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欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『ドラム缶の家』…何故日本人は、地震で壊れる家を建てるのか?

2015年03月09日 09時25分26秒 | 建築のうんちく




『静岡にある、ドラム缶の家のユニークさ!』



静岡には、元大学教授が設計した、『ドラム缶の家』なる家が存在します。

これは、別に、『ドラム缶』で作った家ではなく、見た感じが『ドラム缶』なのです。



全体像は、『円筒を寝せた形』と、言えば、お分かり頂けるでしょうか。



…今の家は、ほとんどが、『柱と梁』を基本にし、それらの構造体を、土台で基礎に

ボルトで留めた構造です。



実は、これが、一番、『地震に弱い構造』

でもあるんです。



もし、家を、『大地に固定しない』構造にして、

『揺れで転がる形』にしたら、どうなるか?



…そう考えて、設計されたのが、『ドラム缶の家』です!



これは、今の『免震構造』に近い考え方です。

『日本人は、何故、地震に弱い家を建てるのでしょうか?』



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