凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

久々に、「俺に質問するな」。

2011年04月22日 | 映画
えー、久々に更新。

んで、「また仮面ライダーかよ」と言われれば、・・・
そうです、
「また仮面ライダー」
です。

てなわけで、今回。

「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」
…今回は所謂、Vシネマ。

監督:坂本浩一
脚本:長谷川圭一
出演:木ノ本嶺浩 山本ひかる 滝 裕可里 
   なだぎ武 中川真吾 長澤奈央 山野史人 山本康平
   田中 実 俊藤光利
   桐山 蓮 菅田将暉


昨年8月に、大好評のうち終了した「仮面ライダーW」。
そして、昨年末の「MOVIE大戦CORE」を経て、その「続編」となります。
…まぁ、所謂「スピンオフ映画」ですが、内容的には、完全に「COREその後の事件」。


風都で、スリ達が立て続けに殺害される事件が発生。
風都署「超常犯罪捜査課」課長・照井は、そんな中、集団スリの現場を押さえる。
が、逃亡する犯人達は、ドーパントと思わしき集団に襲われ、次々と殺害される。
この事件を受け、超常犯罪捜査課と集団スリ特別捜査班が合同捜査を行うこととなる。
謎の連続殺人…次のターゲットとなるのは、昨夜の殺人現場から逃れた女スリ・「葵」。

彼女を保護する目的で追う照井。
しかし、その前に、またもドーパント集団が…。
そして、事件の真犯人であるコマンダードーパントに追い詰められた照井と葵。
二人の前で、照井の部下・刃野が凶弾に倒れ、そして、照井は「狙撃犯」に仕立て上げられてしまう…。


とまあ、こんな感じの出だし。

つうか、ストーリーとしては、それこそ「ノンストップアクション映画」のテイスト。
子供さんからお爺ちゃん・お婆ちゃんまで…といういつもの「ノリ」よりも、
それこそ「本格的刑事ドラマ」の勢いであります。

監督・坂本浩一氏によりますと、「Wの2号ライダーとしての『アクセル』ではなく、『仮面ライダーアクセル』というアクションドラマを」とのこと。
その意気込みは、非常によく伝わる作品となっております。


昭和デカ・照井竜を襲う、敵・疑惑・謎・タイムリミット、そして離婚の危機。

まー、なかなかノンストップ。
まるでダイハード。

その中で、「常に真っすぐ」「常に振り切る」照井のキャラクターを、木ノ本君がまさに「身体を張って」熱演しております。

ホントね、これ、
「劇場で公開してもいいんじゃねぇの」ぐらいの出来の良さ。
ぶっちゃけ、「CORE」オーズ編に比べたら、雲泥の差ですわ。

今回、どっちかと言えば2号ライダーはWコンビの方ですが、この使い方もなかなかさりげなくて良い。
「おまけ」ではなく、「仲間」として、きっちりワキを固める。

また、結婚しても相変わらず「暴走」する亜樹子所長。その暴れっぷりも健在…
つうか、亜樹子の「暴走」が、ある意味ストーリーを上手く展開させていきます。

しかして、今回最も活躍しているのは、もしかしたら「刃さん」かも。
いやぁ、…すばらしいぞ、なだぎ武。

てなわけで、殆どネタバレで申し訳ございませんが、
ともかく、上質なエンターテイメントに仕上がっております。

ぶっちゃけ、大人向け。



「仮面ライダーW RETURNS」としては、第二弾「エターナル」が7月に発売予定。
これは劇場版「運命のガイアメモリ」の直前に起きた「NEVERの戦い」を描いた作品のようですが、
製作陣は今回の「アクセル」とほぼ同じ模様。
…プレビュー観る限り、こちらもかなり期待できます。


つうか、これを機に、「W」、コンスタントに作ってくんないかな。
幾らでも話、作れそうだし。








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