男体山(古くは二荒山と呼ばれた)、女峯山、太郎山の日光三山を御神体とし、それぞれ大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の神奈備とする二荒山神社。



二荒(ふたら)は、「にっこう」の地名語源とも言われ、男体山と女峯山の2火山を指す説、観音菩薩が住むと言われる補陀洛の転訛とする説、アイヌ語で熊笹を指すフトラからの転訛とする説などがあり
今の所、これといった決定的な由来は確定していません。
神社としての創建は、日光を開山した勝道上人が神護景雲元年(767)に、男体山を祀る祠を建てたことに始まると言われていますが、考古遺物の検証により、古代8はすでに信仰の対象として、当地周辺で祭祀が行われていたことが判明しています。


