凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

♪まぁるでぇ~とうめいにぃ~なったぁ~みぃたいぃぃぃ。

2006年01月22日 | アニメ
♪ぜぇんぶぅ~じぶんをぉぉぉ~すりぬけぇぇぇてぇぇぇゆくぅぅぅ・・・・

止まれっての。

えー、てなわけで、何だかんだで毎週観ておりましたが、ついに・・・・つうか、何故かこの時期に最終回だった、

「仮面ライダー響鬼」。


なんかなぁ・・・・。

前の時間に放送している「マジレンジャー」は、まだ一ヶ月は続くみたいじゃないですか。
・・・・なんかなぁ。
ココまで来て、「打ち切り」じゃあるまいなぁ。
しかして、年末から「次の仮面ライダー」が控えている風だったしなぁ。
3話分くらい、カットされたかなぁ。


とまぁ、そんな気がしないでもない「唐突な最終回」ですが、ワタシとしましては、内容的にキライではありません。
えー、最終回前はそれこそ「クライマックス風に盛り上がる一大イベント状態」だったのですが、・・・・そこを一気に「オープニング→CM明け」とともにすっ飛ばしてしまう「潔さ」が好きですね。

もー、思いっきり唐突に、「1年後」。

・・・・ある意味、「特撮ヒーロー番組にあるまじき演出」。
こらー、絶対子供には通じないよなぁ。
だって、その前のシーンは「沢山のモンスターに囲まれて、絶体絶命の中、闘うライダー(?)達」だったんですから。
それがね、最終回始まった途端に、「1年後の日常生活」です。
・・・・

ある意味、「思いっきり」過ぎだ。

根本的に、「ヒーロー物ってのは、『悪の大首領を決死の覚悟で倒して』終わり」なはずなんですが、そもそもこの作品、そういう作りになってない。
つうか、『悪の大首領』とか、いない。
謎の人物つうか、謎のカップルは出てきますが、これが「絶対悪」って訳でもないし、完全に敵対しているわけでもない。

つうか、この物語、

そもそも、「ヒーロー物として見ること自体が間違い」な作品。

別に「カッコ良く敵を倒す」とか、「戦いに勝つ」とか、「正義の為」なんつうことを描きたいわけでもなんでないんだよ、つうことを、如実に表すような始まり方でありました。


つうか、オープニングの解説をしてどーすんだ、俺。

でもね、ある意味「思ったとおりの内容に、思ったとおりの演出」でしたんで、正直、ホッ、としておりますわ、ワタクシ。

結局のところ、第一話で仮面ライダー(=細川茂樹さん)が、気は優しいんだけど、どっか心もとないよーな少年・明日夢君と出会って、ふつーに意気投合したところから、物語の流れってのは、「少年が強く成長してゆく話」でありまして、別に「強さ」とか「カッコよさ」ってのはどーでもいいわけです。

要するに、「働くお父さんと、その背中を見て育つ息子」みたいなもんですな。


物語の最後に、”主人公”の明日夢君は、響鬼さんに言います。「僕は鬼になりません」。
それに応えて、響鬼さんも言いますな、「鬼にならなくても、お前は俺の弟子だ」と。

・・・・これって、「父と息子」の会話そのものではないですか。

ワタシ個人としましては、「仮面ライダー」でこういう骨太なテーマを扱う、つうこと自体、良いと思いますよ、ホント。

ただ、「子供が観て何を感じるか」・・・・なんですけどね。


仮面ライダー響鬼



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