やはり、奥行と学びが足りない部分が浮き上がって来た。先週、無償配布された、
JRAオリジナル壁紙カレンダー・11月版 去年ジャパンCのレース写真
このレースが 6番15番 で決まり、これが日付に転用され、6月15日。今年のこの日付に行われたレースが注目であることはわたくしも承知していた。
そして、無論、それは
2016年 6月15日 プリンス・オブ・ウェールズ ステークス アスコット競馬場
無論、当時世界ランク1位。エイシンヒカリ 武豊 が勇躍、日本馬としてチャレンジした、英王室主催の競馬ミーティング、ロイヤル・アスコットの中の重要な一番である。そして、前走、仏のイスパーン賞の10馬身差の圧勝に対し、このレースでは、6頭立て最下位に沈む。
このゼッケンが 1番 エイシンヒカリ そして、レースがプリンスのレース。云うまでも無く、プリンス・オブ・ウェールズとは、英皇太子。現在で云えば、エリザベス2世の長男、チャールズ皇太子を指す。
この日付の指定、このプリンスのレースの1番での不発。これを前提にわたくしは、
先週 菊花賞 1枠 1番 カフジプリンス
今週 天皇賞 1枠 1番 エイシンヒカリ 武豊
この配置が創られた、と見做した。そして、この1頭の発射を当初疑ったが、正解は、実に
6月15日 プリンス・オブ・ウェールズ ステークス
1着 馬番 2番 マイドリームボート カービー
2着 馬番 6番 ファウンド ムーア
(6頭)
実はこれが、6頭立て 2番 6番 = 換算 8番 12番 今日の、紛れも無い日本の天皇賞・秋の正解だったのである。
10月30日 第154回 天皇賞・秋
1着 5枠 8番 モーリス ムーア
2着 7枠12番 リアルスティール デムーロ
(15頭)
同様に、1番 エイシンヒカリ 12着 に沈む。
11月カレンダーの極意は、6番15番のレースを示し、6月15日のアスコットの競馬。これと同じ 換算 8番12番 を買え、この指示だったことが判明する。
この読みが偶然でなく、間違いなく向こう(=JRA演出側)の意図である証拠に、今日当日の 京都6R 次の予告レース
本日 京都 6R
1着 5枠 8番 ビーカーリー
2着 7枠12番 ゲンパチケンザン
(15頭)
何故、これが天皇賞当日に、先がけて行われた、天皇賞と全く同じ 枠連 馬連 この予告レースだったのか。
このレースの勝ち馬 ビーカーリー これが、上記プリンスオブウェールズのレースの勝利ジョッキー、アダム・カービーと酷似。
アダム・カービー 騎手
ビーカーリー 今日 京都6R 勝馬
ビーカーリーを勝たせ、そのレースで カービー騎手 が勝利したレースと全く同じ 馬番 8番12番 の完全予告レースを当日やってのける。作為そのもの。
この類似で合致。予告レースと為した仕掛まで解かる。
そしてそもそもの、わたくしの勉強。知識としては承知していたが、探求が足りなかった。
何故、エイシンヒカリ が プリンス・オブ・ウェールズ のレースで惨敗したのか??
このルーツ、根拠への問い詰めが足りなかった。わたくしも、著名な、ノーベル文学賞を受賞した政治家、大戦時代の英国指導者、ウィンストン・チャーチルの「第2次世界大戦史」で、承知はしていたが、援用、事前の連想が足りなかった。御存じない方の為にも戦史を紐解き、お話しする。
実は、英国の大戦史に残っている実在の戦艦で
プリンス・オブ・ウェールズ 戦艦
これが存在していた。実に、キング・ジョージ5世級の2番艦だと云う。これを向こうが想定していた証しが、菊花賞の1枠
1枠 1番 カフジプリンス
1枠 2番 ジョルジュサンク (仏名 英名では ジョージ5世)
この同居である。ただの、プリンスとキングの同居ではなく、戦艦プリンス・オブ・ウェールズを想定した同居だった。
そして、太平洋戦争開戦直後、1941年12月10日、日本海軍により、この艦船はマレー沖で撃沈、沈没しているのである。
皆様、我われは戦後民主主義教育下で育ったので、日本軍が如何に強かったか。これに就いて詳細を教わることは控えさせられていた。逆に、もしそのような教育が行われれば、近隣諸国から睨まれた。
想像してみて頂きたい。真珠湾奇襲、開戦からわずか2日後。英国艦で「皇太子号」が遠い、東洋に出撃中、撃沈される。チャーチルがこの時の衝撃を著書で語っている。
この日付 12月10日 これまたわたくしの追求が及ばなかったのが悪い。
今週該当、11月号『優駿』59ページ。この秋のスプリンターズステークスの直線写真。何故ここに、4着に過ぎない 3枠5番 シュウジ この姿が写っているのか。
寺山修司 1935年 12月10日 誕生
この シュウジ を通し、この12月10日の歴史。プリンス・オブ・ウェールズ号の日本軍による撃沈と云う史実。これに行きつかせたい、向こうだったらしい。11月号巻末で言及されている、ノーベル文学賞も、このチャーチルの著作を、想定していたものであることは間違い無し。
そしてそもそも、何故、前走の圧勝で人気を一身に背負う、エイシンヒカリ この日本馬がこのレースで勝てなかった理由は、明らかである。
英皇太子(プリンスオブウェールズ)を撃沈させた日本の国の馬が、
プリンス・オブ・ウェールズ ステークス で勝たせてもらえる訳が無い!
しかも、女王陛下初め、英王室のメンバーの見守る面前でである!
これが歴史的必然の帰結であったのである。これを踏まえ、考えねばならない天皇賞・秋だったのである。
この、アスコットの舞台と同じ 1番 エイシンヒカリ 結果はやはり同じ撃沈で、英皇太子ステークス と同じ、換算 8番12番 で今日の天皇賞は決まった。
そう言えば、別に散りばめられた布石。
東京競馬場、天皇賞のファンファーレは、航空自衛隊中央音楽隊である。これは、暴言だと云われようが、今日のレースが日本軍と関与することを前提とした、ファンファーレ奏者である。
事実、『優駿』該当ページで間接提示された、寺山シュウジの誕生日の出来事、日本海軍の壮挙がルーツとなっていたレースであり、惨敗劇でもあった。
そして、新潟では先週だが、アルビレックス新潟 の選手を登場せしめたが、これが アルビレオ と云う、岡部幸雄引退記念を2005年に勝った馬を指して居り、そのレースが 枠連 5-7 で、今日の天皇賞への布石だった。
兎も角、最大のテーマは、戦争史を踏まえた、今日の競馬を通した、両国の親善友好であり、
英皇太子号 を撃沈した日本代表馬、英皇太子レースで敗れ、今日も敗れる。
英皇太子号レース、そのまんま 8番12番 を日本の天皇賞・秋で上演し、勝利騎手も英国人ムーア
この歴史的根拠が、1941年12月10日、寺山修司6歳の誕生日当日の マレー沖の撃沈劇に基づくことを、先週菊花賞の1枠作成時点から前提・造型し、現在の両国の友愛の間柄を、天皇の名で謳い上げる。
現政権の外交当局にも到底及びもつかない、競馬親善外交である。
背景に横たわっていた、英国の巨匠デビッド・リーンの映画
『ライアンの娘』 音楽 モーリス・ジャール
主演女優、サラ・マイルズ(SARAH MILES)だからこそ、モーリスが国際的なマイル王と呼ばれる活躍を為したのだ、と今日の情報中で力説申し上げたが、物語で、このサラ・マイルズ扮するロージーを助ける夫、ロバート・ミッチャムの演じた役柄名が、チャールズ・ショーネシーである。
映画冒頭、結婚前、二人が浜辺で出会い、挨拶する。「こんにちは、ショーネシー先生!」
チャールズ が徹頭徹尾テーマのレースだった。お後がよろしいようで。
現役のチャールズ皇太子。第21代プリンス・オブ・ウェールズでいらっしゃる。
御登録お問合せ先
sir_delacroix@yahoo.co.jp まで
『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さいます様。
隔世の感、一大国の首相から一介のシンガーソングライターに、ノーベル文学賞受賞者が転ずる。