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秋天

2006年09月28日 | 草子
秋天的天空始終藍地晴朗

透明的風搖晃[イ門]做 大波斯菊的花

星期日[?冗]默猫做打睡

冬天到達之前安靜的一番時候

今天也太平靜地去

湾岸25時

2006年03月26日 | 草子
宝石をちりばめたような
街の灯りが少し淋しくなった頃
海からの風が火照った頬を撫ぜる

湾岸25時
今日の終わりはまだ来ない

遊びつかれた夜
酔い覚ましの珈琲は
昔から変わらない
大人への憧れの味だった

彼岸

2006年03月18日 | 草子
春のうららかな、そしてやわらかい陽だまりの中、
少しずつ色づき始めた桜のつぼみが、
そよ風にさざなむ川面に春をしらせる。
往き交う人々は、春の衣装と
さわやかなコロンの香りを身にまとい、
全身で季節を味わっている。
空にはいつしか、霞がかかり
そして湿った風と共に嵐を連れてくる。
春の嵐は、蕾みはじめた花々に生命を吹き込み
そして、嵐の後に、まさに極楽浄土の景色を描き出す。

2006年03月13日 | 草子
墨を磨る音。

それは心地よく躰全体に染みわたる。

読経やコーランの響き、

グレゴリオ聖歌の響きにも似た

安らかな磨り音。

かつての文人たちも

この音を愛したのだろうか。

季節の音に調和しながら、

そして白い紙の上に

大きな宇宙を描き出す。

お茶の水

2006年02月05日 | 草子
17年前
この街の中学に入った。
音楽という宇宙に惹きこまれ
恋をして
書と出会い
そして挫折をした。

この街を忘れかけていた頃
私はこの街に再び戻り
いつしかこの街の学校に就職した。

あの人に
離れるのが嫌と言われ
わざと遠回りして帰った日
湯島聖堂の桜のように
儚く散ってしまいそうな
そんなあの人の手を
離れて行かないように
しっかりと握って歩いた坂

そしていつか
ほろ酔いであるいた明神さんの帰り道

風の日に
ニコライ堂の献灯台の
今にも消えそうな灯を
一所懸命にその白い手で護ろうとした
そんなやさしいあの人は
もう私の隣にはいない



この街は
私の人生を全て知っている

海の哭く声

2005年11月30日 | 草子
おしえてください
今日 海はどんな色をしていますか
夜ごと あなたに連れ添う海
あなたは なにを想っているのでしょうか
無口な灰色  憂鬱な深い藍
心そぞろに さまようあなたは
どこへ向かっているのでしょうか

今夜は どんな夢をみるのでしょうか
もうあなたの夢の中には 私はいないのでしょうか
瞳を閉じることも出来ないほど苦しい夜
あなたの気持ちを待っていたのに あなたは来なかった

聴いて 海の哭く声を
傷ついているのに まだ醒めないの
誰かが嘆いている
それは私じゃない 私は冷静だから・・・
でも  涙はこぼれていく
涙が流れても 私は信じない

聴いて 海の哭く声を
この海の想いはとても深く
私は夜明けまで泣いている

手紙を書いて  それが最後の約束だから
私から離れていく気持ちを 気持ちをおしえてください・・・



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この詩は「アジアの歌姫」と呼ばれる台湾人歌手・張惠妹さんの曲
『聽海』を、詩の内容をあまり大きく変えないように
日本語に合う形で訳してみました。
詩を訳すのは難しいですね。
直訳として考えると間違えがあるかもしれませんが、
「歌詞」ということでお許しください。

うさぎ

2005年11月21日 | 草子
小春日和の陽だまり
透き通った青空に
やさしくつつんでくれる潮風

青い海は穏やかに白い波を立てて
それはまるで
白いうさぎが 飛び跳ねるよう

あのうさぎを追いかけて
どこまでも広い海を
ずっと見つめていたい