青森には森林博物館があります。
この建物は 設計/ 久留正道 建築 /成文組
1908年(明治41年)に青森大林区署庁舎として建設され、その後1924年( 大正13年)に青森営林局と改称されたものです。
私の母方の祖父がこちらに勤めておりました。
近くに官舎があって、そこで生まれたと聞いておりますので、私は相当に木に縁があるようです。
1979年(昭和57年)に森林博物館として開館したのだとか。
森は 四季それぞれ
いのち 溢(あふ)れるところ
草木禽獣(きんじゅう)虫魚の国 そして
人間のふるさと
北国の厳しさに 耐え
はるか 太古の恵みを
いまに 齎(もたら)す
一日 この清冽(せいれつ)の気を浴び
青都の未来を 思う
こゝに森林博物館を置く
扉を開けば そこが森である
青森市長 工藤 正
規七郎という名前で兄弟の7番目のだったのでしょうか。
小学校か高等小学校の学歴で給仕のような仕事から青森営林局の課長までになれたようです。
甥や姪、あるいは部下の面倒をみたりして
祖母とけんかになったりしていたようですが、公務員としてけっこう充実した暮らしができた?
昔は、学歴がなくてもささやかながら出世の道が開かれていた?
三浦雄一郎さんのお父さんとは官舎で近くだったそうです。
藩政でも重要視されていた林業はそういう働きがあった?