平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

名古屋作品展の報告

2013-05-20 06:15:11 | Weblog
 無事に終了しましたが、いろいろとトラブルや不安材料を抱えての開催前から、打って変わって大団円の報告をさせて頂きます。

 まず、開催二日前の木曜日、午後に軽い気持ちで駅に買い物に行ったら、降りだした雨がドンドンと強くなり、タクシーも出払って帰ることができなくなりました。降雨のリアルタイム画像を見ると、厚木周辺の地域だけが真っ赤です。女神の祟りですね。

 次の日の午後に、先乗りしてクロネコからアダム・カドモンを受け取った幹事が、アダム・カドモンが壊れていると画像をよこしました。でもこれは、死と復活の儀式のための想定内の出来事です。ところが、この同じ時間にイブである女神の精神状態が悪くなり壊れたのです。最後は半泣きでした。


壊れたアダム・カドモン(未接着で壊れるのは想定内)

 幹事は、地獄のスーパーウーファーを手抜きした、今回のサタン役。女神の方も醜いサタン役に新入りの侍女がいて、こちらから悪魔の囁きがあったのかもしれません。スワローズの畠山が奇跡の逆転満塁サヨナラホームランを放ったように、僕が仕掛けたサタンをはめる罠が炸裂したのです。

 アダム・カドモンはモーセが掲げた青銅の蛇でもあり、クイズの正解は平伏してアダム・カドモンを仰ぎ見るでした。二人の試験は合格ということで、無事に地獄から脱出成功。でも、まだ生命の樹の最下層です。基礎まで登って来られるかは本人次第。二人とも神経がorzだから…。

 参加者の作品は、画像のようにマリアの前に設置して視聴。ラファエルはソフトで上品。ラファエル・ミニは繊細さにパワーもあって、ミニミカエルよりも低音が伸びています。どちらも成功ですが、やはりバックロードホーン向きでないユニットのラファエルは不利。88ESで聴いてみたくなりました。


ラファエルミニとスーパーウーファーの上でネジを固定中のラファエル


 地獄のスーパーウーファーは、サイズの割に重低音から超低音が伸びており、先のラファエルとラファエルミニとは自然につながりました。スッタモンダがありましたが、これなら成功です。やはりスーパーウーファーの威力は大きく、部屋に置ける人にはお勧めです。

 読者制作のバスレフは板厚があり、音もモニター的で良いのですが、逆に言うと面白味には欠けます。エージングに時間がかかるメタル振動板の癖や、剛性の高いキャビネットがこなれてくるには時間が必要だと思います。五年後にはもっと豊かに響くのでは。


読者のバスレフ


読者のブラックケルビム

 最終日にはアナログのLPレコードを再生しましたが、LPは繊細な神経が要求されます。微小な世界を拡大して見る世界なので、機器も中級品以上は必要になります。感度の悪いアームに高感度のカートリッジを着けてもダメなように、あらゆるものが最も高感度のものを志向するのです。扱う人間が最も低感度というジョークでは困るのです。

 絵の方は、弟のところからコスモスの日本画を送ってもらいました。これは、弟のためではなく、三代続く婿養子という極限的なコンプレックス家庭で、小学生に上がったばかりの娘がギリギリで家庭の鎹(かすがい)になっている状況下、娘を救けるために苦労して描いたものです。最初は、背景が真っ青でブルーの家庭、そこに白いチタンを塗った出来の悪い絵があったのです。これは二枚目です。



 あとで知ったのですが、驚くことに、新築した弟の家の屋根がチタン塗装だったのです。この絵を描いたあとで、たまたま居た盛岡に皇太子夫妻が来られた時、盛岡から逃げ出そうとした僕は、盛岡駅ですべての券売機に紙幣を拒否されるという意地悪をされ、仕方なくパレードを出迎える事になります。不思議と雨が上がり、夫妻の車に会釈することができました。信仰心のない弟は、仕事で盛岡から追っ払われていましたが。

 このコスモスの絵は傑作で、淡くて頼りない色彩ですが、離れて見ると3つのコスモスが浮かび上がってきます。同じ構図で二枚追加作成しましたが、これが一番の出来ですね。せっかくだから画像データを取ってから返します。欲しがる人はいくらでもいますからね。暇な時にコピーを描いてみたいと思います。

 一日目は、スピーカー作りの基本を実演して見せました。ビデオ撮影もしたので、出来が良かったら公開しますが、製作工程の要領と手際の良さが読者とは違うのです。板を押さえたり、直角を出したりする、補助のための余り板を有効に使うのが秘訣です。

 一日目の最後は、浅田姉妹も食事したレストランで晩御飯。同時刻のスワローズは5対0で完封目前の9回にあわやの展開。日曜の晴れ予想も曇りのち雨に変わったように、このあとで女神の機嫌を損ねる事になるのですが、やはり女神に嫌われているメンバーがいるようです。女の闘いにウリは関知しないニダ クワバラクワバラ。

 参加したメンバーと幹事には感謝&お疲れ様。わざわざ来てくれた読者にも感謝。このような試みは他ではないので、出来る限り続けたいものですね。

    エフライム工房 平御幸
コメント (12)
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