凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

たまには本業(?)に近いことを・・・・。

2006年05月16日 | 本・漫画
「今更」って気もするし、そんなに「新しい」ものでもないし、まぁ、「紹介」ってな書き方をすれば、「そんなの知ってるわい」言われる方のほうが、圧倒的に多い気がするんですよ、特に「競馬」やられる方の中では。

では、何で?

たまたま「文庫版」の最終巻(14巻)がパソコンの近くにあって、「ほうー」なんて思いつつ手に取って・・・・読んじゃったから。

そんだけです、理由は。

てなわけで今回、

「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」 ゆうきまさみ

これが「競馬のバイブル」となっている若い競馬ファンなんかもいるでしょう。
もしくは「みどりのマキバオー」とかね。
または「ダービージョッキー」とか。はたまた「優駿の門」とか、「風のシルフィード」とか。

でもね、ぜーんぶ、マンガですし、フィクションなんですよ。

競馬界ってな、正直「賭場の感覚」から成り立ってるところは依然としてあるわけで。
(なんて、知ったようなこと言ってますが、ワタシだって部外者)

キレイだったりカッコよかったりするばっかりじゃあない。
まぁ、どんな世界でもそーですが、「表」も「裏」もありますがな。

ただ、逆に言えば、「そんなことを知っていたところで、自分たちが感じる『感動』とか『喜び』とか、『悔しさ』とかって、変わるもんなのか?」って、そーいうわけじゃない。
むしろ、純粋に楽しむなら、「裏話」なんざドーデもいいわけです、いちファンとしては。

・・・・ということを踏まえていいますと。

このマンガを読んでから今の「道営」の危機について考えますと、本気で北海道に行きたくなりますよ、マジで。
それが「人情」ってモンです。


「え?!じゃあ、『渡会牧場』もヤバイのかぁーーーー」なんつって。
「『コスモバルク海外GI制覇』?!・・・・えらいぞバルクぅーーー」とかね。

ほんと、そんな感じです。

え?・・・・「いいから作品紹介シレ?」
・・・・いや、だから、検索リンク付けときますから、
ゆうきまさみ←ここ、ポチって、してくださいな。


なに?・・・・「手抜きじゃねぇか」って?
いや、そんなことないですよ、ホント。
ただ、ワタシの伝え方じゃ、多分、そーと偏っちゃうと思うだけで。

いっこだけ言いますと。
ワタシの知る限り、「ジョッキー」とか「滅法強い馬」を主役にしたスポ根的マンガなんてな、競馬じゃいっくらでもあるんです。
でもね、そーゆーマンガって、ぜーんぶ、「競馬じゃなくってもいい」話なんですね、ホントは。
しかして、このマンガ、「馬を作る」「馬を育てる」側の、ホントに「こっから競馬が始まるのよ」という立場の人達の、ごくごく日常的な生活を描いてまして、それこそ某国営放送の朝の連ドラよりも「それらしい」世界が描かれております。


ほんとねぇ、「北海道行きたいーーーー」まで言わないまでも、例えば競馬場のパドックで馬を牽いている厩務員さんの姿ですとか、勝った馬の「口取り式」なんか観ますとね、ほのぼのとしてきますよ、この作品読んだ後は。

単純に、「良かったねぇ」っていう、和やかな気持ちです。

ほんとはそーゆーのが大事なんですよ、あの世界。



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