永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

はやりを見る目の感覚。

2008-10-10 21:44:34 | 日記・エッセイ・コラム
ファッションなるもの。街を歩いていて通りの人のかたちを嫌がおうにも見てしまう。女性はいわゆるパンツファッションなるものをアピールしている姿がこの何年か見せつけられる。お尻から太もも足のラインを強調しているパンツ。ハイヒールのかかとをカッカツと鳴らしながら、今にもこけそうに背中は前かがみにカマキリ虫よろしく、颯爽と。ではない、個性のない誰でも同じ姿で歩いている。そして、胸(いわゆるオッパイ)を強調している姿に昔堅気のオッサンには目のやり場に困る。堂々と胸の谷間を強調している人もいる。男性は、特に若い会社員は身体のラインにペタッとしたスーツだ。昔はやったマンボズボンを思わせる細いパンツに先の尖った革靴。今はあまりトラッドな格好は目にしなくなった。女性は男性化。男性は女性化。これも昔の言葉で言えばユニセックス。流行は時代がつくるというが、あまりそのようには感じない。歩く姿を見ていると、どの人も同じ人に見えて仕方がない。これは僕が歳を取ったせいだと世間では言うかもしれない。