私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

♪2023の幕開けはウイーンフィルのニューイヤーコンサートから♪今年は初登場曲が14曲も!

2023年01月07日 | 思うこと

毎年元旦の大きな楽しみは
ウィーンフィルのニューイヤーコンサート♪

今年の指揮者は
オーストリア出身のフランツ・ウェルザー=メスト
62歳、タクトを振るのは今回で三回目。
10年ぶりの出演。

地元オーストリア出身とあって人気が高く
それを証明するかのように
いつまでも拍手が鳴り止まないなど
会場がいつにも増して熱く盛り上がっていました。

♪。・。♫.・。♪

今回の大きな変化は
演奏曲中14曲もが初登場の曲目だったことです。
アンコールで演奏される定番曲を除いて
初めて聞く曲ばかりで興味津々な演奏会でした。

二つ目の変化は
ウイーン少年合唱団と共に
2004年に活動を開始した少女合唱団が出演したこと。
ヨーゼフ作曲のポルカ・フランセーズ「上機嫌」に
柔らかな歌声で華を添えていました。
会場の反応も上々で
子供たちも誇らしく嬉しそうにしていて
私も嬉しくなりました♪

♪。・。🐤。・。♪

今回一番心に残った演奏は
ヨーゼフ作曲の
自然の美しさを称えたワルツ「マヒワ」
森に聞こえるマヒワの歌声を水笛で表現していて
とても可愛らしかった♪

シュトラウス一家の構成は
父がヨハン
その子供たちが、長男ヨハン、次男ヨーゼフ、三男エドアルド

中でも次男ヨーゼフは特別な存在。
元々彼はエンジニアを目指しており
大学では物理学の成績が最優秀者となるなど
音楽の道を進む気はなかった。

しかし、人生は不思議なもので
兄ヨハンの代役で止むを得ず作曲したワルツが
大評判となって
とうとう音楽家として生きて行くことになったのだとか。

彼曰く
「私の音楽をただ楽しむためでなく、
人生の深みを知って欲しい」
そう言うだけあって
彼の音楽には人生の真剣さも含まれている。
そのことを知ったことは
今回のコンサートの大きな収穫になりました。


♪・。・♬。・。♪


コンサートの合間に説明されるこうした事柄は
私の大きな楽しみになっています。
来年のニューイヤーコンサートはどんなことが分かるかな。
今から楽しみ楽しみ~♪





コメント (10)
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