椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

10月の青森 その3

2017-10-21 19:08:00 | 高齢化社会
昨年6月に父が亡くなり、しばらく独り暮らしをしていた母は、今年6月から高齢者施設のお世話になっております。


職員の方たちによくしてもらって、食事もおいしいとのことです。

外の美容院に出かけたり、弟夫婦と外で食べたいものを食べたりができますが、家での気ままな生活が懐かしいようです。

この施設への入居に先立ち、急に椅子から立ち上がれなくなって病院に入院することになりました。
そのときに、ずっと精神科のクリニックに通院して飲んでいた睡眠導入剤と睡眠薬をやめたのですが・・・

高齢のための認知症の初期なのか、長年飲んでいた薬を急にやめたためなのか、施設に入居後、9月の下旬から被害妄想的な症状が出て不眠気味になったと弟から聞いて、様子を見に出かけました。

ケア・マネージャーさんとお会いし、病院の主治医の先生にもお話を聞いてまいりました。
会ってみると、母は元気で食欲もあるようなので、不眠になったときに睡眠薬をもらうことで、様子を見ることにしました。


開業医の先生方と病院の先生方の分断みたいなことが感じられました。
以前なら開業医にも入院設備などがあって患者側からすれば安心だったのですが、病院の先生方は、開業医は夜中や入院の対応をせずに、自分たちがその苦労を押しつけられているという不満がある?
確かに、病院の若い先生ほど、過重な負担となっているのではないでしょうか。
医師の過労死は報道されることはない?

また、母の話から、ジェネリックの睡眠薬では、今までのものと効き目が異なっているのではないか、という疑問もあります。

高齢化社会での医療はどうあるべきか、さまざまな視点からの議論が必要ではないでしょうか。