凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

相方に「どうせ書くんでしょ」と言われた。

2009年10月30日 | テレビドラマ
えー、本日二つ目のネタでございます。

タイトルは、・・・・まぁ、鑑賞後、うちの相方が言った言葉。
ぶっちゃけ、観ている間、そーとー文句言ってましたんで、呆れられた、つうのが・・・・ホントのところ。

てなワケで、今期のフジ・月9ドラマ「東京DOGS」。

出演:小栗旬・水嶋ヒロ・吉高由里子・「めぐる」に出てきた「ユウキ」君、三浦友和・大塚寧々・東幹久・志賀連太郎・田中好子・・・
第一回ゲスト:成宮寛貴
第二回ゲスト:杉本哲太

えー、ゴーカつうか、このメンツでやる意味がイマイチ解りません。
いろんなドラマでいろんな役をやってきた人たちの良いトコ取りをしたかったのでしょうか?・・・・それにしても、役者達の遣り取り以外・・・・ぶっちゃけ、観るトコロ、なし。

最初から酷評だなぁ。

いや、正直、「本格刑事ドラマ」的な盛り上げ方で始めてましたんでね、それなりのものかと思ってたんですよ。・・・・それが、・・・・

中途半端な「あぶない刑事」?
今風「トミーとマツ」?
いけてない「マイアミ・バイス」?

なんて表現して良いかわかりません。

多分、堅物なのに日本的常識と情緒がない小栗君と、元暴走族総長なのに情にモロく詰めの甘い水嶋君の「軽妙っぽい遣り取り」を売りに、「父の仇を追う」という重ーい話と、それに繋がる記憶喪失の吉高ちゃんの話をうまーく料理しようと思っているんでしょうが・・・・。

ともかく演出やら脚本にツッコミどころが多過ぎて、せっかくのキャストが台無し・・・・
と、かーなーり、キビシイことを言わせていただきますよ、あえて。

だって、第一話で成宮君が追い詰められて自害するシーン。
・・・・「相手が拳銃を持っている」場合を想定して、「まず、足元にニ発撃つアメリカ式鉄則」を偉そうに説教する小栗君。
二人で銃構えているのに、なぜ成宮君の脚を撃たない?
・・・撃ってれば生きたまま捕まえられたのに。
って、理由は一つ。
「お話がまとまらないから」です。
それから第二話。
杉本さんを狙撃した二人組が持っていた銃。
街中とはいえ、8インチロングバレルの拳銃。
・・・・明らかに素人が20メートル離れて当てられる銃とは思えません。
でも、そういう演出にした理由。
「次のシーンにつながらないから」。

なんだかなぁ。
もうちょっと・・・・というか、かなり勉強してこい。
特に銃器の扱い・種別・内容に関しては、「馬鹿にしてるのか」ぐらいテキトー。
警察の捜査についても「良い子が本気にしたらどーすんだ」ぐらい、嘘っぱち。

いや、ドラマですから、嘘でもいいんですけどね。
バレにくい嘘なら。

バレバレやんか。

いまどき、「密輸」でコルト357パイソン(リボルバー)なんて使い難い銃を手に入れるか?
引き金が硬過ぎるのと、衝撃がデカイがゆえに、シングルハンドじゃ狙って撃てない代物だって聞いたことあるぞ。
(昔「コンバットマガジン」で仕入れた知識です、念のため)

「高いところから狙撃が定石」言うなら8インチリボルバーじゃなくて、ライフルだろ。ちゃんと狙うなら誰が考えても出てくる答えやっちゅうねん。

大体が「カチコミ」にいきなり銃出して「動くな」なんつう警察官はいません。
撃たないし。
大体、常に銃を携帯したりしません。その段階でクビです。

・・・・「アメリカン」なドラマにしたいのか、かっこ良く見せたいのか、ともかくその方向性は良く解りませんが、・・・・つうか、何目指したいんだか、ホントにわからん。

なんか、すごく勿体ない。
それしか言いようがない。

てなわけで、次見るかどうか・・・・観る気はしますが、都度文句言ってそうな気がします。






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