永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

玄関上がり口にあった電話。

2008-02-25 21:05:46 | 日記・エッセイ・コラム
今は携帯電話がコンピュータを兼ねてコミュニケーションの必須ツールになっていますが、その昔なぜか電話は玄関の上がり口に置いてありましたよね。なぜなのか、筆者は今もって解りません。冬の寒い時など震えながら長電話。今考えたら不思議でなりません。でも、ジーッ、ジーッとダイヤルを回す期待感と数字の間の時間。こもったような音の響き。これこそアナログの極致です。固定電話が光り電話なるものに代わりつつある今、光りがどうやって声になるのかわたくしには解りませんが。どうでもいいことですけどね。長電話をかけていると親が「もったいない10円が出ていく」なんて怒られていました。そうそう、「恋の長電話」という歌がありましたよね。写真の黒電話は僕のコレクションです。光りにしなかったら今でも使えます。そうそう、カメラのコマーシャルで「わたしにも写せます!」というのがありましたね。扇千景さんがパッチリした目で、少し八重歯ぽっい口もとで決めていましたね。Rimg0034_2



思いでの色は。

2008-02-25 18:26:56 | インポート
いとさんご来館ありがとうございます。今、音までデジタル化してしまって、あまりにもキレイキレイなつくられた音が何だか音のイメージに膨らみがないですよね。子どものころ、ラジオやテレビ、レコードで聴いた音はイメージでしっかり憶えていて、なぜか色がついているような気さえします。僕は決して懐古趣味ではないのですが、思い出は大切にしたいと思います。