。ウムブルフはドイツ語で「大変革」という意味で、なかなか時代精神にマッチしています。母がドイツ血脈なので、スピード不足の心配もあります。同じく母がドイツ血脈の期待馬に、別の生き物と形容されるフォイヤーヴェルクがいます。意味は「花火」。短命を連想させるので縁起は悪いですけど、口の怪我でデビューも遅れています。

　夏の新潟2歳Sを圧勝したロードクエストが本物なら、有馬記念を勝っているのに種牡馬としては地味な父マツリダゴッホも評価が変わるかもしれません。スマートオーディンを出したダノンシャンティ（父フジキセキ）も世界的な良血。ここに来て、サンデーサイレンスの子供や孫が、種牡馬戦国絵巻を多彩に彩っています。なぜ今年が2009年デビュー組（前出ローズキングダムとトーセンファントムとダノンシャンティ、ルーラーシップ、エイシンフラッシュ）以来の大豊作なのか？

　ここ数年は有力馬が限られていたので、海外遠征馬が出ると国内がレベル低下した。今年の2歳馬のレベルが本当に高いと、国内G1を勝つよりも海外遠征のほうが勝ちやすいというルーラーシップ効果が再現されるかも。来年の凱旋門賞が楽しみです。なお、トレヴが負けた今年の凱旋門賞は、スローの前残りなのでレースレベルは低かったと思います。インコース有利のつまらないレースでした。

　　　　エフライム工房　平御幸