永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

言葉と活字。

2008-10-31 19:00:39 | 日記・エッセイ・コラム
このところ気ぜわしい日が続いていて10日ほど本を読んでいない。活字を読まないからストレスが溜まっている。落ち着かない気持ちを停止させてトイレに本を持込んで読む。トイレは自分にとっていちばん自然な場所。別に用をすませるわけではない。ひとりになれる場所。便器に腰かけて文庫本を読む。「三島由紀夫対談集・源泉の感情」を広げる。対談集だから生の声を活字に変換しているので、言葉が生で伝わってくるからおもしろい。ディベートのやりとりもおもしろい。三島らしく伝統・エロチシズム・美・歌舞伎・憲法等々、テーマが幅広く言葉を活字でたのしめる。まさしく本のタイトル通り物事の源泉に迫り対話する人と人の感情のキャッチボールだ。