覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

ディープの位置は

2005年05月24日 20時13分05秒 | Weblog
 7枠・・・ 私の見立てはそうだ。無論様々の検討要素があり、その中から、妥当性が高い、いや幾つかの必然を満たすべきものでなくてはならない。
 7枠・・・ 再び、皐月賞に続き、ディープインパクトはここに入る。そう判断する。これだけの大レース、枠順が発表になっておたおたするようでは埒が明かない。そしてもしその通り発表になったら、この馬の人気をもし信用するとするならば、相手は今ある枠が有望と絞れて見えている。仮に7枠に入らなくとも、ダービーに対する闘志が萎えるわけではないが。


 第72回ダービーとて、例えば枠連の目は過去これまでのどのレースかと同じだ。無論これと同じと、容易且つ安易に教えてくれる訳もない。そこに辿り着くのには、骨折り、探索、思い切った深読み、そして深読みなら深読みに終わらぬ、妄想なら、打ち捨てられるべき客観視に堪えない個人の好尚、引き寄せ過ぎの破棄など、毎回のレースの後検討と共に正視感覚を取り戻すことで、保持され涵養可能のものと信ずる。


 何故7枠なのか。それは、例えば「優駿」6月号付録DVDを観れば、オペラオーの紹介という、今月に敢えて何ら必然性が感ぜられないものほか、特集されたものの集まりに妙に4枠絡みのレース映像が多いことなども認め踏まえた上でのことなのである。


 ま、7枠にディープインパクトが入るという馬券を買う訳では無し、"好み" に過ぎぬと思われる方には、枠順発表前のたわ言だろう。それよりも調教や、関係者コメントを追うべし、というのが一般ファンだろうが、それらは全て、レースを前提して述べられ発信されているものなので、本音ではなく、セリフなのだ。レース後のコメントとて同じで、幸四郎の逃げは絶妙だった、とか、あそこで馬体を寄せられなければ勝ち負けだった、など、終わっても真実が語られることのない舞台上のものなので、私達が見るべきものとは違うのである。

 これまでのところ見つかった全体を見て思う。いやそう観るのが普通だと思う。ディープインパクトは再び7枠に入る。そう結論付けた上で改めて疑う。急に予期していたと全く異なるものを突きつけられてうろたえぬ為に。
 去年の今頃のように、「キングが6枠12番に入ったら、疑い無し。多分そうなる。」と、3年前の例のものから断定できれば好いが、3連複を勧める競馬マスコミ、煽られる世論を見るにつけ、シンプルな投票が基本であることを忘れまい。シンプルな投票とは、なるべく当たり馬券ゲットのため極力無駄な外れ馬券を買わない投票術のことである。
コメント (1)
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トウカイ

2005年05月24日 14時27分37秒 | Weblog
 もう皆さんも御承知また、憤慨とまで行かずとも、よく遣るよ、と呆れ顔で眺め返されたであろう、先週の東海ステークス。オークス一色にこころが染まるとき、ど真ん中は打たれまいとの、向こうの思惑、これをサービスと受け止めるのにはまことに苦い心を要するが、話題の横山の(当然やらせの)降着レース、メインまでまだゆとりのある東京の9R

5月22日東京9R

6着 6番 トウカイハッスル 田中勝春
7着 1番 トウカイトニー  横山典弘 (2着から降着)

   9頭立て

 この6番と、9頭立て1番(めぐって10番)が、東海ステークスの1、2着をそのまま教えるというあられもない出来事と、ダービー アドマイヤジャパンの鞍上問題。

東海ステークス

1着 5枠10番 サカラート
2着 3枠 6番 スターキングマン

 の 馬連 22870円 だが、この6番の狙い澄ますべきビッグタイムゼッケンは、この御馳走でオークスの11番消去を恭しくも突きつけてきた。ご紹介通り、過去皐月賞の日に、全てのメインゼッケンをビッグタイムで飾るという度肝抜きもあったが、これも仕掛けの内で、向こうは大胆不敵、綿密繊細を極め、もう、予めこうすると決められた謀(はかりごと)=ビッグタイム を融通無碍に操って演出する。多くの競馬大衆の知らぬ内のこの闇から闇のドラマの一端を捕捉することが時に大勝ち、常に悠々たる競馬キャリアとなる。(中略)


 横山の消えた日本ダービー、何が待つか。

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