津軽稲荷神社

2016年09月30日 | 東京のお散歩
野見宿禰神社から北斎通りを東に進んで、大横川を渡るとすぐ
北側に津軽稲荷神社が鎮座しています。

ここは、かつて弘前藩津軽家の下屋敷があった場所で
屋敷神として祀られていた社祠をそのまま町会へ払い下げ
錦糸町の町会の氏神としたものです。

津軽家の江戸屋敷は、本所二ツ目(緑2丁目:野見宿禰神社)と
そのすぐ東に中屋敷、さらに大横川を渡って下屋敷、亀戸の抱え屋敷と
屋敷が並んでいました。

上屋敷はもともと神田小川町にありましたが、御家騒動の後に
屋敷替えとなり、当地へ移ってきたもの。

維新以降は下屋敷のあった場所に津軽家は居を構えていました。

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野見宿禰神社

2016年09月29日 | 東京のお散歩
両国国技館から東へ700mほど上った、北斎通りの南側に
相撲の始祖とされる野見宿禰を祀った野見宿禰神社が鎮座しています。

野見宿禰は、天穂日命の子孫で、12代出雲国造である鵜濡渟の子とされています。

垂仁天皇の命により當麻蹴速と角力をとるために都へ召喚され
その角力に勝ったことから當麻の地を与えられるとともに天皇に仕え、
のちに殉死に代わる埴輪の制を考えたことから土師臣の姓を賜ったとされています。

土師氏はのちに菅原姓に改めた家があり、そこから五条家に分かれたことから
五条家を野見宿禰の子孫として、相撲司家となりました。

野見宿禰神社は明治十七(1884)年に、初代高砂浦五郎によって
弘前藩津軽家上屋敷の跡地に創建されました。

現在の社殿は昭和二十八年に再建されたものです。
境内には常ノ花(31代横綱)が奉納した御手洗石や
歴代横綱の碑2基(1基は明石志賀之助から46代朝潮太郎まで、
もう1基が柏戸剛以降)がありますが、一般に参詣することはできず
外からみるだけとなってしまいます。

公益財団法人日本相撲協会が管理していますが、
前述のように野見宿禰が出雲国造の出であることから、
祭祀は出雲大社教東京分嗣の神職が執り行っているそうです。

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花やしき Beeタワーのあった景色

2016年09月28日 | 東京のお散歩
浅草で花やしき。
そのシンボル的存在でもあったBeeタワーは、昭和三十五年に
日本一の高さを誇る「人工衛星塔」として誕生しました。

昭和六十二年にBeeタワーと改名され、時代が平成、21世紀と変わっても
56年間、浅草六区のシンボルとして聳え立ってきました。

昨年来、営業を休止して点検整備を行っていたようですが
寄る年波にはかなわなず、解体が決定し先日、営業を終了しました。

間も無く解体がはじまり、浅草の風景がまたひとつ、歴史になります。


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銀座のはなし 銀ブラ

2016年09月27日 | 東京のお散歩
銀座の街をブラブラする銀ブラ。
その語源は、銀座の老舗喫茶店「カフェーパウリスタ」で
ブラジルコーヒーを飲むことという説もあります。

しかし、銀ブラという言葉で一番有名なのは
天皇陛下の皇太子時代に起こした「銀ブラ事件」でしょう。

高校時代、銀座に遊びに行きたかった殿下は、ご学友の橋本明氏にその事を相談。
千家崇彦氏を誘い、橋本氏が濱尾東宮侍従を騙して3人で銀座へ繰り出し
そのことがすぐにバレて、みんな仲良く怒られたという事件です。

銀座には、皇室それも将来天皇となる皇太子をも魅了する
そんなチカラがあるのです。



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銀座のはなし 朝ドラ

2016年09月26日 | 東京のお散歩
NHKの連続テレビ小説、通称「朝ドラ」。

現在オンエア中の「とと姉ちゃん」は、今週が最終週。
モデルとなっているのは、「暮しの手帖」の大橋鎮子女史。
劇中では小橋常子の「あなたの暮し出版」として描かれていますが
この「暮しの手帖」創業の地は、銀座西8丁目にあります。

土橋付近の「日吉ビル」(劇中では住吉ビル)の一角からスタートし
六本木に移転する昭和四十九年まで、本社として使われました。
(現在の本社は北新宿)

さて、来週からの朝ドラ「べっぴんさん」は、神戸が舞台ですが
ヒロインである坂東すみれは、ファミリアの創業者坂野惇子がモデルです。

ファミリアの本社は神戸にありますが、銀座ファミリアは
日本初の子供用品百貨店として知られ、皇室御用達
(現在の皇太子殿下が御着用になった)としても有名なブランドとなっています。

自分が小さい頃から馴染んでいた店などが舞台となるのは
ちょっと嬉しい気がします。



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ふくろ祭り

2016年09月25日 | 東京のお散歩
池袋の毎年恒例のふくろ祭りです。

今日は前半戦2日目、御輿の祭典。
来週はよさこいだそうです。

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下町の風景

2016年09月24日 | 東京のお散歩
東京の下町と言ったら、どこの風景を思い浮かべるでしょうか。

私は、谷中あたりと神田から日本橋界隈が、「下町らしい下町」だと思っています。



歴史的、叙情的、地勢的にみても「下町」という言葉が合う
そんな街がたくさん残されているのも、東京の魅力の一つでもあります。
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築地のこと

2016年09月23日 | 東京のお散歩
移転問題で揺れている築地市場。

政治的なことはよくわかりませんが
「今朝、築地から仕入れたネタです」

「今朝、豊洲から仕入れたネタです」
じゃ、イメージ的にね…。

実際に移転が行われて、何年もすれば慣れるんでしょうか。

政治、オリンピック準備、漁業・卸業各方面の思惑以上に
魚好きの「感情」も、移転問題に影響しているのです。

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国立代々木競技場

2016年09月22日 | 東京のお散歩
昭和三十九年(1964)の東京オリンピックに向けて建てられた
丹下健三氏の設計による室内競技場。

内部に柱を持たない吊り構造の屋根を持ち、油圧ダンパーによって
台風などの強風や地震などの揺れに備えた制震構造になっています。

昨日、安藤忠雄氏や隈研吾氏ら、日本の著名な建築家35人が
この競技場の世界文化遺産への登録を目指して
「代々木室内競技場を世界遺産にする会」を発足させました。



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彼岸

2016年09月21日 | 徒然
秋の彼岸です。

昔から言うように「暑さ寒さも」の通り
めっきり涼しくなってきました。

撮影にはいい気候ですが、悪天候続きの毎日。
撮影済データの整理などすればいいのでしょうが
大相撲秋場所が気になって、それどころではありません。

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秋葉原神社

2016年09月20日 | 東京のお散歩
今年、平安教団の別宮として造営された秋葉原神社。

天照弥勒大神(天照大神と弥勒菩薩が融合した神)を主祭神とし
芸の神である天宇受売命と商売繁盛の神である宇迦之御霊神を配した
サブカルの聖地ならではの新しいカタチの神社です。

参拝方法は、日本古来の神道に準じていますが
フィギュア供養や巫女と記念写真が撮れる御籤など
ちょっと変わっていて、「そういうもの」と思えば
面白い場所かと思います。


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数寄屋橋の風景

2016年09月19日 | 東京のお散歩
西銀座・数寄屋橋。

映画「君の名は」の舞台でもある橋は
高速道路が作られた際に撤去されましたが
この交差点付近は、時代とともに
どんどん変化をしてきました。

私の記憶にある一番古い変化は、
日劇が取り壊されマリオンになったこと。

爾来、時に細かく、時に大きく変わってきました。
ここ数年では、ニュートーキョーの取り壊し。
東芝ビルが改築され東急プラザになり
近い将来にはソニービルも無くなってしまいます。

昔を懐かしんで、感傷的になる人もいますが
この街は常に新しいものを発信し続ける街でもあって
つまりは街の姿も変わってゆくもの。

見慣れた景色が変わるのは少し悲しくても
すぐ新しい風景に慣れてしまうのも
この街を愛する人間の姿でもあるのです。

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神輿を迎える最後の駅舎風景

2016年09月18日 | 徒然
駅改良工事で、これから数年かけて東口(滝野川口)バリアフリー化、駅ビル竣工、
西口(板橋口)改良工事と、姿を変えてゆくJR板橋駅の風景。

長年見慣れた現在の姿に、神輿渡御の光景はこれが最後でしょうか。







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こち亀

2016年09月17日 | 徒然
こち亀、終わってしまいました。

でも、亀有のどこかで、これからも両津勘吉は生き続けていくのでしょう。

隣町の柴又に、いつまでも車寅次郎が生き続けているように。




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祭礼

2016年09月16日 | 徒然
地元の祭りが始まりました。

祭礼音頭大会から始まり、御神酒所開設、宵祭り、神輿渡御と
4日間祭り漬けです。

その分、祭りのあとのさみしさが増しますが
それは翌年の祭りへの序章になるのです。

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