8月の中ごろ、ママが仕事で出張だというので
孫が長男であるパパと一緒に2泊していきました。
3歳の女の子です。
葉の形など植物に関心があるようでした。
「あの実は何の実?」 と聞かれたんですが、まだ小さかったのか
私はどこにあるか見つけられず答えられませんでした。
先日ちょうど窓の真ん中にダイダイの実を見つけました。
昨年たくさんの実をつけたので、今年はあまりありません。
けれども窓の真ん中に。
寝たきりになった主人が鏡を使いながら眺めていたダイダイの実です。
リフォームで窓の形が変わり、その窓から孫がダイダイの実を見つける・・・
主人が亡くなってもう10年になります。
その間に、私の両親、主人の姉が亡くなりました。
コロナ禍もありました。
戦争の気配に何がどうなっているのかと、あれこれの本を読みまくり
あっという間に時間が過ぎました。
静かなこの部屋で歴史の本を読んだりすると
若いときには想像もつかなかった複雑な時間の流れといったものを
感じたりします。
また先人たちが苦難をどのように乗り越えていったかを
知ることで大いに励まされることがあります。
はじめは友人・知人を招いて賑やかに時間を過ごすつもりだった
のですが、コロナ禍のせいもあって自分のための図書室に
なっております。
今年の1月1日に能登地震が起きて、情報収集のために
インターネットの時間が増えてしまいました。
スマホは電話機能だけにしていますので依存症にはなっていませんが
スマホ依存症になっている方は早めに対策を。
ただこのように木が茂っていて
午前中はクーラーなしで済みました。