千川と谷端川

2014年02月28日 | 徒然

千川上水暗渠道

旧中山道は、石神井川と谷端川の二つの川の谷に挟まれた尾根状の台地を通っていて
その街道のそばには、千川上水が作られた。
この付近の地名「滝野川」は石神井川に由来するもので
江戸時代「瀧之川」や「瀧ノ川」と書かれた文献や絵図が多く残されている。
これは崖からの湧水が、多く滝となって流れていたことから名付けられたようで
他にも、その流れが轟く様から「音無川」と呼ばれることもある。


谷端川暗渠道

一方、谷端川は下流を「小石川」「礫川」と呼び、西池袋や池袋本町、堀之内界隈の一部の流れなどを集めて
後楽園あたりで神田川に流れていた川で
御茶ノ水界隈掘削以前は、そのまま日比谷入江に河口を持っていたと考えられている。

谷端川はJR板橋駅で三軒家の台地にぶつかるように右折していて
大水があった際は氾濫したようで、板橋駅東口の周辺は幕末まで湿地帯だったとする地図もある。

どちらも今は暗渠になって、下水幹線として使用されている。


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滝野川市場通り

2014年02月27日 | 徒然

市場通りは、現在CGCグループの「コモディイイダ(旧称飯田百貨店)」を中心に開けた
距離は短いものの賑わいのある商店街。

古くからある店も多いが
反面、無くなってしまった昔ながらの店もあった。

下町情緒のある商店街と地方都市の商店街の中間をゆく
そんなイメージの商店街である。
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滝野川さくら通り

2014年02月26日 | 徒然

板橋駅と明治通りを結ぶ道路は
桜並木となっていて
そのまま「さくら通り」と名付けられている。

ただ、古くから住む人には「バス通り」と呼ばれていて
35年ほど前まで都営バスと国際興業バスの共同運行で
常盤台教会と東京駅北口を結ぶ東52というバスが走っていた。

板橋駅前(西口)を出たバスは、赤羽線の踏切を越えて滝野川銀座通りを少し走ると
すぐに右折して千川上水の尾根を越えて
一気に谷端川の谷を下りて
「板橋駅東口」に停まる。

そこからしばらく走ると「市場通り」で、明治通りに出るところで「鎌倉橋」という
3つのバス停があった。

通り沿いはマンションも増えて、すでにここにバスが走っていたことを知る人も
少なくなってしまったが
あの頃は、色んなバス路線があって
ある意味では便利だった。
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三軒家の馬頭観音

2014年02月25日 | 徒然

旧千川上水の道と、旧中山道が最も接近する場所に
馬頭観音が鎮座している。

マンション建設などで、この20年ばかりでも数度の遷座はしているものの
祠そのものは以前の姿のままである。

馬頭観音は、行き倒れになった馬を捨て、供養する場所でもあり
これが上水の脇にあることは不自然だが
もともと近藤勇の処刑もしくは遺体を埋めた場所が
馬捨場だったという説もあり、そのような場所を忌んで
この地にうつってきた可能性もありそうだ。

近藤が埋められた場所は、いまでも残っていることから
おそらく刑場があった場所から移転させたと考えるのが自然かもしれない。

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滝野川銀座通りと三軒家

2014年02月24日 | 徒然

滝野川銀座通りは、旧中山道の堀割からJR板橋駅北側の「赤羽線旧仲仙道踏切」
までの区間に名付けられた商店街。
ここには3軒の種子屋があり、参勤交代の折などに諸国大名が江戸野菜の種子などを買い求めたそうです。

現在でも農林商は数件残っており
また江戸時代から続く3軒の家も子孫の方々がたくさん住まわれています。

踏切より江戸側に少し戻ったところに一里塚があったようで
その場所あたりが現在の北区と板橋区の区界となっています。
その境を決めるに当たっては明治時代にすこしもめたこともあるようです。

ちなみに、その一里塚が三軒家と板橋平尾宿の境だったようです。
平尾宿に入ってすぐの場所には、大久保大和こと近藤勇が処刑された刑場がありました。

かつては映画館もあったこの通りも
今は少し寂しい感じです。
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御代の台

2014年02月23日 | 徒然

古くからある商店街で
御代の台の坂と呼ばれる、滝野川八幡から続く坂道からの延長にあたる。

通称「仲通り」と呼ばれている道だが
果たして「御代の台」の由来についてはよくわからず
明治天皇に由来する説や、ヤマトタケルに由来する説などがあるようです。

いずれにしても、両側に谷を持った尾根状の台地なので
やんごとなきお方が遠くを見通すには
結構な場所だったのかもしれません。
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国道からの眺め

2014年02月22日 | 徒然
板橋駅からすこし北側で埼京線は国道の下をくぐります。

その国道から板橋駅方面の眺めです。



右側の高層マンションは、長いこと駐車場として使われていましたが
それ以前は国鉄の貨物ヤードで、D51やDD13といった機関車が
貨物の入れ替え作業をひっきりなしに行っていました。

昔はマンションなどなかったので
板橋駅のホームの両側の貨物専用線も見えて
EF15やEF65、DE10が止まっていました。
国道から見て右側が食糧倉庫、左側がセメント会社の貨物で
確か西口には小荷物取扱窓口もあったから
頻繁に貨物列車が出入りしていたと思われます。

左側にはマンションに隠されるように
サンシャイン60が見えていますが
もちろん昔は遮るものなどなく
ここからでもサンシャインのほぼ全身が見えました。

もう30年以上昔の話ですけどね…
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ガスタンクの思い出

2014年02月21日 | 徒然
国道17号線が埼京線をオーバーパスする場所に
東京ガスがあります。

昔、JRが国鉄で、埼京線が赤羽線だった頃
ここにガスタンクがありました。
基礎は石神井川の谷の低地にあるものの
その大きさから
広々とした国道の南側の台地からも
もちろん「そびえ立つ球体」がよく見えました。

今はガスタンクは撤去され、国道には首都高速という蓋もされ
面影は全く残っていません。


写真の右側にかつてタンクがありました
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滝野川狐塚

2014年02月20日 | 徒然
国道17号線沿いに、東京消防庁滝野川署三軒家出張所があります。
その横には小さな祠が鎮座しています。

もともとこの辺り、石神井川流域は台地上に古墳や貝塚、
谷の中腹には狐穴と呼ばれる横穴が多く
(隣の王子にも狐にまつわる話がありますね)
縄文時代から人々が生活を営んでいたようです。

中仙道を国道として、旧中仙道の北側に作った際に
それらの多くの塚を崩したようで、その直後から災禍が増えたため
ここに伏見稲荷を勧進してお祀りしたそうです。

国道である17号線と板橋駅近くを通る旧道を結ぶ道は
きつね塚商店街と呼ばれています。

火除けの神様でもあるお稲荷さんと、消防署が隣接している
ある意味最強の防火スポットです。

萌えない…


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石神井川の崖

2014年02月19日 | 徒然
今では水流も穏やかに見える石神井川も
古代には蛇行も激しい川だったようで
十条台と御代の台の間の谷は
急峻な崖に挟まれている。

その名残りはいまでも国道沿いに
たくさん遺されていて
交通の難所にもなっている。
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なぜウチに?

2014年02月18日 | 徒然

なぜかウチに北朝鮮のものらしき切手が…
多分、むかし切手を集めていた時に
どこからか手に入れたものだとは思いますが
このほかにもエクアドルとかソ連とかモンゴルの切手が
見つかりました。
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秋葉原の原点

2014年02月17日 | 徒然


秋葉原のガード下には、電気部品の店が
所狭しと並んでいる。

この光景も、残された時間は少ない。

トランジスタ、真空管、プラグ、カプラー、コード…
電気関連の部品で揃わないものはない
1個からでも手に入る
そんな貴重な場所も風前の灯。
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大雪で倒木

2014年02月16日 | 徒然
板橋駅前の桜が
今回の大雪で折れてしまったそうで
早朝からお役所が倒木を片付けに来たそうです。
(お巡りさん情報)

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アスカルゴ

2014年02月15日 | 徒然
飛鳥山の坂道は、歩いてもキツい。
そこで、平日は「アスカルゴ」という
飛鳥山を登り下りする
エレベーターのようなケーブルカーのような
のんびりした乗り物を使う。
乗車料金は無料。

都営の定期を失効してからは
もっぱら「アスカルガー」になってます。
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GODIVA!

2014年02月14日 | 徒然
ゴディバの2014年限定。
自分への病気のお見舞いですw

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