東京 川辺の桜

2017年03月31日 | 東京のお散歩
東京都内を流れる一級河川の岸辺には、桜並木が整備されている事が多いです。

荒川、隅田川、石神井川、神田川、目黒川などは、有名な花見スポットも多く
これからの季節は混雑が予想されます。

このブログでも、川辺の桜の定番スポットや、穴場を
少しずつ紹介していきたいと思います。

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東京・桜の名所 千鳥ヶ淵

2017年03月30日 | 東京のお散歩
千鳥ヶ淵は、江戸城築城の際に、局沢の谷を現在の皇居乾門付近で埋め立て
田安門と半蔵門の土橋で堰き止め、江戸城内の飲料水確保の為に造られた濠です。

現在は、代官町通りで半蔵濠と分離されていますが、この辺りが中世以前の谷底で
江戸城普請前は、ここから乾門で右に折れ、現在の乾通りを通って日比谷入江へ
局沢川が流れていた事が、首都高速工事の際の発掘調査で判っています。

千鳥ヶ淵の桜は、明治二年に招魂社(現在の靖国神社)建立に際して
有志が桜を献納したことに始まり、英国公使館(現在の英国大使館)前に
アーネスト・サトウが明治十四年に手植えをし、その後に東京市が整備し
昭和五十四年の千鳥ヶ淵縁道整備まで、連綿と桜並木整備を行ってきた成果です。




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番町

2017年03月29日 | 東京のお散歩
天皇陛下の通用門である半蔵門の門前の町、番町。
もっとも、番町という正式な地名はなく、一番町から六番町までを
総じて番町と呼んでいます。

江戸時代に、将軍を直接警護する旗本「大番組」を住まわせ
一番から六番までに区画した事から、この地域を番町と呼ぶようになりました。
(江戸時代の区画と、現在の住所表記の区画は一致していません)

この付近は、局沢川(堰き止められ千鳥ヶ淵となった川)の谷と
江戸開府前からある古道、甲州道を作るために埋めた谷などがあった事、
麹町が麹の産地で、麹作りのための室もあった事が確認されている事などから
湿気の多い場所だったと思われ、樹木の生い茂る屋敷も多かったようで
「番町皿屋敷」などの怪談が生まれるのも納得な雰囲気だったそうです。

明治以降、山田耕筰や瀧廉太郎、武者小路實篤、有島武郎といった文人や
山縣有朋、東郷平八郎などの政府要人が多く住み、大使館や皇族邸も建てられました。
(有島武郎邸は現在、三代目三遊亭圓歌師匠の自宅)

現在では、屈指の高級住宅街となって、芸能人や政治家も多く住んでいます。

また名門女子校が軒を連ねていて、江戸時代における番町の区域で言えば
白百合、嘉悦、三輪田、大妻、家政学院、千代田、女子学院、麹町、雙葉など
有名校が犇めき合っている、華やかな地域となっています。


(番町界隈)




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皇居のサクラ

2017年03月28日 | 東京のお散歩
皇居は、サクラの名所でもあります。





濠端や東御苑など、いろいろな場所に多種のサクラが植えられていて
春を順番に知らせてくれるのです。
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高戸橋

2017年03月27日 | 東京のお散歩
豊島区高田と新宿区戸塚を結ぶ、神田川に架かる橋が高戸橋です。
道路は明治通り(環状5号・都道305号線)、鉄道橋は都電荒川線のもので
都電沿線の中でも、有名な撮影スポットの一つになっています。




神田川のサクラが満開になる頃には、いつも以上に撮影者が増えます。






神田川は、高戸橋のすぐ上流で、落合で分水した高田馬場分水路と
支流の一つである妙正寺川の暗渠が合流します。

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銀座四丁目

2017年03月26日 | 東京のお散歩
24日から3日間、東京都交通局と雑誌Hanakoのイベントで
さよなら都電7000形イベントとして、かつての都電1系統の一部の
日本橋ー銀座間で、当時の都電の塗装を再現したラッピングの
都営バスが貸切扱いで運行されました。

どんどん変わってゆく銀座の風景の中で、やはり和光の時計台は
小さい頃から見慣れた景色で、安心するものです。

中央通り(銀座通り)を直進する都営バスの路線はありませんが
2020年に向けて、観光路線バスを定期運行してみるのも…と思ったものの
かつて運行していた銀ブラバスが8年足らずで廃止になっていることや
休日は歩行者天国になる事から、実現は難しいかもしれませんね。


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芝公園のスモモ

2017年03月25日 | 東京のお散歩
芝公園では、ソメイヨシノに先んじてスモモ(アカバスモモ:赤葉李)が満開になります。

区立公園の増上寺寄りと、芝生広場の南側で、可憐な花を咲かせています。



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アンズの花

2017年03月24日 | 東京のお散歩
サクラと同じ時期に花をつけるバラ科の樹の一つに、アンズがあります。

アンズといえば、信州・千曲市倉科地区のあんずの里が有名ですが
東京でも、アンズの花を楽しめる場所が数箇所あります。

亀戸中央公園、青山公園、蘆花恒春園や、杏林大学三鷹キャンパスで
この時期、アンズの花を観ることができます。



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桃の花

2017年03月23日 | 東京のお散歩
都内では、サクラが咲き始めていますが、モモの花も少しずつ開いてきています。






中野駅の南口には、江戸時代に幕府の御用桃園があったことに由来して
ハナモモがロータリーに植えられています。



ウメやサクラと同じくバラ科の樹木なので、見分けがつきにくいですが
モモは葉も出始めている品種が多いそうです。
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開花宣言

2017年03月22日 | 東京のお散歩
昨日、東京では全国に先駆けてソメイヨシノの開花宣言が発表されました。





靖国神社をはじめ、日比谷公園や上野公園、飛鳥山公園などは
これから多くの人で賑わいそうです。
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燃料電池バス

2017年03月21日 | 交通
今日から、燃料電池を使用して走行するバスが、都営バスで営業運転を始めました。

これは、燃料電池自動車の市販車としては、日本初だそうです。


車両はトヨタ製で、今後順次数を増やしていく計画とのこと。
2020年へ向けての、いろいろな取り組みが、目に見える形で
どんどん始まっています。

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聖路加ガーデン

2017年03月20日 | 東京のお散歩
聖路加ガーデンは、聖路加国際病院による聖路加ライフサイエンス構想を基にして
4年の工事期間を経て、病院の新病棟に遅れること2年の平成六年に、
病院に隣接する明石町に開業した複合高層ビルです。

聖路加国際大と聖路加国際病院といえば、元学長で病院長の
日野原重明先生(現在は名誉学長・名誉院長:105歳)が有名ですが
この聖路加ガーデンの計画においても、日野原氏の災害などに対する考えが
多く取り入れられていると言われています。

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2017年03月19日 | 東京のお散歩
都内のウメの花盛りは、あと数日といったところでしょうか。
品種によっては、まだまだ満開の樹もありますが
そろそろモモやサクラの時期になろうとしています。

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ヒガンザクラ

2017年03月18日 | 東京のお散歩
春の彼岸になり、ヒガンザクラの花が開き始めました。

東京では主に江戸彼岸、コヒガン、コシノヒガンを観ることができます。

江戸彼岸はソメイヨシノの原種の一つにもなっています。
コヒガンは高遠のさくらが有名で、高遠藩邸跡にあたる
新宿御苑などで観ることができます。

コヒガンとコシノヒガンは、江戸城本丸跡である皇居東御苑で
観ることができます。


コヒガンザクラ



皇居東御苑
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芝公園の銀世界

2017年03月17日 | 東京のお散歩
都立芝公園に、銀世界と名付けられた梅園があります。



この梅園は、もともと幕末の新宿角筈にあったもので
館林藩秋元家下屋敷の梅林でした。

屋敷跡は、その後東京瓦斯(東京ガス)所有となり、
その際に梅の樹は芝公園に移植されました。

現在でも、芝公園1号地では、東京タワーをバックに
銀世界の梅を楽しむことができます。


(銀世界のあった場所は現在のパークタワー周辺)



(銀世界の梅)
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