『免震装置は、自動車のタイヤと同じ、アホどもが大騒ぎしすぎ!!』
タイヤメーカーとしては、ブリジストンと比較すると、明らかに劣勢な、東洋ゴム工業
は、『ビルの免震装置』も作っています。
その免震装置の性能を、『国土交通省』に届ける時に、東洋ゴムの子会社が、チョンボ
して、『性能評価書を適当に記載した!』と言う事件です。
…その前に、『免震構造の建物』
が、如何なるものか、解説したいと思います。
『免震構造の建物』は、基礎と完全に繋がっていないんです。
基礎と、その上の建物の間には、『免震装置』があります。
そして、免震装置内部の、積層ゴムが滑る事で、上物の建物が、ゆっくり移動する様に
なっています。
『免震構造の建物』は、建物と言うイメージよりは、停車中の自動車に近いイメージです!
なぜならば、自動車も、地面には固定されて居らず、タイヤやサスペンション、それに、
ショックアブゾーバー等の、衝撃吸収機構があり、この自動車の衝撃吸収機構が、免震
装置と、同じだからです。
…今回問題になったのは、自動車のタイヤにあたる部分です!
免震装置も、自動車のタイヤと同じ『合成ゴム』で作られていますから、時間と共に劣化
して、『定期的に交換しなければなりません。』
『今回も免震装置を交換しておしまい!』
なのです。
『性能偽装より、劣化が怖い!』
のが、免震装置なのです。
『アホな評論家は…』
『東洋ゴムの免震装置が原因で、建物が倒壊する様な事を言って居ますが…』
『アホ評論家は大げさです!』
今回の事件は、免震装置の性能が、若干劣っていただけで、さほど問題はありません!
先ほど、『免震装置は車のタイヤにあたる』と、申しましたが、今回の事件の場合を、
タイヤに置き換えてご説明すると、非常にわかり易いです。
つまり、安物のタイヤを売ってしまったので、少々乗り心地が悪いだけ!
今回の事件の起きた背景には、『企業責任』の問題の前に…
『国土交通省の馬鹿役人』
が、今回の事件を生み出したと、言っても過言ではないのです。
『書類が揃えば良い馬鹿役人』
が、何が安全で何が危険か分からずに、『ろくに思考出来ない官官頭』で、『適当な基準』
を作って、『これで安心!』と、思って居る
所に、この事件の本質があるのです。
『馬鹿役人もアホ評論家も…』
しばらくは、東洋ゴムを責めるでしょうが、本当に、今回の免震装置が安全か否かの判定を
出来る人が、誰も居ないと言うのが現実です。
『人は、国の基準が守られれば、安全だと勘違いします!』
…では、阪神大震災で倒壊した、『高速道路』は、どうだったでしょうか?
『国の基準を満たして居ました!』
…では、阪神大震災でボロボロになった、『耐震建築マンション』はどうでしょうか?
『これも、基準を満たしていました!』
…福島で炉心融解した、東京電力の原子炉は、どうでしたか?
『もちろん基準を満たしていました。』
『なのに、役人は切腹して、国民に謝罪しましたか?』
『規制するだけで、問題が起きたら逃げる役人こそ、斬首すべきなのです!』
今回の東洋ゴムの一件は、本来なら、ラジアルタイヤを納品すべきなのに、ノーマルタイヤを納品した程度の罪なのです。
『ちゃんと、杭を入れても、建物が揺れるのは、地盤に問題があるから!』
よく、『3階建て住宅は良く揺れる!』と言う
人が居ますが、『3階建てだから』ではないのです。
『そもそも、地盤に問題があるから!』
なのです。
先日、訪問させて頂いた、『鉄筋コンクリート造3階建狭小住宅』も、長年
『建物の揺れ』に悩まされているそうです。
特に、『狭小住宅では杭を入れても、揺れる場合が多い』のです!
しかも…
『この狭小住宅は、一級河川のすぐ側に建っていました!』
と言う事は…
『縄文時代は、そのあたりは、海!!』
だったので、地下には、『分厚い砂の層』が隠れています。
『本当は、この様な土地を買ってはダメです!!』
土地代が易くても、後で、高い物につきます。
『河川の側の土地は、買ってはいけません!』
『ついに、恐れて居た事が現実になってしまった!!』
皆さんは、『消費税増税』で慌てて家を新築しませんでしたか?
『実は、今、大変な事が起きてます!』
この時期に建築された家に、次から次へと『欠陥が報告されています!』
『実際にこの時期の建築は危なかったです!』
『道路工事業者が、家の基礎をつくる事も…』
『静岡にある、ドラム缶の家のユニークさ!』
静岡には、元大学教授が設計した、『ドラム缶の家』なる家が存在します。
これは、別に、『ドラム缶』で作った家ではなく、見た感じが『ドラム缶』なのです。
全体像は、『円筒を寝せた形』と、言えば、お分かり頂けるでしょうか。
…今の家は、ほとんどが、『柱と梁』を基本にし、それらの構造体を、土台で基礎に
ボルトで留めた構造です。
実は、これが、一番、『地震に弱い構造』
でもあるんです。
もし、家を、『大地に固定しない』構造にして、
『揺れで転がる形』にしたら、どうなるか?
…そう考えて、設計されたのが、『ドラム缶の家』です!
これは、今の『免震構造』に近い考え方です。
『日本人は、何故、地震に弱い家を建てるのでしょうか?』
『TVは、弱い者の味方のフリをして、実は、視聴率が欲しいだけ!』
私は、以前は、TVやそれ以外のマスメディアにも協力していました。
しかし、今は、『あらゆる取材を断っています!』
なぜなら、『特にTVは、情報捏造が多い!』
からです。
TVではありませんが、『朝日新聞が、ありもしない、従軍慰安婦問題』を、
しつこく、書きました。
そして、『誇り高き、ヤマト民族』である日本人に、辱めを与えようとしました。
実際に、『朝日新聞の捏造記事』によって、先進諸国から、日本は非難されました。
こんな、マスメディアによる『情報操作』は、朝日新聞だけでありません!
『TVだって、似た様な情報操作』
を、しているんです!
…もし、ある建物を、建築主が、『欠陥だ!と、騒いだとしましょう。』
すると、TV局は、『良く確認もせずに』
一方的に、『建築業者を悪者』
にする番組をつくります。
もし、真実に沿って、『欠陥と言われた建物が、実は欠陥で無かった!』と、
真実の報道をしたら、『番組として面白くありません!』
ですから、TV局は、番組を面白くする為に…
『大げさに騒ぐ人達を取材します!』
そして、彼らはこう言いきります…
『きちんと、取材しました!』
しかし、『片方だけの意見を取材するのが、報道のやる事でしょうか???』
私の知る常識では…
『情報操作とか、捏造報道と呼びます!』