己の勉強が足りなかった。いや、本音で申し上げると時間が足りない。
出馬表が出てから24時間内外で、36レースある1日のレース総てを解明することは困難で、勢い、皆様方の期待が大きく、注目度の高いメイン重賞に力点を置くことは当然だ。GⅠレースならばなおさら。
直ぐ次の一致には気が付いたが、終わってみれば明瞭な事実も、気配り、踏み込んだ考慮、深慮が行き届かない場合は多い。
ヘイリー・ターナー WASJ英国代表 欧州女性騎手トップ
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 英国ロマン主義画家
近代の英国ではコンスタブルと並ぶ巨匠。独特の光の表現は、余りにも印象的で、英国でも人気随一と云える画家である。わたくしは英国留学経験があり、しかも、テムズの畔、テイトギャラリーでターナーの講座も受講したことがある。なのに、勉強したことを駆使し切れなかった。と云うよりも、連想を働かせ切れなかったと云える。
1775年4月23日 ウィリアム・ターナー 誕生日
同じ誕生日は シェイクスピア そしてこの日がイングランドの守護神、聖ジョージの日 でもある。だからこそ、
昨日 日曜札幌
10R WASJ 第3戦
8枠13番 ジージジョージ ターナー騎手
8枠14番 オリエンタルサン
11R 第10回 キーンランドカップ
8枠15番 レンイングランド 10番人気
8枠16番 トーホウアマポーラ 9番人気
これだけ8枠に並べば、ターナーのジョージ馬。しかもターナー生涯のテーマだった太陽光と同居した上、この10Rの8枠が不発ならメイン キーンランドカップ この8枠のお膳立てであることを読み取らねばならない。ジョージとイングランドで、ウィリアム王子の次男ジョージ王子は浮かび上がったが、ターナーへの踏み込みが足りなかった。これも競馬のことばかり考え、ターナーの名作を思い浮かべるこころのゆとり、時間に迫られている強迫の思いなどで、美を愛する探究心、波濤の上にも確かに輝く陽光を思う、思いの広さ、深さ。これが欠落していたからだ。
このお膳立ての上、メインの8枠を告知した果てに、札幌最終で欧州一女性ジョッキー、ヘイリー・ターナーが勝つ。無論、英国よりの女性使者。この昨日日曜札幌最終が、この秋のエリザベス女王杯の予告でない訳が無い。
ターナー騎手、32歳。TV東京の前日土曜中継では、武豊がインタビューで、綺麗な人ですよ。と、この英国で年間100勝以上を挙げた名手を褒めていたが、30代のおばはん、興味ないわ、と片付けた我が身の愚かしさを笑う。豊の言う通りだった。ごめんなさい。
超古馬牝馬を相手にする武さん同様、熟女に惑うこころ。もう一度取り戻し、今日からまた力強く生きていく覚悟のわたくしである。
コンスタブルの田舎風景、荒れ野の静けさも素晴らしいが、ターナーコレクションは圧倒的であり、瞬間を永遠に切り取る絵画の極致の一つである。
競馬で勝ちたければ、美を愛し、学を愛し、女性を愛し、酒も愛さなければならない。そして、谷井選手メダルなら、そういえば、前にキーンランドでタニノの馬で凄いことがあったな、と直ぐ思い出さねばならない。
競馬は歴史を繰り返すゲーム。歴史の記憶、データ、印象や思い出と無縁ではなかなか勝てない。だからこそ、長らく負の歴史を背負う競馬ファンには、勝つ余地が十分なのだから、必ずわたくしのお話は味方になると信ずる。
第35回 新潟2歳ステークス わたくしが申し上げていた連動は34年前のレースだと申したが、きちんとそのまま 枠連 1-7 2番13番 1着も2着もぴたり同じだった。偶然一致しているのではなく、意図的に反復しているからだ。
今週の3重賞。3つとも連動レースを把握しており、
札幌2歳ステークス 11年連続 過去15年で14回
小倉2歳ステークス 12年連続 過去15年で14回
新潟記念 過去19年で17回 過去11年で10回
これらが材料として揃う。特に新潟記念は、過去11年でただ1回の例外も、その連動レースの勝ち馬がそのまま出走、馬券になっているのである。明らかにこの連動対象のレースが新潟記念と関連付けられている証しであり、これまた作為として、ある意味サービスとしてJRAが行ってきているものである。
新潟記念、既にわたくしは枠連4点のどれか、と云うところまで絞っている。
都内、東京都美術館では 二科展100年展 か。出掛けて勉強を積むべきだろうな。
新潟競馬場50周年の記念の年、最後を飾る新潟記念。あのオフサイドトラップの年のように、ここから秋の大舞台で炸裂する大物が出現する可能性が高い。
今週から年末有馬記念、明けて翌週東西金杯の週までの、御優遇御登録。秋のGⅠシリーズを通した期間、サービスでお受け致します。
年間御登録は来年の新潟記念までお受け致します。
リサ・オールプレスさんにヘイリー、3人で銀座のオーセンティック・バーあたりで飲りたいな。まあ、関係者に直接接触することは、わたくしの立場では無理だろう。