江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

江別カルタ⑨ 「り」の句!

2016年10月24日 | 江別カルタ詠み句と取り札

 このたび、江別カルタ⑨ 「り」の句をご紹介いたします!


  陸橋を
  渡る石炭
  比羅夫号


 明治13(1880)年、北海道開拓使は、幌内鉄道の建設に着手しました。
当時の基幹エネルギー・良質の石炭を幌内炭鉱で採掘し、手宮港から積み出す手段でした。

 鉄路が野幌の原始林を直線的に横断したため、途中深い峡谷にかかっている木橋を渡ることになりました。
これが、野幌の陸橋で、現在の大麻<おおあさ>西公園付近に当たります。

 この時、機関車や客車は、米国から完成品やキットの形で輸入しましたが、やがて手宮工場で生産を行うようになりました。
広いカウキャッチャー(排障器)と煙突の形に特徴のある機関車は、「義経」・「弁慶」・「光圀」・「比羅夫」・「信広」・「静」と名付けられました。



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註 :江別カルタ解説書「り」の句より引用
写真:江別カルタ「り」の句詠み札と取り札


   

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