何年かぶりに上野松坂屋(といっても駅は銀座線上野広小路なのですが)に寄って見ました。お昼を食べる店を探すのも疲れたので、デパートの食堂ならまあ、当たり外れもないだろうという甘い考えでした。
前回は気がつかなかったのですが、入ってびっくり、昭和30年代にタイムスリップしたみたいです。
まず、エレベーター。位置を示すインジケーターが、アナログの矢印です。いったいどこと連動して動いているのでしょうか。おまけにM2中2階というわけの分からない階があります。
ところが、他の階はもっとすごい時計のようなのがついているそうです。確認すればよかった。
建物が古いから、当然といえば当然ですが、売り場の雰囲気ももろ昭和30年代、オールウェイズ3丁目の夕日なのです。
おまけに節電で売り場が薄暗く、「あのころはみんな貧乏だった」をそのまま表したテーマパークのようでした。
本館7階の洋食レストランに向かうと、仰天。昼の定食が2,000円とか3,500円とか。だれがデパートの大衆食堂で、そんな高いもの食うんだよ。「みんな貧乏」の雰囲気はどこへいったんだ~。早々に退却、南館7階のファミリーレストランに向かいました。
和洋中何でもそろうファミリーレストランはもろ昭和30年代。ウエイトレスさんやウエイターさんも年季が入った人をそろえ、コスチュームもコスプレみたいです。机や椅子も社員食堂の方が豪華かなという感じの質素なもの。食べたメニューの味も質素でした。これは、この雰囲気を味わうつもりで来ないと、訳の分からない世界ですね。十分レトロな雰囲気を味わって新宿に向かいます。
新宿といえば、行く店は決まっていて、デパートなら京王デパート、ブランドものならコメ兵、昼飯なら天ぷらつな八です。特に食い物は新宿にうまいものなし(渋谷は更に、下北沢に至っては最低)で、他の知らない店にいって何度かぼったくられて至った結論です。
本日は妻が時計が欲しいというのでコメ兵です。妻が言うには夏にはめられる白い皮ベルトのエルメスみたいな時計が欲しいとのことでしたが、エルメスみたいじゃなくて結局エルメスが欲しかったようで、定番のHウォッチを買いました。
エルメス HウォッチSSカワ クォーツ |
うわっ、クォーツでもいい値段するではないですか。しかし、そこは、動揺を見せずにカードで一括払いです。まあ、このところコンピューター、バイク、自転車と自分の欲しいものばかり買っていたから、ここで、罪滅ぼしです。考えて見たらバイクは妻がお金出してくれたんだ。仕事で苦労している妻へのご苦労さんショッピングでした。
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