凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

京都と江戸。

2010年05月04日 | アニメ
えー、GWだそうです。
基本的にワタクシ、一般的な休みとは無関係でして、大体が仕事なんですけど、…
今回は急遽、…つうか、流れ的に2日ほど休みになりました。
つうか、…

むしろ、こういう時期に休みになってもね、やることがない。

なんだか「普段出来ないことをやろう」としたら…

「夜寝ること」でした。
(普段は夜間仕事なもんで)

てなわけで、今晩は仕事でございます。

それはともかく。

今回のネタ。

ノイタミナ

「アヤカシ」や「墓場鬼太郎」、「のだめカンタービレアニメ版」などを放送していたフジテレビ深夜枠のアニメーションが、四月より二本立て計1時間枠に拡大。

で、一本目が、

四畳半神話大系

製作:マッドハウス
原作:森沢登美彦さん
主題歌:「迷子犬と雨のビート」アジアンカンフージェネレーション

…で、他の情報はなし。

京都大学三回生の「私」。
「華やかな大学生活」を夢に描いて、新入学時に選んだサークル。
現実にぶつかって卑屈になった時に現れた、「他人の不幸で三度の飯が食える」男・小津。
小津とともに「愚行」を繰り返す「私」にとっての、「一条の光」であるサークルの後輩・明石さん。
「私」のアパートに二階に住む謎の住人・樋口師匠。

二回が放送されましたが…
要するに、「ひたすら同じことが繰り返される」だけのストーリー。
「私」が身の丈に合わない夢を見、卑小な挫折に膝をついた時に小津が現れて悪魔の誘い。
それに乗っかって、どんどん「卑屈」になってゆき、気がつけば三回生。
いや、このままではイカン、と思った時に、道端で「いかにもな怪しいオーラを放つ占い婆」に「好機を逃すと一生後悔する」と言われ、そんな時に「明石さんとの約束」を思い出す。
そして、「これが最後」と思って、「最大の愚行」に走るも…
「ああ、あの時、もし選択が違ったら…」
そしてまた時間は巻き戻される。

そんな話。

…えー、これって、要するに、
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
ですよね、押井守監督の。

内容にしても、白黒チックな画風にしても、ひたすら「長セリフ」で理屈っぽくそしてなったく無意味なことが語られる演出など、まるっきり…
初期の押井作品。

なんだかなぁ。

同じことやっても、ねぇ。

「そういうのが作りたい」じゃなくて、「その人の作品を超える」とかね。

大体が、押井さんが観たらなんていうか。
「小さい」とかね。

面白いとか、出来が云々以前。


そして2本目。

さらい屋五葉

原作:オノ・ナツメさん
監督:望月智充
製作:マングローブ

オノ・ナツメさんの作品については、確か昔に「ダンツァ」かなんかについて書いたような…
いやぁ、とっても独特な作風な方であります。
まるで「外国の4コマやイラストのような3頭身キャラ」。
それでいて、内容は情感漂う、というか…とても深い。
「なぜ、この画でこの話?」みたいなギャップのある方。

で、この「さらい屋」…舞台は江戸。
そして、キャラは…普通の頭身。…3頭身ではなく。
単行本としてはすでに7巻刊行されておりまして、「ちょっと気になって」いたんですがね、…
どうにも、こんだけ出ちゃうと、「読んでみよう」てぇのに気が引けちゃう。
こーやって読み損ねている作品、結構あります。

で、そんな矢先にアニメ化。

「じゃあ観てみよう」てんで。

これまで3回が放送されてます。

時代は江戸。
剣の腕は確かながら、生来の「上がり症」と「引っ込み思案」が災いして、藩から「暇」をだされた浪人・政之助。
江戸に「自分磨き」に出たが、その性格と「ほんのちょっとの矜持」のせいで、仕事すらなく、日々の食事にすら困る始末。
そんな矢先、不思議な風情の優男・弥一に、「用心棒」を依頼される。
ワケもわからぬまま、一宿一飯の恩義もあって仕事することとなるが、その仕事とは、「かどわかし(誘拐)」の片棒担ぎであった。


物語は、誘拐組織「さらい屋五葉」の面々の「わけあり」さ加減を描きながら、ひたすら人の良い政之助の困惑と、飄々としていてそうでもない弥一の過去を絡ませて進んでいく…
ようであります。

まぁ、何とも「らしい」というか、地味、というか。

まぁ、ワタシの「ツボ」ではありますが…
何とも今の段階では評価しづらい作品でもある。


いずれにせよ、暫く付き合ってみようか、と思いますが、

残念ながら相方の一言は、
「わけわからん」
でした。












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